韓国人と一緒に仕事して困ったこと 115

続きです

ほんと、2ヶ月くらいは311楽させてもらいました。ところがそこに現れたのK2でし
た。どこで聞いたのか、311の事務所へ乗り込んで来てK1に合わせろと・・・
その日は仕事で出かけていましたので、帰ってきて受付のおねーちゃんから
それを聞いたK1の顔は引きつってたみたいに見えました。K1はその後、メモ
してあった番号に電話して、しばらくかの国の言葉で話してましたが、翌日午後
事務所で会う事に。
さて当日、午前中にちゃっちゃと仕事終えて（こういうときのK1はほんと能率が
良かった。）、事務所で待ってますと、K2やってきました。その後の会話はかの
国の言葉でしたので、311は理解できませんでしたが、後日K1から聞き出した
ことによれば、それはID取得の話でした。むろん、非合法にです。要約してしまえ
ば、死んだ人間の出生証明を買う、という話です。死んだ人間を死んだという届け
をせずに（もちろん埋葬できませんから、どっかに密かに埋める）、その出生証明
を買って、買った本人が公証人事務所へ持ち込む。コピーしたものに本人と公証
人の署名があれば、正式書類の出来上がり。それを使ってID取得の申請をし、
IDが取得できてしまえば、正式なこの国の人間・・・311には無い選挙の権利さえ
あります。(311は移民ビザ）
在留中国人社会にはそういうシンジケートすらあるそうで、自称してる名前（これ
が本当の名前ですが）とIDカードの名前が違うのが結構います。かの国の人間は
数が中国人ほど多くありませんから、さすがにシンジケートは無いようですが、それ
を請け負う人間は存在し、それがK2だったというわけです。