電話突撃隊出張依頼所78

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707マンセー名無しさん
【報告】 広東省の毒ガス弾について

【電突先】  外務省 中国課 03-3580-3311

「広東省の毒ガス弾について、資料A(注)には遺棄地域に該当しないけれど、どうなっている
 のでしょうか?」
『外務省は「遺棄化学兵器」とは発表していない。「旧日本軍の化学兵器」と発表している』
「ということは、穿った考えというか、想定される選択の1つに、誰かが持ちこんだということもな
 いわけではないですよね」
『なぜ、そこにあったのかというのは不明ですが、専門家が確認して日本製と判定しました。』
「形状から日本製とわかるということだったのですが、60年も経過して弾が腐食したり中の毒
 ガスが気化したり、今回の広東省の川の中にあったらしいが加水分解したりはしないので
 しょうか?」
『まず、スケール(弾の規格)が日本製はほぼ同じなので、まず間違いないと。以前、(地名を言
 われたがメモできず)子供さんがケガをした時に現地に行った日本の医者の話では、毒ガスに
 よっておこる症状を示していたと言われたので、毒性はあるということですね』

(つづく)
708マンセー名無しさん:2005/06/29(水) 00:29:12 ID:1Nzwk/yR
(つづく)

「産経新聞の報道で、まだ200万発あるとか1兆円出せとか吹っかけて、たかりに来ていると
 記事がありましたが、公式文書に出した数字では70万発ですよね」
『え、確かに公式文書に出したのは70万発ですが、これは試算でして、200万発というのも全く
 ウソということも言えないわけです。ハルバ嶺に中国側が埋めたものは(推定の根拠となる
 調査方法の説明があって)、正確には数えられずに推定しています、ただ混在していますか
 ら全て日本製とも限らないわけです』
「化学兵器条約に基づいて、今回の処理を行っていると思うのですが、そもそも、この化学兵器
 条約では所有・管理していないものは処理義務がないので、武装解除した時に責任は消えて
 いるから、日本は行う必要は無いと考えています。そのあたりの事情を教えて下さい」
『確かに、化学兵器条約はその通りなのですが、武装解除した時の書類が見つからないの
 です。 通常日本側に控えがあってしかるべきなのですが、それも出てこない。それで、
 日本側が処理するということになっています。』
「え、あの武装解除の相手というのは、当時中華人民共和国は存在しないわけですから、
 中華民国軍かソビエト軍になるわけですよね」
『おそらくどちらかになるのでしょうが、書類がないのでわからないですね』
「(遺棄化学兵器が)混在している場合、日本製以外の処理はどうなっているのでしょうか」
『ソビエト製とかの場合、中国側がどのように処理しているのかは不明です。ロシア政府と
 どのような交渉をしているのかはわかりません。あくまで日本は日本製だけを処理すると
 いうことで日本製以外のものは中国側に引き渡して、中国側がロシアに渡して、ロシアで
 処理しているのか、中国国内で処理しているか不明です』
「お忙しい中、ありがとうございました」

(まだつづく)    
709マンセー名無しさん:2005/06/29(水) 00:30:20 ID:1Nzwk/yR
(まだつづく)

以上が電話で問い合わせした概要です。
大変落ちついた話し方をされる方で、以前電話した時とおなじく丁寧に対応してもらえました。

今回新たに疑問点として
@なぜ広東省に毒ガス弾があったのか。(追加情報として弾は1発だったそうです。しかし周辺
  に何発存在したかの情報は不明だそうです。)
A60年経過しても毒性というのは持続できるのか
B中国政府がピンはねをしているということについては聞くのを忘れていました。
  処理工程について、現地の中国人は雇用されているのか、それとも専門家だけがいるのか
  どうか。

(注)
資料A http://society3.2ch.net/test/read.cgi/giin/1099234679/632 を見てください。
710マンセー名無しさん:2005/06/29(水) 00:40:55 ID:1Nzwk/yR
709の書き残し

新たに疑問点として3つ挙げましたが、再突したいと思います。
しかし、毒性のことについてはわからないので、休憩所で結構ですから、教えてください。

1.毒ガスまたは毒性液体(固体)が60年経年変化するのかしないのか
2.気化、加水分解しても毒性はどれだけ残るのか

素人考えとしては、広島の原爆と比較して人体に悪影響をあたえる程度の毒性は持続でき
ないのではと思っています。
それゆえに、日本製の形状のものに新規に毒性を付加させて住民に接触させた可能性を
考えています。
ヒ素の毒性を検地した施設で検査すれば、60年以上前に製造された物質かどうか判明でき
ると思うのですが、この考えは間違っているのかどうか、ご教授願いたいと思います。

長くなりましたが、以上です。