>>608-610 アメリカ上院 対日平和条約批准決議
1952年3月20日
決議
第82回国会第二会期において上院は、1951年9月8日
サンフランシスコにおいて調印された
対日平和条約の批准に助言し
、かつ同意する。
日本国又は連合国の利益である
、1941年12月7日、日本国が所有していた
、かつ条約に規定されてある南樺太及びこれに近接する島々
、千島列島、歯舞諸島、色丹島及びその他の領土、権利、権益を
ソビエト連邦の利益のために
当条約を減少したり曲解したりすること
、及びこれにある権利、権原及び権益を
ソビエト連邦に引き渡すことを
この条約は含んでおらず
、又この条約及びアメリカ上院の本条約批准に対する助言と同意は
、1945年2月2日の日本国に対する
ヤルタ協定とよばれるものを
ソビエト連邦の利益のために承認することを
、アメリカ合衆国として認めるものではないと
、上院の助言及び同意としてここに声明する。