キムチ冷蔵庫の販売が急増 「夏にキムチ漬ける家庭」増加で
夏にキムチを漬ける家庭が増えたことで、キムチ冷蔵庫の販売も大きく伸びている。
ウィニア萬都(マンド)、サムスン電子、LG電子によると、6月のキムチ冷蔵庫の販売量は需要期の9〜12月の月別販売量にほぼ並ぶことがわかった。
実際、ウィニア萬都がここ5年間の1〜8月の月別キムチ冷蔵庫の販売量を調査した結果、6月の販売量が最も多かった。1〜8月の平均販売量より35%以上、多かったという。
サムスン電子やLG電子も6月の販売量が1年間の月別平均販売量の90%水準に達すると明らかにした。
キムチ冷蔵庫は9〜12月の販売量が、1年を通じての販売量の6割以上を占める、典型的な季節商品。
しかし、キムチ冷蔵庫の普及が進んだことで、最近では梅雨に当たる6〜7月のキムチ冷蔵庫の販売が好調となる季節破壊現象が生じているもの。
ウィニア萬都の関係者は「梅雨により、キムチの材料の出荷量が減るため価格が上がると判断した家庭が、この季節にキムチを漬け込むようになったため」と説明した。
また、梅雨の間に各種野菜や果物をキムチ冷蔵庫に保管するために購入する需要も少なくないことがわかった。
朝鮮日報
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/06/21/20050621000068.html