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どん底:
N) その辺は、我々NHKでは特定のグループの意向に沿った形での取材は行っていないという事でして、番組はあくまで
教科書採択の在り方、具体的な方法について取材して、課題を検証したという事です。
漏) しかし、こういう反対意見があったという事は大きな問題ですよね。
N) はい。
漏) その人達がどんな人かってのは、やっぱり一般に人からみたら、こういう人達の正体はわからないわけですよね。
新聞や、インターネットをやらない人達には。
N) ええ、そうですね。
漏) ただ、普通の一般の人からみれば、こういう人達が声高に叫んでいる事だけがクローズアップされていて、
「教科書は戦争賛美しているんだ!危ない!」という事しか浮かばないと思うんですよ、
N) はい・・・。
漏) だから、報道中立の立場からしたら、こういう事件があって、市民団体でありながらバックには、こういう危険な
団体がいるという事を知らせてほしかったわけなんですよ・・・。
N) はい・・・。
漏) 僕ですね、実際この事が、事実かどうか確かめる為にですね、杉並親の会にお電話差し上げたんですよ。以前に。
N) はい。
漏) しかし、こちらが用件を切り出す前に、「あなたには関係ない!関係ない!関係ない!」の一点張りで、とにかく
批判を許さないわけですよ。
N) ああ、言論弾圧ですね・・・、
漏) ええ、市民団体でありながら市民の声を聞かない、つまり自分達の意見に反対する人間は全て敵、あほな人という
認識しかないわけですよ・・・。
N) ええ・・・
漏) こういう点が今日の報道から抜け落ちていて、残念だなあと思っているわけですよ・・・。
N) はい・・・。
漏) なんらかの圧力はあったんですか?