社民党と韓国議員団「日本の寄生虫検査は高圧的」と反発
福島みずほ社民党党首は5日深夜、都内で緊急記者会見を開いた。
それによると同党首は、日本政府が寄生虫の卵が検出され波紋を呼ん
でいる韓国産キムチを対象に寄生虫検査に着手することを受け、
韓国の超党派議員団と電話で懇談し、「日本の検査は韓国産キムチ
の輸入を困難にするため、ある意味関税障壁のような壁を作ることに
なる。また、検査をすること自体が、元来安全であるキムチのイメージ
を損ない、韓国固有の文化の否定につながることを危惧している。
日韓友情年などでせっかくキムチの消費量が上がっているのに、
時間を逆に戻す行為だ。日本では、キムチを Kimuchi と表記するなど、
本物のキムチの商標である Kimchi を真似するような行為が横行して
いる。他にも味噌、醤油、清酒、刺身と言った韓国固有の食物が日本発
として世界中に宣伝されているが、戦時中に日本が朝鮮半島に行った
搾取行為を思い起こされるようで非常に腹立たしい。」との結論に達した
とのべた。
福島党首と韓国超党派議員団は7日にも日本政府に対して、寄生虫検査
の即時停止と、キムチ輸入量の倍増、さらにキムチのイメージを良くする
ためにも、小学校の給食には毎日必ずキムチを出すことなどを求める
要望書を提出するとしている。
http://www.asapi.com/national/update/1105/TKY200511050200.html