【マンガ嫌韓流】 韓国批判書籍総合スレ 第110刷

このエントリーをはてなブックマークに追加
955早稲田の論客 ◆3zWaseda2A
第三話 在日コリアンへの誤解と偏見の増幅を斬る! 朴 一

「マンガ嫌韓流」第三話では、在日コリアンの歴史や在日問題が取り上げられている。
筆者は結びで登場人物の一人に「在日問題をタブー扱いしてはいけない! 我々はもっと在日について学ぶべきなんだ!!」(97ページ)と語らせているが、全く同感である。
 このマンガがそうした思いで書かれていることについては評価したい。
しかし、残念ながら、この漫画を読んで、在日コリアンの歴史や在日問題について、正しい理解が得られるとは思えない。
 否むしろ、この漫画は、在日コリアンに関する誤解や極めて偏った情報を読者にばらまいており、在日コリアンに対する偏見や差別を助長する危険性をもっている。
 以下、第三話における歴史記述の誤りや問題点を指摘してみたい。 

・裏切られたのはどちらか
 筆者は、第三話の冒頭で「知韓派」と言われる登場人物、末行隆平に
 「一部の在日らによって・・・事実が歪曲されてしまっている。取り返しのつかなくなる前に日本人は在日について知っておかなければならない。
  取り返しのつかなくなる前に日本人は在日について知っておかなければならない」(80ページ)と言わせている。事実を歪曲しているのは、果たしてどちらだろうか。
 まず、登場人物、末行隆平の冒頭の説明には、つぎのような発言がある。
 「当時(日本の敗戦後)日本国籍だった朝鮮人も敗戦国となった日本を裏切り戦勝国民と偽って暴れ出したんだ」(81ページ)

 どうして、日本の植民地支配から解放された朝鮮人から「戦勝国民」と名乗ることが、日本を「裏切る」ことになるのだろうか。
 もしかしたら、作者は、植民地の時代には日本に協力的だった朝鮮人が、戦争に負けると手のひらを返すように、
 「戦勝国民」の側に立って日本を攻撃するような姿勢をとったことを「裏切り」を批判しているのかもしれない。
(続く)