1 :
マンセー名無しさん :
05/02/06 17:49:23 ID:cG/Pz1us 植民地だよ派と植民地じゃないよ派の話が噛み合わないのは 植民地の定義が一様でないからだと思う。 そこで植民地のより正しい定義を追求してください。
宗主国による産業の方針の一方的決定。
外国みたいに植民地を収奪対象にしなかったのが日本の敗因。
独立を達成してない地域のことで、 その住民が外国による征服支配下および 搾取の下におかれているもの
ここにこれ置いておきますね・・・・・・ つ[良スレ祈願]
板違いだと思うけど…。 しょくみん-ち 3 【植民地】 (1)ある国からの植民によって形成された地域。 (2)特定国の経済的・軍事的侵略によって、政治的・経済的に従属させられた地域。 三省堂「大辞林 第二版」より
搾取を前提とした国外統治。
どう定義されようが朝鮮には関係が無い。
9 :
マンセー名無しさん :05/02/06 18:00:23 ID:Zw6sfpjV
10 :
マンセー名無しさん :05/02/06 18:03:19 ID:cG/Pz1us
>>8 現実問題としてメディアや学校教育、学界では、もはや日本領朝鮮=植民地がデフォルトに
なっています。日朝共同宣言でも植民地という表現が使われました。
併合を肯定する黄文雄や杉本幹夫のような保守系の論客でさえ、
植民地と言ってます。これを覆すには、よほど説得的な議論が必要だと思います。
>>10 併合と植民地だと根本的に違う
併合だと、当時の朝鮮は日本の一部ってことになるし、
植民地だと独立はしてないけど、朝鮮は一個の国
12 :
マンセー名無しさん :05/02/06 18:06:27 ID:Zw6sfpjV
つまり、「李完用は日本に植民地支配を要請した」って解釈になるんだねw
13 :
:05/02/06 18:06:31 ID:OOxwi8Zq
「併合」という言葉から真っ先に連想されるのは ヒットラーによるオーストリア併合です なぜオーストリアの場合は「併合」なのだろう?
植民地派は主権の有無を持って使用しているのだと思うが 当時日本国民だったという事実が記憶から抜け落ちている。
本国とは異なる、専用の法体系が用いられていることから、 台湾や朝鮮は、植民地としても良いと思う。 つか、他に適当な言葉が無い。 ただし、 植民地=収奪の対象、ではない。 中国なんて、国内に実質「収奪の対象となる地域」を、 内陸部にかかえたりしてるわけだが。
支配下におかれる、これが定義なら韓国は植民地と言えなくもないかもしれない でも、当時の国籍は日本国籍で、且つ権利も同程度ではあったとしたら 植民地とはいえないかも
17 :
マンセー名無しさん :05/02/06 18:09:33 ID:cG/Pz1us
>>11 だから、その定義がより正しく、妥当だということを論証しないと。
18 :
マンセー名無しさん :05/02/06 18:11:13 ID:Zw6sfpjV
まあ併合して、最終的には沖縄と同じようにしようとしてたワケでしょ 琉球も、李氏朝鮮と同じように清との朝貢関係を持っていたし
>>13 ヒトラーが「平和的」にやったから。
戦争しないからさあ、これ以上領土よこせって言わないから、オーストリア頂戴よ、
と列強会議で決まった結果です。
その後に約束破ってチェコ併合をやらかしたので、戦争に辿り付いた訳ですが。
属領となった元の国が消滅したわけだから一般的に言う植民地とは違うような。
21 :
マンセー名無しさん :05/02/06 18:15:07 ID:DcE8E9lJ
・選挙権・被選挙権を持っていた植民地 ↑こんな感じで
アメリカ(だけじゃないけど)も、 昔はイギリス(だけじゃないけど)の植民地だったわけよ。 まあ実際、「殖民」地だったわけだけど。 言葉本来の意味にこだわる必要は、ないと思う。 本国とは異なる法律、行政、政治構造をもつ地域、 これが植民地・・・かなと。 朝鮮出身の日本人でも、 日本に住んでるときは、 選挙権が認められてたし。 結局、その地域の、特別な状態を指して、 植民地と呼ぶのではないかな。
23 :
マンセー名無しさん :05/02/06 18:17:21 ID:Zw6sfpjV
>>22 相手が執拗にこだわってるんだから、こだわる必要があるんだよ
「植民地」に代わる当時の朝鮮半島に該当する的確な用語がないものか。
最近韓国では、植民地とは呼ばず強占と言うそうで。 植民地だと合法的な支配を連想させるので好ましくないそうです。
日本番外地
>>24 戦前の日本政府は「外地」と公称してましたね。
付属品、別地、番外地、、、、、
「朝鮮半島は当時日本の○○であった」で外国人にも納得してもらえるような。 難しいな。
言葉本来の意味を考えるなら、 日本人が入植して、開拓しなけりゃ、 植民地とは呼びにくいけど・・・。 まあ、現住者を日本人化する過程とすれば、 植民地、でもいいんじゃないかな。 植民地と呼んで日本を非難する人は、 植民地という言葉本来の意味よりも、 それに付随するネガティブな意味合いを利用したいのだろう。 同化政策も同じで、 以前「ここ変」で、誰だったか、 日本の政策は、同化政策だったと言ったら、 韓国人は、同化政策の意味を調べてから言え云々とか、 吠えてたけど・・・。 同化を固有性の否定ととらえる立場と、 同じ人間として扱うことととらえる立場の食い違いが、 面白かった。
>>30 「一地方」でいいんでないかい?
朝鮮地方、但し内地Lvに合わせる為に
人・モノのもの凄いインフラ整備が必要だった未開地。
搾取しているか否かではだめなの?
たしかにどう用語をいじくってみたところで 全て悪意を持ってネガティブな解釈をされたんじゃ意味が無いな。
>>33 アメリカの場合、植民地に巨額の支出を行い、収奪どころか赤字になっている例もあります。
日本の場合、確か台湾と南洋群島(パラオなど)は黒字で、「収奪していた」はずです。朝鮮は
ご存じのように最後まで赤字でした。
>>35 米の場合は支援漬けにして経済支配するからでしょ。
確か、半島から帝国議会に国会議員が選出されてたんじゃなかったっけか?
黄文雄さんの本で読んだような。
普通、「植民地」から宗主国の議会へ移民でもないのに議員が送り込まれるってのは
ありえないような気が。
>>35 >朝鮮は
>ご存じのように最後まで赤字でした。
これ、色々なところで見かけるんだけど、どこで調べられる?
戦前の帝国統計年鑑とか見ると、総督府の財政は黒字(歳入>歳出)なんだけど。
何か見方があるのかな。
それとも、ウリが見た年度だけ(全部の年度を見たわけではない)たまたまそうなのかな。
植民地 col.,colony,plantation
>>38 期間 歳入 歳出 収支
1910年―1914年121,368,697206,507,853▲ 85,139,156
1915年―1919年262,350,764324,694,095▲ 62,343,331
1920年―1924年455,394,312705,327,380▲ 249,933,068
1925年―1929年836,674,7811,014,51,6.707▲ 177,841,976
1930年―1934年758,360,5461,128,575,517▲ 370,214,971
1935年―1939年1,831,928,6582,196,051,420▲ 360,122,762
1940年―1944年1,288,430,8551,745,326,121▲ 45,689,266
合計 ▲ 1,766,577,530
朝鮮総督府 朝鮮総督府統計年報(各年度)より
44 :
41 :05/02/06 19:17:08 ID:t7jJirIM
ごめん治す 朝鮮総督府 朝鮮総督府統計年報(各年度) 期間 歳入 歳出 収支 1910年―1914年 121,368,697 206,507,853 ▲85,139,156 1915年―1919年 262,350,764 324,694,095 ▲62,343,331 1920年―1924年 455,394,312 705,327,380 ▲249,933,068 1925年―1929年 836,674,781 1,014,51,6.707 ▲177,841,976 1930年―1934年 758,360,546 1,128,575,517 ▲ 370,214,971 1935年―1939年 1,831,928,658 1,745,326,121 ▲45,689,266 合計▲ 1,766,577,530
>>44 非道いことをしたなあ。朝鮮人が求めてもいない近代化を勝手に推進して
朝鮮人に迷惑をかけ、あまつさえ陛下の臣民の血税を投入したなんて(棒読み)
>>44 こうやって人口を増やしたのか。この罪は万死に値するな。
>>41 ありがとう。
でも、なぜかウリの手元の資料の数と違うニダ…。
歳入 歳出 収支
1934 300942 268349 32593
1935 252073 229224 22849
1936 220301 214495 5806
1937 214954 207783 7171
1938 218210 208724 9486
こっちのソースは帝国統計年鑑なんだけど、帝国統計年鑑に掲載される
外地関連の統計は、各地の統計書からそのまま転載してるはず。
なんか見方があるのかな。たとえば、この項目は歳入になってるけど実は…みたいな。
48 :
47 :05/02/06 19:30:47 ID:x+hsBlFz
ちなみに上に挙げた数字は、第59回帝国統計年鑑(昭和15年)の P.218-221より抜粋したもの。 まず、補充金、という項目がある。これは日本政府からの補充金と考えていいのかな。 あと、公債金の額がそれなりの規模で。 もしこの補充金と公債金が全額日本政府からのカネだと考えると… 30-34は合計で8396万5千円の赤字。 うーん、なんでだろ。とりあえず今度、朝鮮総督府統計年報の方をあたってみることにする。 それまでこのスレが生きてるかどうか分からないけど。 何か分かったらまたこのスレで報告するニダ。
>>48 ネットで探したけれど該当する部分梨。
ええとウリのはネットからひろったものですので
現物はみてませんよ。
とりあえず第59回帝国統計年鑑探してみます。
>>38 貴族院には韓国人もいましたが、韓半島在住者(日本人でも韓国人でも)には衆議院議員の選挙権も
被選挙権もありませんでした。一応、戦時中に朝鮮・台湾への衆議院議席の割り当てが決まりましたが、
戦争激化により実現しませんでした。(出典・山川・朝鮮史・ISBN4-634-41320-5)
>>48 「補充金」は本国政府からの補充だと思います。公債金は独自の財源だと考えていいのでは?
植民地 しょくみんち 政治的・経済的に他国に支配され,国家の主権*をもたない地域。▽ 本国は植民地を原料・農産物の供給源として,また,商品・資本の輸出市場, 低賃金労働力の供給源として支配する。先進諸国は,19世紀から第二次世界大戦にかけて, おもにアジア・アフリカなどに広大な植民地を経営してきた。
52 :
マンセー名無しさん :05/02/06 21:25:55 ID:gH3TblJP
植民地の定義に経済は関係あるの? 所謂欧米植民地は一律に搾取されていたと言えるの? 搾取の定義は明確なの?
植民地って人口が増えるもんなの?
55 :
マンセー名無しさん :05/02/06 22:41:33 ID:gH3TblJP
この間オランダは、コーヒー、砂糖、藍(あい)を中心とする「強制栽培制度」のおかげ で「東インド」植民地から巨額の富を搾り取りました。 この制度の暗黒面を強調し過ぎるのは正しくありません。商品作物の大規模導入が 開発を促進し、米作の効率化をもたらした面もあり、ジャワ島の人口は同制度が行われた 期間(1830〜1870)に700万から1600万へと倍増しました。
56 :
マンセー名無しさん :05/02/06 22:42:15 ID:gH3TblJP
>>54 トータルで見れば増えてるよ。
激減したのはアイルランドじゃないの?
まず、「植民」という言葉を調べればよいかと・・・ 手元にある辞書をとってみました。 しょく-みん【植民・殖民】 新しい土地を切り開いたり市場を開拓したりするために ある国の民が本国以外の土地へ移住すること。またその移住者 とあります そして【併合】 合わせて一つにすること よって半島は併合である
58 :
マンセー名無しさん :05/02/06 23:11:07 ID:gH3TblJP
植民地に投資するわけがないって言うが 百科事典を引くと植民地はそもそも投資の対象とすることを 目的に獲得されると書いてある、どっちが正しいの?
投機っぽい。
市場を求めて植民地を巡る大国間の戦争は必発 としたのがレーニン だったっけ。 先進国では労働賃金が上昇するので安い労働力を求めて後進国をゲット、 てな話もあった。 実情は、技術革新により、先進国でもコストを下げる事ができる、 と言う点をマルキストは考慮しなかったわけです。 だから戦後植民地を切り離した日本が飛躍できると喝破した 石橋湛山は正しい。
>>58 投資、と言っても色々あるわけで。
収奪のための事務所とか、港湾整理も投資なら、
軍隊育成や学校建設も投資なわけで。
>植民地に投資するわけがない
これは後者のような、植民対象国の自立を促すような長期的な投資を想定しており
>植民地はそもそも投資の対象
これは前者のような、純粋にお金儲けだけを目的とした投資を想定しているんでしょう。
62 :
マンセー名無しさん :05/02/06 23:24:12 ID:gH3TblJP
>>60 ただ、石橋の「植民地不要論」は、スムート=ホーレー法に端を発する
世界経済のブロック化という点を無視してると思う。
日本も同時期、ご多分に漏れず、輸出入は減り、代わりに移出入が増加している。
台湾や韓半島が無かったら、日本はもっと劣勢に立たされただろうと思う。
そういう観点からは「日本と朝鮮が互いに手を取り合って…」みたいなシナリオも
描けるはずなんだが。イデオロギーってのはやっかいやねえ。
>>62 曖昧なものもあると思うよ。
たとえば鉄道。これは"収奪"のために必要だけど、その地域の発展にも寄与することができる。
でも、学校とかってのは明らかに後者だと思うけど。
もし列強による植民地時代がもう百年続いていたら、ひょっとして
「植民地にも熟練労働者が必要」という観点で、学校が出来たかもしれない。
でも、少なくとも戦前に、植民地に学校を作った例って殆どないんじゃない?
だって植民地の人間が色々なことを勉強して、独立機運が高まったらやっかいだから。
ある種の愚民化だと思う。
で、ソウル大学は日本が作りました、と。
イギリス領インドなどでも、高等教育には非常に力を入れていて 独立時には大学が五十以上あった。広大な領土を統治する為に それだけ多くの行政要員を調達する必要があったわけだ。 日本の植民地教育の特殊性は初等教育に重点が置かれたところだと思う。 やはり将来の工業化が前提されてたのか。
66 :
誘導 :05/02/06 23:44:42 ID:22sTHKTw
2chの議論なんて結局耳学問でしかないんだよなぁ。
ぶっちゃけ、当時の情勢を考えたら愚民化している余裕も 無かったのでは?(元々愚民ではあったがw) 来るべきソ連との緊張関係を考えれば、早急に教育を推進する必要があった。 賛否両論の併合政策ではあったが、抱え込んでしまった以上日本国民として ちっとは役に立ってもらうしか無かったわけで。
>>30 それは簡単。
「朝鮮半島は当時日本の外地であった」
当時の日本の外地の概念は、国連の信託統治地と同じ基準で施策され、
インフラの整備、産業の発展、教育等実施されていた。
70 :
マンセー名無しさん :05/02/07 12:24:38 ID:J4wg50g+
ってか、日本の植民地政策が特殊だったって言うのがウヨ系の物書きが言ってるだけで
ちゃんとした学者によって議論されてないのがなんとも。
赤字経営論にしたところで、ほとんどの植民地は同じく国家予算レベルでは赤字で
民間レベルでは儲けていたって話もある。
>>64 みたいなことを詳解してある学術的な専門書とかないの?
71 :
マンセー名無しさん :05/02/07 12:33:25 ID:rj+1zTEx
欧米各国の入試問題には、 やたらと植民地の統治期間を答える 設問が多いよ。 しかも皆、誇らしげに10年!とか3年!とか答えてる…。 つまり誇らしいことらしい。 日本人って随分と特殊な感覚を持っているのだなって思った。 世界平和などと口にする権利があるのは、日本人だけなのかもしれない。 聖書を本当の意味で理解できるのは、日本人だけだとか 昔、宣教師も言ってたからね。 たしかにアメリカ(半島はいわずもがな…)見てて あいつら本当に信仰あるのかよとツッコミいれたくなる。 教育って恐ろしい。
72 :
マンセー名無しさん :05/02/07 12:34:25 ID:raGta44E
殖民地
73 :
マンセー名無しさん :05/02/07 12:36:02 ID:rj+1zTEx
日本の植民地政策が特殊だった明確な証明として 先にあげたように 我々日本人と外国人の植民地に対する 感覚、認識があげられると思う。 明らかに違うよ。
74 :
マンセー名無しさん :05/02/07 12:54:17 ID:J4wg50g+
>>73 それは植民地=悪っていう左翼が戦後になって跋扈したからじゃないの?
>>74 搾取する側と搾取される側の二元論・・・マルクス史観でしたっけ?
本国とは違う法体系で統治されている土地が植民地であると思う
77 :
マンセー名無しさん :05/02/07 13:03:55 ID:rLx4VqIl
日本の植民地政策が特殊だったのは インドネシアに見られるオランダ人 のように土民を狩の対象にしなかった事である。
「無理やり日本人にさせられて民族の誇りが踏みにじられた。 まして兄である我々を弟の日本が・・・」 こんな風に来られると、もはや諸外国の例を持ち出したり用語を定義付けして 理詰めで納得させることが虚しくなるね。もう、現実を受け入れろとしか言いようがなくなる。
79 :
マンセー名無しさん :05/02/07 13:22:29 ID:rLx4VqIl
真実を見えなくするものが、自分の中に在るという現実。 あなたのその理論が国をながきに渡って 朽ちさせる現実。 出口の無い国に気付いた有識者が 国から出てゆく現実。 世界はとっくに気付いて 相手にされない現実。 東京軍事裁判の秘密が そろそろホントの日本人に気付かれ始めた靖国問題。
>>78 在日を説得するなど無理だ。
奴らは銃を突きつけない限りおとなしくならないし帰国しない。
( ´U`) 考え方として言わせてもらうと。 イギリスやフランスだと、植民地法なるものでどこそこの土地を植民地とすると規定されてたそうです。 1834年 南オーストラリア植民地法(イギリスのオーストラリア植民地に対する法律) 1620年 メイフラワー憲章(清教徒の作ったアメリカでの植民地法) 1895年 台湾植民地法(日本の台湾に対する法律) 対して併合は二国間、つまり合併国と被合併国の間で結ばれる条約です。 1910年 日韓併合条約(日本と韓国との間の条約) 1898年 ハワイ併合条約(ハワイ臨時政府とアメリカとの間の条約) 1871年 普仏戦争の終結条約(フランスからプロイセンへのロレーヌ・アルザス併合条約) そうすると、植民地というのは無主の地を占領して時刻勢力下においた状態で法律によって定義され 併合というのは二国間の条約によって結ばれるものであります。 日韓併合の場合、条約によって日本領とされたのですが 韓国植民地法が制定されていないことから 植民地ではないという考え方が導き出されると思います。
82 :
マンセー名無しさん :05/02/07 13:35:29 ID:J4wg50g+
台湾植民地法なんて法律ないでしょ。 というか、戦前の日本政府が公的に「植民地」という語を用いたことはないはず。
83 :
puku :05/02/07 13:39:31 ID:tC+t5D6E
論じりまぃでも無いwww 公的に「植民地」と言うわくゅあネイわな、あたちまぇ。
「植民地」という日本語が登場するのはいつ頃?
お、pukuしゃんだ。 (翻訳) >論じるまでも無いwww >公的に「植民地」と言うわけはない罠、当たり前。 最近、やっと解読に慣れてきた(w
86 :
併合厨論破用テンプレ@コピペ推奨 :05/02/07 13:43:45 ID:43leCo8T
台北帝国大学助教授 富田芳郎著 「植民地理」 昭和12年刊 叢文閣 31ページ 日本の植民地は朝鮮、台湾、樺太(以上は狭義の属領)、南洋諸島(委任統治領) 及び関東州であって、関東州が満州国駐箚の全権大使の監督の下に 外務省の管轄である外は皆拓務省の管轄する所であり、これらは 内地に対して外地と呼ばれている。
87 :
併合厨論破用テンプレ@コピペ推奨 :05/02/07 13:43:51 ID:43leCo8T
戦前、東大で植民政策を担当していた矢内原忠雄は、最もオーソドックスな 植民政策学の教科書とされる『植民及植民政策』(1926)で 「属領」(ここでいうところの「植民地」)を次のように定義している。 (矢内原は「植民地」を若干異なる意味で使っているのだが それに言及すると話がややこしくなるのでここでは触れない) @国際法上の一国の領土で、その領土権は完全に自国に属する。 A歴史的に見て固有の領土でなく、新たに編入された地域である。 B通常は社会的構成の面において特殊性を帯びることが多い。 C完全に国家の固有的構成部分として合体されきっておらず、 国家内部にあって特殊の法域、特殊の行政区域とされている。
>86-87 定義上、「属領」≠「植民地」なのだから、朝鮮半島について 「植民地」という定義をするのはおかしいと思われ。 というか勝手に属領と言う言葉に (ここでいうところの「植民地」)というような広義性を持たせる のはどうか。 つか若干異なる意味で使ってる「植民地」の内容、説明しな いと片手落ちなんでないの? とテンプレ相手にカキコしてみる。
同じくテンプレコピペに反論 連邦制の国は植民地を内在する国になってまうぞ。
早い話が『植民地』という言葉にネガティブな雰囲気が無くなって くれば、また別な用語持って来るだけでしょ。『朝鮮』や『朝鮮人』 と同じで。
>>89 バルト3国とモルドバを併合したソ連の例も・・・・・・・
93 :
マンセー名無しさん :05/02/07 14:50:38 ID:lpyC0Di1
植民地とは、現地に、その土地を統治する政府が存在しつつ、 多数の外国人による搾取が行われている状態。 その意味では、大韓帝国は植民地であったが、併合後は植民地ではない。
学問板っぽくなってきたな。
>>67 のような批判はもっともだけど、それはそれでいいんじゃないの。
便所のラクガキなんだから。肩肘張らずに進められる。
>>88 86では植民地を属領を包括する上位概念として扱ってるんだから問題ないんじゃないの?
86と87を合わせて考えると、属領は植民地の一種であり
属領ならざる植民地(租借地や委任統治領)も存在するということになると思われ。
>95 colony、colonizeとannexation、annexとの違いなんだけどね。 colony,colonizeは文明国による、非文明地域への文化の付与であり、 annexation,annexは文明国同士の約束による統合だったかと。 >81で早稲田の論客氏で述べてる事な訳で。 日本語の「植民地」という言葉があいまいなのも問題だとおもう。
植民地の決定的な定義がないのは英語でも同じだとおもわれ。 ところで併合と植民地が対立概念だと言い出したのは渡部昇一じゃなかったっけ? そういう定義が本当に存在するのかな? 基本的に併合っていうのは領土を新たに主権下に置くことであって そこを国内的にどう位置づけるかは無関係だと思うが。
例えば一般に植民地とされる地域でも
その取得行為は「インド併合」とか「エチオピア併合」とか言う。
>>81 ハワイはかつては植民地じゃないの?
>>100 この「自治領」だった時代が植民地にあたるんであ?
今でも国連はサモア自治領を植民地としているし。
102 :
88 :05/02/08 10:14:04 ID:SN8JMmqK
>98 一応Colonyの定義は前述した通りあるんだけどな。 つか、今で言うところの植民地は後世の観点から見た 「広義の植民地」だから、その辺の区別無く皆「植民地」 としてしまう罠。 #koreaをcolonizeという人は、当時の朝鮮が統一政体の #ない、無主の未開地として扱ってるに等しいと、個人的 #には思う。李完用に謝れ(AA略) ##ただ、実態を鑑みるにannexの形態はとっているが、 ##文化の付与としてのcolonizeの面が強いように思える(ぉ で、国内的な位置付けとしては、明確に朝鮮は優遇さ れてたな。当時の東北地方と比較すればわかるが。
>>102 そのような定義が本当に存在するの?ソースがほしい。
俺は渡部を発端として日本語ネットに流布されたただの俗説だと睨んでいるのだが。>併合植民地対立説
英語版WIKIの定義でも
Colony
From Wikipedia, the free encyclopedia.
This article refers to a colony in politics and history. For alternate meanings of colony,
see colony (disambiguation).
In politics and in history, a colony is an administrative unit under the control of a geographically-
distinct entity, usually an autonomous state. The term "informal colony" is used by some historians
to describe a country which is under the de facto control of another state, although this description
is often contentious.
Annexation
Annexation is the legal merging of some territory into another body. A city might
annex unincorporated areas or a country might annex other disputed territories. Sometimes
also used to refer to mergers of countries.
となっていて対立した概念として扱われていない。
Annexationは単に新規領土の編入を意味する行為の名前であるのに対して
Colonyは本国に対して隷属する地域の呼称であって
対立し得ない概念だと思う。
>103
日韓併合時におけるcolonyeとannexationを比較する必要があり、
現時点での定義を出しても意味がないように思えるが。
とりあえず手近なweb辞書で引いたcolonizeはこう出てますな。
to establish political control over an area or over another country,
and send your citizens there to settle
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ttp://pewebdic2.cw.idm.fr/display/display.html?unfolded=8761&ids=8761 #つか私が何故Annexにこだわるかというと、>103の引用にもある
#「legal merging」、これにつきる訳で。
>>104 学術的な定義が変遷しているのかな?
当時の定義では対概念だったという確証が欲しいところ。
ttp://www.m-w.com/cgi-bin/dictionary?book=Dictionary&va=colonize&x=14&y=18 1 a : to establish a colony in or on or of b : to establish in a colony
日韓併合が言葉どおり併合(Annextion)であることを否定する人はいないと思う。
問題はAnnextionがcolonyと対立するのかということであって。
「植民地として併合した」という表現は普通になされるけど間違いなのか。
いずれにせよ、この種の議論で辞書的な理解を持ち出すのはどうかと思う。
法学において善意と悪意という言葉が特殊な意味を持つように
ある言葉の通俗的理解とアカデミックな定義が異なることはよくあるので。
合法的な領土獲得が併合であって、それに対立するのが植民地だとすれば、 違法に取得した領土が植民地ということになる。 しかし植民地には違法どころか「国際法上、主権が及ぶ地域」という定義 がなされている。この時点でこの議論は破綻していると思うのですが。
>105-106
領土獲得という観点から見れば、対になる概念じゃないよ。
植民団(colon)により、【無主の蛮地】に宗主国の文化を持ち込んで
居留するのが狭義の植民地(colony)。
【国間の合法な約束】によって国のある地域或いは国全体が別の
国に組み込まれるのが併合(Annexation)。
colonyについての語源として、ラテン語のcoloniaとされているが、
このcoloniaというのはローマ市民権をもった守備兵的な役割を持
つ者達が、新たに征服された地に定住すること、らしい。
ttp://www.postcolonialweb.org/poldiscourse/colondef.html #バルバロイというニュアンスを勘案しないと非文明地への文化の
#付与といった部分を導き出すのは難しいかもしれない。
上記の言葉の背景を踏まえて、
「大日本帝国は当時蛮族の跳梁する無主の地であった朝鮮半島を植民地とした」
のではなく、「国家間の約定に基づき、大韓帝国を併合した」
という風に私は言ってる訳ですが。
>>107 原義から見ればそうなのかも知れないが
やはり近代社会科学的的意味の植民地からは乖離してるのでは?
字面だけで見れば文字通り「植民者を送り込む地」としかならないわけで。
植民政策学の通説的定義による限り植民地の定義は
獲得の経緯や原所属国の状態とは無関係なので
「大日本帝国は大韓帝国を併合し、当該地域を植民地とした」とするしかないと思います。
植民地を国家の外部と見なすか内部と見なすかが問題なのだと思う。 植民地もまた国家の領土であるとするなら、植民地を獲得する行為も併合と言い得るだろう。
>108 じゃぁ「近代社会科学的意味の植民地」ってのは何よ? と聞く訳ですが。 >87のテンプレでは、「属領」と「植民地」は別として扱っており、 個人的には 『言及すると話がややこしくなるのでここでは触れない』 と言う部分に非常に興味があるのですよ。
>>110 記憶する限りで言うと
属領⊂植民地ということだったと思う。
属領であれば当然に植民地なので
87を書いた人はより簡便な属領の定義だけを書いたのだと思う。
主権国家の領土において、本国とは異なった法制が適用され、 住民の権利、特に政治参加権が制限される地域が植民地。 というのが通説的理解のようです。 かつ、この中で主権がどの程度及ぶかについて 属領、租借地、委任統治領などの区別があるようです。 また、国際法上主権国家であっても、政治的に隷属する衛星国も植民地と 一種とする考えもあるようです。
>111 それなら別に話はややこしくはならないと思うが。 #暇を見て原本に当るとしましょうか。 >112の定義は政治的・思想的に「無色透明な」定義 ですな。 で、問題となるとは韓国・北朝鮮の言う「植民地」は、 ポストコロニアニズム的史観からみた、色のついた 「植民地」だという事な訳で。 で、事実に則さないイメージを植え付けかねない言 葉を使うのは好ましくないという観点からも、私は 「併合」という言葉を使うべきだと考えますが。
ネガティブイメージは否定できませんからね。 ただ、どこをどう見ても植民地ではない、と断言することは困難だということでは。
「植民地」と「併合」とは両立する概念だと思うが。ロシアを考えてみ。 いちおうウラル山脈から東が植民地だということだが、国としては1つだ。 併合したり保護条約結んだり海外県を設置したりといろんな方法があるけど、 どの方法を取っても、それによって政治的な影響力を広げた地域を「植民地」と呼ぶのだと思う。 あと、「植民地」に投資して発展させるのはどこでもやってるあたりまえなことだと思う。 ロシアは植民地にシベリア鉄道を敷いて、ウラジオストクなどの都市を建設して発展させた。 イギリスの植民地だったアメリカ、カナダ、オーストラリア、香港、シンガポール、南アなどは、 いずれも発展し、いまだに本国イギリスと同等以上の経済力を持つ国・地域になっている。 日本も朝鮮に投資したみたいだけど日本と同等以上にまでしたわけじゃないし、関係ないと思う。
>115 イギリスの植民地だったアメリカ、オーストラリア、 シンガポール、南アなどの地域に「元から居た」人 達がどのような境遇であるかを勘案しての発言な のかな? >日本も朝鮮に投資したみたいだけど日本と同等 >以上にまでしたわけじゃないし 内地である東北地方よりも多額の投資をして社会 資本を整えましたが?
記憶のみ、ソース思い出せず、しかも半島と関係ないけど、 イギリスがインドを統治していた間にインド工業に投資した金額よりも、 日本が満州の工業に投資した金額のほうが大きいって話読んだこと有る。
>>116 同時期に、世界でもう一つ巨大貧困都市がありました。
英国ロンドンのイーストエンドです。
これについては、例えばチャールズ・ディッケンズ、ジャック・ロンドンの作品が有名です。
「わが秘密の生涯」にはイーストエンドの売春婦(労働者階級の子女)の「一晩の値段」が載っていますが、帝都東京で永井荷風が買った値段よりも安いみたいです。
英国の資金は植民地に投資され、金持ちの懐を潤しましたが、その原資は貧民の搾取から出ていました。
日本経済支配層はその形だけ真似を使用として、虎の尾を踏んでしまいました。
植民地に投資したほうが、本国の支配層は儲かるってことらしい。
>118 前提として、植民地は投資しないと富を生み出さない 存在な訳で。 >116の後段については>115に対する突っ込みだよ。 つか、朝鮮で投資した分は殆ど彼らの手で破壊した ので、日本と同等以上にまでなれなかったのは日本 のせいではないような希ガス。 #むしろ英国式を形だけでなく真髄まで真似た方が良 #かったのかもしれないが。
香港の一人当たり国民所得はイギリス本国を上回っていた時期も あったらしい。
戦前の日本の「植民政策」研究者であった矢内原忠雄(ヤナイハラ・タダオ)は、1937年に発表した 論文「軍事的と同化的・日仏植民政策比較の一論」のなかで、日本とフランスの植民地政策がきわめて 類似していると論じた。まず、本国と地理的に隣接した領土を軍事的に征服することがあらゆる 植民政策の出発点となっている点、そして、軍事的に領有した植民地にたいして内地延長主義をとり 「本国中心の一体的ブロック経済」をつくりあげようとしている点が指摘されている。しかし、矢内原が もっとも重視したのは、両国が極端な「同化政策」をとり、その中心に言語教育をすえている点である。 そして矢内原は、この点で日本の「同化政策」はフランスよりもはるかに徹底しているという。つまり、 「植民地人に日本語を教えることによつてこれを日本人と化せんとする事が、我国植民地教育政策の 根本として把持せられてゐる」のであり、そこには日本語と日本精神を同一視する考え方があるというのである。
>120 二次大戦後ならイギリスが斜陽の時期だから、十分ありうる だろうね。 >121 フランスのアルジェリアと日本の朝鮮との類似は以前ハン板で この手の論議を行った時にも上がってきたね。 で、日本の同化政策である皇民化政策は、内鮮一体のスロー ガンを元に日本語教育を強化徹底していく訳だが、この政策の 開始が奇しくもこの論文の発表された1937年、日中戦争が始 まった年だったりする。 『日帝支配36年』のうち、同化政策の一環としてこれが強行に 推し進められたのは併合から26年経過した後ですな。
前に(二三年前)凄いインテリさん達がこの問題について議論してた超良スレがあったんだが、どこか 忘れてしまった。 現実問題として、朝鮮を統合することは可能だったのだろうか? 今の人口比で考えれば、帝国の全人口の三分の一が半島になり、国会の議席も 同様の割合で付与されることになる。 人口も無制限に内地に流入し、民族的軋轢も更に深化するだろう。 これに原日本人が耐えられたのだろうか?