K「だからはやく彼女は自分の気持ちに素直になって、僕を受け入れるべきなんですよ!」
わし「……おめー、ずいぶん前に4人ほどでアタックして砕け散ったそうじゃないか」
K「あれは4人の中から僕を選んでくれたに違いありません」
わし「それ本人に訊いたのかよ? 僕のこと好きですかーとか」
K「当然訊きましたよ、でも彼女の言う"違う"は僕に限っては"そうだ"ってことなんです
だから二人は結ばれて僕に総てを捧げるべきなんです」
わし「(#゚д゚)……!! テメー結局それかよ!」
ブチ切れてKに掴みかかろうとしたとき、昨夜受けた胸の傷が鋭く痛み一瞬動きが止まる。
わし「……ぐ」
K「あ、胸ですか、大丈夫ですか?」
Rくん「だ、大丈夫ですか!?」
わし「……いや、確かに胸なんだけどね……謳ったなオイ」
K「……!!」
わし「おかしいな……胸のことはMさんしか知らないはずだぞオイ」
K「そう、そこ! なんでMさんの家の前に地方さんがいたんですか!」
わし「……オメーはなんでMさんの家を知ってるんだ?」
K「Mさんと一緒に帰ったことがあるからです!」
わし「初耳だなオイ……多分Mさんも知らないに違いない」
K「言わなくても伝わるんです! 愛し合ってますから!!」
わし「お前大概にしとけよ? 無効がお前を愛してるかどうかなんてわかるわけねーだろ」
K「ぼくが愛してるんだからそうに決まってるじゃないですか」