▼質問=千葉市の山崎恒吉さん(不動産業・71歳)から。
六月四日、テレビ朝日の「ニュースステーション」で、麻生太郎氏の創氏改名発言を否定的に取り上げて
いました。また、「誇り高い朝鮮人が自ら日本名に変えるはずが無い」との朝鮮人らしき人の談話も伝えて
いました。
戦前の洪陸軍中将の存在など強制の印象はありえません。創氏改名が強制であることを示す法律などが
存在していたのでしょうか。創氏改名のため手数料を徴収した証拠はあるやに聞いております(八月号)。
▽回答=一宮市の伊藤達彦さん(元高校教諭・63歳)から。
創氏改名というのは日本政府の強制ではなく、あくまで自発的なことです。だから、公式書類もみな「創氏
改名願い」となっています。しかも、重要なことは、コリアの人たちは従来の“姓”を捨てたわけではありません。
コリアにはなかった“氏”つまり日本風の名字を創り、日本風の名前に変える自由を与えたということです。
だから、彼らの戸籍には氏も姓も両方とも記載されていました。
日本が彼らに改名を強いたことはないのです。朝鮮併合においては、朝鮮人にも等しく日本国籍が与え
られました。日本が朝鮮を併合した初期のころは、やはり半島の各地で抵抗運動、反日運動が起きました。
これはむしろ当然の反応です。
だが、その反日運動も満州事変の前後から急速に減っていきます。これは決して朝鮮総督府が弾圧した
からではありません。むしろ朝鮮総督府の政策は緩和されています。最大の理由は日本国籍を持っている
ことの利点が、朝鮮の人たちにもだんだん分かってきたからです。
たとえば、満州国が出来ると、コリアの人たちは日本のみならず、満州にも移住するようになりました。
朝鮮の人たちにとって、満州に移住するというのは、日本に住むより大きなことなのです。何故なら、満州と
いうのは、かつてコリアの宗主国だった土地ですから。そこに土地を持てるというのは、非常に感慨深いこと
でした。
ところが、困ったことが一つだけありました。それは満州に移住した朝鮮の人たちは国籍こそ日本です
けれども、名前はコリア風のままでした。満州にいるシナ人たちは、かつての属国であった朝鮮の連中かと
言って軽蔑するわけです。そこで、コリアの人たちは自分たちも日本風の名前が欲しくなりました。これが
創氏改名の元になるのです。改名には裁判所の許可をもらって、手数料まで払っている事実は強制で
なかったことを如実に物語っているのではないか。
▽編集部から=「創氏改名」をテーマとした八月号の特別座談会に出席された杉本幹夫さん(植民地
問題研究家)からつぎのような補足説明がありました。
日本の多くの教科書では「姓名を日本式に改めさせた」とか「日本式の姓名を名乗らせた」と書いている。
しかしこれは全く事実に反することで、姓は一切変わっていない。姓の他に氏を創らせただけである。
日本でも、朝鮮でも、姓と氏は全く同じ意味で、同じように使われている。ところが一九四〇年の朝鮮
民事令の改正で、姓と氏の定義を無理矢理に分けた。そのため梶山季之の『族譜』などで誤解を生じ、
教科書での誤解に繋がっている。
一九四〇年(皇紀二〇〇〇年)の紀元節に台湾では「改姓名」、朝鮮では「創氏改名」に関する民事令の
改正が同時に施行された。
これは麻生さんの主張の通り、満州・支那そして内地に進出した人を中心に日本的な名前に変えたいという
希望があったためであろう。
では何故台湾では「改姓」であり、朝鮮では「創氏」だったのか。いつにかかって朝鮮における「同姓男女の
結婚禁止」の規定によると考える。
朝鮮では「同姓の男女の結婚」は禁止されていた。従って朝鮮式姓名では夫婦別姓が原則である。この
項目はこの時の民事令の改正でも残された。同姓であるか否かの検証のためには、姓は一生変わらず、かつ
戸籍に明記されていることが必要である。
一方、日本式では夫婦同姓が原則であり、結婚に当たって夫婦のどちらかが改姓する。このように全く
異なった二つの制度の整合性をどのようにとるかが問題である。そこで朝鮮式の姓を姓と定義し、日本式の
姓を氏と定義したのである。それに伴い、朝鮮では氏という制度を新しく作る必要があったのである。朝鮮式の
姓の制度を廃止したのではなく、姓を戸籍に残させ、氏の制度を作ったのである。
例えば南さんの奥さんは高さんであった。届けを出さなくても八月十一日には、南さんの氏も姓も南さんに
なった。奥さんの氏は夫にあわせ南さんになったが、姓は今まで通り高さんである。ところが夫が事故で亡く
なった。その時改氏届を出さなければ、奥さんの氏は南のままである。その後、その奥さんが婚外子を出産
した。その場合、子供の姓は、南さんになるのか、高さんになるのか、それとも実父の柳さんになるのか、
「同姓男女の結婚禁止」の規定がなければ、どのような姓にしても問題ないが、同姓男女の結婚禁止の規定
がある限り、姓の決め方をきっちり決めておく必要がある。と同時に姓と氏という二つの制度を明確に区別する
必要があったのである。台湾では夫婦別姓だったが、「同姓男女の結婚禁止」の規定がない。従って改姓で
何ら差し支えなかったのである。
このことが分かると、創氏の届け出期間が六か月であり、その間に届け出がない場合、戸主の姓が家族
全体の氏となる法定創氏が何故必要であったかが分かる。即ち朝鮮式の姓名制度から、日本式の氏名への
切り替えが六か月後だっただけである。この届け出期間の終わった後、日本式の氏名への変更希望者は
「改氏名」の申請書を出せば許可された。台湾では「改姓名」の申請には期限がなかったのと同じである。
創氏は日本式の家族制度へ強制的に切り替えさせたと非難される。しかし論理的に考え、日本式に姓を
変えながら、朝鮮式の「同姓男女の結婚禁止」の規定を守るためには、氏という新しい制度を創る以外の方法
が無かったと考える。つまり一般の非難と逆に「姓を守り、族譜を守る」ために氏を創ったのである。
なお北朝鮮は共産化とともに、「同姓男女の結婚禁止」を廃止した。もし日本もこの改正時に「同姓男女の
結婚禁止」を廃止すれば、「創氏」のような分かり難い制度を作る必要がなかったのである。また韓国も独立
後、この時実施された「異姓養子」の制度を残した。このことは「創氏改名」がすべて悪では無かった何よりの
証拠である。
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創氏改名一つとっても本当のことが一つもない、全て自分達が被害者であるかのごとく、少しでも特になると
思えば躊躇うことなく嘘をつき捏造を繰返す。
よく良い在日だっているという主張が見られますが、このような事すら在日が創氏改名について正しい主張
をしたことがあっったでしょうか?
戦後60年以上経つのに、日本人が大人しいから、自分達に不都合な証言をする証人がどんどん亡くなって
行くからといって、ますますやりたい放題ではありませんか?
このような民族をどうして信じられるのでしょうか?どのように共存できるというのでしょうか?