米国の若者でイラクがどこにあるか分かっているのは37%だけ−。
全米地理協会(本部・ワシントン)が2日発表した調査でこんな結果が出た。
この調査は18歳から24歳までの510人を対象にして行われた。
国名が書かれていない中東の地図を示して、イラク、サウジアラビア、
イスラエル、イランの4カ国の位置を答えさせる質問に対して、
4カ国とも正しく答えたのはわずか14%。44%は1カ国も正解がなかった。
戦争開始から3年たった今でも米国のメディアではイラク関連の
ニュースが多い。しかし全体の16%はこの国の位置を「分からない」と
最初からあきらめていた。またやはり米軍の駐留が続くアフガニスタンの
位置が分からなかった青年は88%に上った。
アジアで中国の位置を正確に答えられたのは69%、
インドは53%だったのに対して、日本は18%だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060503-00000024-jij-int