子ども通信社「ボイス」の記者5人と在日朝鮮人の子ども3人が話し合った(2月17日)。
議論したメンバー
須田枝里奈(14)中学2年・女子=司会
神吉万莉菜(10)小学5年・女子
笠井笑生子(11)ホームスクーラー・女子
キム・ヒョニ(15)東京朝鮮中高級学校中学3年・女子
ソウ・ミョンエ(15)東京朝鮮中高級学校中学3年・女子
リー・ミンヒョク(15)東京朝鮮中高級学校中学3年・男子
大野真也(12)通信教育
土田朋水(16)フリーライター修行中
連れてきたのはそっち!
http://ch-k.kyodo.co.jp/17kyodo/number08/coverstory.html 須田:愛国心を傷つけられたこととかありますか?自分の国の大切なものを馬鹿にされたとか。
キム:こうやって、チョゴリっていって朝鮮の民族衣装を着ているんですけど、これが
中学、高校、大学まで制服なんですね。それで、着ているときに電車の中とかで女子高生
とかに「え?なに?今ごろスケバン?」とか言われたことあるんですよ。
あと「朝鮮人だから出てけ」って言われてナイフやハサミでチョゴリを切られた子もいるし。
去年もわたしが通っている学校で制服を切られたりした。出てけって言われたけど
「連れてきたのはそっちだろ」って感じで。なんかそういう、日本人の一部なんですけど、
理解がなくって、朝鮮人をバカにしたり、スカートの長さなんかどうだっていいことなのに、
民族衣装を知らないがゆえにけなされたりして、それはすごい頭にきました。