【練馬大根】韓国ブーム検証スレ233【キムチ中】

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463マンセー名無しさん
菊姫(グッキ)・・・結構面白そうじゃない?

第1話 【川辺に咲く野菊のように】
韓国と北朝鮮が分断される前、朝鮮半島が日本の植民地であった1932年、黄海道・海州(現在は北朝鮮の
領土)に一人の女の子が生まれた。名前はミン・グッキ(閔菊姫)。父は独立運動に従事する軍医のミン・ヨン
ジェ(閔永宰)。彼は生まれたばかりのグッキと、所有していた財産を親友のソン・ジュテ(宋周泰)に預け、
国の解放を目指し、満州の臨時政府へ向かう。ジュテは、ヨンジェから預かった財産を元手に会社を興し、
自分の娘シニョンと共にグッキを慈しみ育て上げる。

そして13年後、一向に帰る気配を見せないヨンジェを待ち続けながらグッキは、小学校卒業の年を迎える。
麺工場を営むジュテの家業を手伝いながら、勉学にいそしむグッキ。彼女の夢は、一生懸命勉強して中学
を卒業し、父の自慢の娘となることだ。

意気揚々と挨拶を終えたシニョンの元に駆け寄り、思わず頬を叩いてしまったグッキにシニョンの母は怒りを
抑えきれず、中学進学の取り止めと、妓生(キーセン)部屋への奉公を言い渡すのだった。

第2話 【夢を求めて】
妓生部屋に奉公に出されることになったグッキは 京城(現在のソウル)に出て、働きながら中学に通うことを
決意し、コッソリ家を出るが、勉強が嫌で同じく京城に行って歌手になろうと意を決したシニョンと鉢合わせする。
二人は海州に来ていた旅芸人の一座に潜り込み、ジュテの捜索の手から逃れようと画策するが失敗に終わる。

一方、満州での独立運動に従事していた父ヨンジェは彼を師と仰ぐ同志チェ・ミングォンと共に、病に倒れた
兵士を救うペニシリンの調達のために海州に戻っていた。任務の合間にジュテの元を訪れ、13年ぶりの再会
を懐かしむヨンジェ。しかし、預かっていた財産を使い込んでいたジュテにとって唯一、無二の親友だったヨン
ジェは、今では邪魔な存在でしかなかった。

その頃、家出に失敗したグッキとシニョンは、このまま引き返すわけにも行かず途方に暮れていた。ひょんな
ことから口げんかになり、橋の上での揉み合いの末、川に投げ出されてしまうシニョン。そこに偶然居合わせ
たミングォンは必死の思いで彼女を救う。彼はヨンジェの頼みで愛娘グッキを探しに来ていたのだった。