産経朝刊(2005/01/20)
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◆韓国有名タレント 親日派宣言 著書で偏見と誤解指摘
【ソウル=黒田勝弘】「親日派」という言葉が「売国奴」の意味として
今なお社会的タブーになっている韓国で、有名タレントが「私は親日
派だ!」という日本称賛の本を出版し話題になっている。著者は歌手
兼タレントで牧師の資格も持っている超有名人の趙英男さん(60)。
日本見聞録などを集めた評論集『殴り殺される覚悟で書いた親日
宣言』(ランダムハウス中央・発行)を出版し、今なお日本をけなし、
非難するのが愛国者のような韓国の実情を厳しく批判、日本に対す
る偏見と誤解ですごした過去を振り返り「青春を返してちょうだい!
日本を返してちょうだい!」と書いている。
彼によると「私たちは日本より遅れているが、恥ずかしがることは
ない。隣の玄関まで行ってチャイムを鳴らし教えを願えばいいのだ。
われわれが豊かに暮らすことだけが彼らに対する復〈(ふくしゅう)だ。
自分一人で豊かに生きていけると自信満々だった北朝鮮を見ろ。
餓死直前ではないか。自分より豊かな国には早く行って学ばなけれ
ばならない。迷う時間なんてないのだ」という。
また争点の靖国神社問題についても現地を見学し、
「日本人たちは、われわれは伊藤博文や東条英機を慰霊するが君
たちは安重根(伊藤博文暗殺犯)や尹奉吉(抗日テロ犯)を慰霊して
いるではないか。君たちが安重根、尹奉吉を慰霊するのにわれわれ
は干渉しない、といっているようだった」
と書くなど、韓国人としては珍しく日本の立場に理解を示している。
趙英男さんは米国の神学校を卒業した多才、多能のマルチタレント。
素朴なおじさん的風貌(ふうぼう)で世代を超えて人気があり韓国社会
への影響力は大きい。二〇〇二年の日韓共同開催サッカー・ワールド
カップを機に日本への関心を深めたという。
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マンセー名無しさん:05/01/20 19:08:51 ID:Vr1Azvbl