戦後初の2カ月連続減 5、6月の人口推計値
日本に住んでいる外国人を含めた総人口が、今年5月1日と6月1日の
2カ月連続で前年に比べ減少したことが26日、総務省の人口推計調査(速報)で分かった。
2カ月連続の人口減は戦後初。7、8両月の1日現在も、
月ごとの人口増減の変化が昨年と同じと仮定して算出した
概算値ベースでは前年を下回っており、日本は既に「人口減少社会」に突入したとみられる。
速報値によると、5月1日は昨年5月から3万人減の1億2753万人、
6月1日は1万人減の1億2767万人だった。
厚生労働省の人口動態統計(速報)で、今年1−6月の半年間は出生数から死亡者数を引いた
自然動態がマイナス3万人の「自然減」となり、人口は2005年1年間を通しても
自然減となる可能性が高まっている。総務省の人口推計はこの見方を裏付けた格好だ。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050827-00000007-kyodo-soci