2005年打ち上げ予定の「ASTRO-EU」に搭載されるX線分光装置(X-Ray Spectrometer, XRS)は,世界で初めて
衛星に搭載されるX線マイクロカロリメータであり,絶対温度60ミリ度という極低温で動作させることにより,6
キロ電子ボルトのX線に対して半値全幅で6電子ボルトという極めて優れたエネルギー分解能を実現する.そのた
めに,機械式冷凍機,固体ネオン冷凍機,超流動液体ヘリウム冷凍機,断熱消磁冷凍機の4段の冷凍機を有してい
る.XRSは日米国際協力により開発され,X線検出器部(検出器,断熱冷凍機,液体ヘリウム冷凍機)と信号処理
回路は米国,固体ネオン冷凍機,X線検出器部と固体ネオン冷凍機を収めるデュワー,機械式冷凍機,X線強度を
調節するためのフィルターホイール,電源は日本が担当する.
今回の超流動ヘリウム抜けは、アメリカの担当した部分みたいだ。
何が悪かったんだろう…
>>480 ぐぐったらPDFが出てきた。
www.isas.ac.jp/publications/annalreport/2003/2-4-i.pdf