http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=70665&servcode=400§code=400 教科書フォーラム「中高校の近代・現代史教科書、民衆抗争史のよう」
「教科書というよりは民衆抗争史のような感じだ」。右派学者らの集い・教科書フォーラムが、
今回は、中高校課程の近代史・現代史教科書の内容を批判している。
今年初めにスタートした同フォーラムは、これまで経済・韓国史など中高校の教科書が、
過度に自虐的であり、民族・民衆主義の見地から記述されているとし是正を求めてきた。
たまたま教育人的資源部が、日中などの歴史わい曲に備えて、近代史・現代史の教育を強化する、
との方針を明らかにした直後であることから、議論が広がる見込みだ。
教科書フォーラムは15日「中高校の教科書に記述された韓国近代史の虚構と真実」というテーマでシンポジウムを開く予定だ。
キム・ジェホ全南(チョンナム)大教授はあらかじめ配った発表文「略奪と収奪だけの、近代経済のない近代史」を通じて、
近代史・現代史の教科書が「変化に付いていけない『進歩的歴史観』を特筆大書している」と厳しく批判した。
キム教授は、教科書が描いている近代には、略奪と収奪、そして『それに対する対抗ではない経済活動』は全く存在しない」と主張した。
貿易・利益・市場の合理性に関連した経済学の基礎が通用されていない、とのこと。
キム教授はその理由として、現行の教科書が、植民支配時代(1910〜1945)の「抵抗」だけを強調し、
「学習」の歴史には背を向けているため、と説明した。ひいては、偏向を越えたわい曲も行われている、と指摘した。