民主党白真勲(はくしんくん)議員に質問状5

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654ボアマロ ◆n9skP0caTQ
おはようございます。一昨々日(22日金曜日)の深夜に気づいたのですが、
今月の13日(水)に企画の運営者に宛てて、mailが届いていました_| ̄|○
「活動については敬服する」とした上で、綴られていたのは、質問の資料に
対するご指摘でした。

・財政 福祉Q39において、外国籍の被生活保護人員を460,686人としているが、誤ったdataに基づく設問である

http://shitsumonjyo.gozaru.jp/faq_final1_s.html
◆財政 福祉 5問
T.在日韓国人の生活状況について
厚生労働省がまとめた『平成14年度社会福祉行政業務報告』によると、外国人で生活保護を受給している人は、460,686人です。
Q39-在日韓国人の総人口632,405人(平成13年度調べ)の内、22.7%(およそ142,000人)が生活保護の対象になっているとする試算もありますが、これは実態を反映している数値だと思いますか?
[はい/いいえ/その他]
コメント:
http://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/youran/indexyk_3_1.htmlによれば、460,686人は一ヶ月あたりの被保護者を合算したもので、単位は「人月」になる
・被保護者人員には、これを12で割った38,391人を用いるべき
・当然、在日韓国、朝鮮人の被保護者はさらに少なくなる

実は、まだdataの精査や試算が済んでいませんが、(送信して下さった方、
すみません。返信はもうしばらくお待ち下さい)、
せっかくなので、この場を借りてちょっくら検証してみたいと思います。
655ボアマロ ◆n9skP0caTQ :04/10/25 05:17:21 ID:aJHpAb3V
□検証1□
・条件 平成十四年度のdataを利用

資料a:厚生労働省統計表データベースシステム第3−10表 日本の
国籍を有しない被保護実世帯数・実人員,年度別
http://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/youran/indexyk_3_1.html
資料aによると、「全外国人登録者における被保護実人員」(※年間累計、
実数ではない)46,0686名、「一ヶ月平均」(※年間累計を12で割ったもの)
38,391名です。
※厚生労働省に確認済み。

資料b:厚生労働省 5 生活保護における外国人の取扱いについて
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/06/s0608-6a2.html
資料bによると、生活保護が準用される外国人の在留資格は、「難民」か
「永住者」「永住者の配偶者」「定住者」「日本人の配偶者」に限られており、
ここでは、資格を満たす人々を「被保護・在留有資格者」(財産・所得を
条件に含めない在留資格に限定した生活保護準用対象者)と呼びます。

<続く>
656ボアマロ ◆n9skP0caTQ :04/10/25 05:19:35 ID:aJHpAb3V
>>655の続き>

資料c:法務省 平成15年末現在における外国人登録者統計について
http://www.moj.go.jp/PRESS/040611-1/040611-1.html
http://www.moj.go.jp/PRESS/040611-1/040611-1-1.pdf(詳細)
資料cから抜粋した「全外国人登録者」における「被保護・在留有資格者」は、
964,802名で、その内訳は「一般永住者」223,875名、「特別永住者」
489,900名、「永住者の配偶者」7,576名、「定住者」243,451名となっています。
韓国、朝鮮籍に絞って見ると、「一般永住者」37,121名、「特別永住者」
485,180名(資料c-9表)、「定住者」9,091名(資料c-11表)、
「日本人の配偶者」21,868名(資料c-10表)の合計553,260名で、

553,260(韓国、朝鮮籍の被保護・在留有資格者)/964,802名
(全外国人登録者の被保護・在留有資格者)=0.5734440849
全登録外国人の被保護・在留有資格者における韓国、朝鮮籍の被保護・
在留有資格者の構成比は、57.34440849%という答えが導き出されます。
尚、韓国、朝鮮籍の外国人登録者総数による構成比は33.8%、625,422名。

<続く>
657ボアマロ ◆n9skP0caTQ :04/10/25 05:32:23 ID:aJHpAb3V
>>656の続き>

資料d:厚生労働省統計表データベースシステム第3−5表 被保護実人員・
保護率,扶助の種類×年度別
http://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/youran/indexyk_3_1.html
資料dが日本人に限定した被保護者実人員だと仮定して計算すると、

46,0686(全外国人登録者の被保護人員年間累計)×0.5734440849
(全登録外国人の被保護・在留有資格者1に対する韓国、朝鮮人の割合)=264177.6617
264177.6617/1,242,723(※日本人の被保護人員一ヶ月平均)=
0.21257968324
21.257968324%
※登録外国人と日本人の合計か、日本人限定かは未確認。

38,391人(全登録外国人の被保護人員一ヶ月平均)×0.5734440849
(全登録外国人の被保護・在留有資格者1に対する韓国、朝鮮人の割合)
=22015.091863
22015.091863/553,260(韓国、朝鮮籍の被保護・在留有資格者)=
0.03979158418
★3.98%(有資格外国人の国籍による所得格差がないという仮定の下での韓国、朝鮮人の被保護率)

この3.98%という結果は、仮定を重ねて出したものなので、実態を反映していない
(つまり、不正確な)可能性が高い、と言えます。
検証2は、明日に続くかも知れません。不備があったら、突っ込みよろすぃく。