キム・ヨナは技術面では金メダリストの荒川静香よりすでにレベルが高い 朝鮮日報
フィギュアスケートのジュニア世界選手権大会には満13歳から19歳まで出場できる。
1990年9月5日生まれの金妍兒(キム・ヨナ)はジュニア選手権大会への出場資格は
維持できるが、今回のスロベニア大会を機に、シニアへの進出を計画している。
金妍兒の現在の実力なら、シニアでの最高レベルの大会とされるグランプリシリーズや
世界選手権、五輪に出場しても上位入賞できる。
金妍兒が今回マークした177.54点は、トリノ冬期五輪の女子シングル出場選手のうち4位にあたる高得点。
このうち、トリノ五輪の金メダルリスト荒川静香(日本)が五輪当時にフリーでマークした点数と金妍兒が
10日にフリーでマークした点数を比べてみよう。荒川は技術点で62.32点、プログラム構成点で63.00点を獲得している。
金妍兒は技術点は荒川よりむしろ高い64.85点、プログラム構成点は相対的に低い51.83点だった。
技術的な面では金妍兒がすでに世界最高レベルというわけだ。金妍兒が現在磨いているトリプルアクセルさえ
消化できるようになれば、どの大会に出ても良い成績が残せる。
もちろん難易度の最も高い四回転ジャンプがあるのも事実だ。現在、日本の安藤美姫だけが公式的に
成功を認められている。しかし、その難易度は極めて高い。
安藤はトリノ冬期五輪で四回転を試みるも転倒し、15位にとどまったほか、ジュニア世界選手権大会2連覇を
誇る浅田も大会前に四回転を試みて試合を台無しにしてしまった。
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