【ニュース】 旧日本軍毒ガス戦の新資料発見 (本スレ653?)
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/korea/1146921039/653 日中戦争の際に旧日本軍が作成した毒ガス戦に関する新たな資料が多数見つかりました。
このうち旧満州における関東軍化学部の資料については初めての発見で、現在も中国各地
に残されたままの毒ガス弾の実体把握の上で貴重な資料となりそうです。
新たに発見されたのは、旧満州・チチハルに駐在していた旧関東軍化学部・516部隊
などの資料で、その多くが「極秘」「用済後焼却扱い」とされています。
1000ページ以上にわたる資料には、旧ソ連との交戦を想定した毒ガス戦の演習計画や、
対人毒ガス効果のデータなどが詳細に記されています。また、旧関東軍化学部が毒ガス使用
マニュアルを作成し、各部隊の指導にあたっていたことも明らかになりました。
「今回初めて516部隊そのものが作成した資料が多数見つかったと」
(慶応大学 松村高夫 教授『社会史』)
中国には今も、旧日本軍が残した60万発以上の毒ガス弾が眠っており、被害も相次いで
います。日本政府には国際条約に基づく毒ガス弾の廃棄が義務付けられていますが、実態把
握さえ難しいのが現状です。
「旧満州・東北三省での化学戦の実態を明らかにする手がかりが得られた」(松村高夫 教授)
今回発見された資料には、来日中の中国の毒ガス研究者も注目しています。
「毒ガス問題は、ぜひ中国と日本の学者が一緒に研究しなければならないですね」
(中国社会科学院 歩平 近代史研究所長)
毒ガス弾を巡っては、製造した日本国内でも、今も各地で被害が発生しており、日中双方で
残る毒ガス弾の実態解明がさらに求められています。
(19日16:47)
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3293106.html