カリフォルニア高速鉄道計画に関する覚え書きに署名
カリフォルニア・ハイスピードレール・オーソリティ(以下CHSRA)と日本の
国土交通省は、サンフランシスコでカリフォルニアを南北に縦断するカリフォ
ルニア高速鉄道計画に国際協力することで覚え書きに署名した。同計画は、
北はサンフランシスコとサクラメントからロサンゼルスなど主要都市を通り、
南はサンディエゴまでのルートを日本の新幹線のような高速鉄道を走らせると
いう計画。新幹線は創業(ママ)以来40年、死亡事故を起こしていないことや空港
のような広い土地を必要としないことから都市の中心部に駅を建設することが
可能となり、駅周辺を中心に間接的な経済発展も期待できることなど、国土交通
省は新幹線の安全性、利便性、経済性など多くの利点を強調し、カリフォルニア
でも同様の優れた公共交通機関の実現に全面的に協力する方向。CHSRAのフロー
レス氏は「カリフォルニアが今、必要としている公共交通機関の貴重なモデルと
して、日本の新幹線が最も適している」と語っている。(9月28日)
以上、現地邦字紙「ベイスポ」10月7日号より転載しました。
同様の内容はこちらにも:
State signs deal with Japan in S.F.
http://www.sfexaminer.com/articles/2005/09/29/news/20050929_ne03_japan.txt