朝日が自爆の模様
○実体は「軍専属娼婦(しょうふ)」
○業者に営業させていた
朝日新聞(8月3日付朝刊大阪版) 「声」
影を知らずに歴史に学べぬ
無職 安田優三(兵庫県尼崎市84歳)
一連の中山文科相の発言は、一国の教育の最高責任者の弁としては
誠に寂しい限りである。
当時使われなかった言葉が教科書に載っていたことで、あたかも
実態も間違っていたかのごとく言うのは、真実を隠そうとする意図が
見える。
従軍慰安婦という言葉が後から出来たのは、とっくに周知のこと
である。たとえ教科書に使われても間違いと思わないのが常識で
、当を得た言葉である。それとも実態のまま
「軍専属娼婦(しょうふ)」とでも言えというのだろうか。
私がいた中国の戦地での実体験を語れば、司令部などに「特殊慰安所」
と呼ばれる施設があり、軍管轄のもと業者に営業させていた。
私たちの中隊は最前線で何年も中国軍と対峙(たいじ)していた。
24時間の戦闘態勢のため、後方の慰安所は利用できず、仮設の慰安所を
つくって、軍の輸送と警備により、慰安婦たちが連れられて来たことが
ある。いつ銃弾が飛び交うか分からぬ辺境の地まで、だれが望んで来る
だろうか。ほとんどが朝鮮人だった。
影の部分を知らずして歴史に学ぶことは出来ない。