【韓国は】黒田勝弘 総合スレ4【変わったか?】

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514マンセー名無しさん
韓中連帯は? 対日強硬論の一方で街頭デモ・暴力は自制
http://www.sankei.co.jp/news/050416/kok027.htm

【ソウル=黒田勝弘】ソウルの日本大使館は中国での反日運動の推移を注意深く見守っている。一足先に
始まりやっと沈静化の兆しの見える韓国の反日運動に、再び火が付きはしないか気になるからだ。ただ今の
ところ目立った“連動”の気配はない。

韓国では中国での反日運動の高まりを受けて、すでに与党ウリ党議員の間で「反日アジア連帯」案が話し
合われ「中国側とは接触済み」(韓中議員外交協議会)という。インターネットでも中国に呼応した「日本
製品不買運動」や「反日同時デモ」の呼びかけが活発だ。歴史学者など知識人の間では以前から「韓中
連帯論」が盛んだ。

またマスコミには「中国の反日は経済的に韓国に有利」として、中国市場での韓国製品の進出に期待する
声も出ている。

しかし韓国の場合、日本大使館前のデモを含め街頭での反日は中国に比べ自制されている。組織や団体
の小規模なデモや反日パフォーマンスが中心で、中国のような“群衆デモ”や暴力行為は見られない。テレビ
などは局部拡大的に「激烈デモ!」と依然、反日をあおっているが人びとは静かである。

ごく一部でタクシーによる「日本人お断り」や日本商品の“不売”(販売拒否)などあるものの、街にはヨン様
ブームの日本人観光客が目立ち、これといった“不祥事”も伝えられていない。日本系居酒屋は韓国人で
にぎわっているし、日本製ビールもこれまで通り売れている。

韓中の反日の“差”については「韓国は途上国的な中国とは違う。“反日慣れ”もあるし、中国と違って潜在
的には日本に対する日常的な親近感もある」(治安当局筋)という。盧武鉉大統領をはじめ政府当局やマス
コミ論調も、対日強硬論の一方で「国旗を焼くなど過激な行動や暴力行為は日本国民を刺激しマイナスだ」
と繰り返し自制を訴えてきた。
(つづく)
515マンセー名無しさん:2005/04/16(土) 09:34:10 ID:+YDgpcIy
(つづき)
「しかし楽観は許さない。韓国でのインターネット世代を中心にした愛国・民族主義感情の動員ぶりは近年の
2002年サッカー・ワールドカップや反米運動で実証済みだ」(外交筋)という。ただ今回、官民挙げて反日強硬
論の中で韓国市民運動が得意とする大規模なロウソクデモがなく、中国と違って学生など若い世代にそれほど
興奮が見られないのも事実だ。

「韓国の世論が中国の反日に同調し連動するのかどうかは、今後の韓国の行方を占う意味できわめて重要な
ポイント」(外交筋)という。韓国は大統領をはじめ今後の国家戦略ないし外交路線として最近、「東アジアで
の勢力均衡者」の役割を主張しはじめている。

従来の「米日寄り」を脱し、これまでより中国に身を寄せるというのだ。その意味で韓国が反日で中国と“連帯”
するのかどうかは韓国にとっても重大な選択であり、その行方は今後の東アジア情勢に大きな影響を与えること
になる。