16日午後1時50分ごろ、東京都葛飾区小菅の東京拘置所外側にある堀に、
犬とみられる動物の頭部約30個が沈んでいるのを通行中の女性が見つけて
交番に届けた。
近くに住む食肉業の男性(82)が、共同通信などの取材に対し「食肉用に
輸入したものを処分に困って捨てた」と話した。警視庁亀有署は廃棄物処理
法違反の疑いがあるとして、男性から事情を聴く方針。
男性によると、中国から頭と胴体が切断された状態で食肉用の犬を輸入。
胴体は食用として既に売れたが、精力剤などに使う頭が売れ残り、10月下旬
ごろ「堀にいるコイの餌になる」と考え、捨てたという。
調べでは、見つかった頭部は損傷が激しく、毛は抜け落ちてほとんどが白骨化。
約30個の頭部が、1−2メートルの範囲に集中して捨てられていた。
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