【ソウル18日聯合】防衛事業庁は18日、海軍の次期護衛艦(FFX)の建造など、
韓国軍の主要戦力投資に関する2015年までの事業計画書を打ち出した。
計画書によると、国内初の蔚山−1級護衛艦(FF)に替え、
2300トン級のFFXを2015年まで1兆7033億ウォンを投じ国内技術で建造する。
軍関係者は合計6隻になると見込む。ことし7月に基本設計に着手し、2011年11月までに先導艦を建造する計画。
対空誘導弾と3次元レーダーを装着するFFXは、既存のFFに比べ対空攻撃と防衛能力に優れ、
対潜水艦ヘリコプターも搭載するなど、多彩な海上作戦を可能にする。
また、2014年までに済州道に海上機動戦闘戦団を収容できる埠頭(ふとう)や
指揮・支援施設を建設する計画も明らかになった。
空軍のナイキ対空ミサイルの代替戦力として検討されているパトリオットミサイルの導入については、
来月から11月までドイツに調査団を派遣し、覚書を締結する方針だという。
韓国軍のデジタル戦術通信体系(SPIDER)を代替する戦術総合情報通信体系(TICN)は、
2012年まで1529億ウォンをかけて開発する。空軍の電子戦訓練装備も国内での開発を計画している。
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