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マンセー名無しさん:
既出同然の話だけど、保守を兼ねて−
韓国のお寺はほとんどが山にあって町の真ん中にはない。とくに首都のソウルには
古くからの名刹はない。これは五百年以上続いた李朝時代(1392-1910年)が儒教
中心で仏教が排斥されたためである。
しかし、李朝の前の高麗時代(918-1392年)は逆に仏教が盛んだった。従って日本
支配で李朝時代が終わると韓国の仏教は勢いを取り戻し、首都にもお寺が出来る
ようになった。
日本にも高麗時代の仏画など仏教美術品が多く存在するのはそうした歴史的背景
がある。李朝時代に排斥された仏教がその美術品とともに安住の地を求めて日本
に流れたという仮説も成り立つのだが、韓国では対日被害者意識が強いため、日本
に存在する朝鮮半島系の古美術品はみんな”略奪品”であるかのようにいう。
最近、兵庫県加古川市にある鶴林寺から盗まれ韓国に持ち込まれていた重要文化
財の高麗仏画「阿弥陀三尊像」についても、韓国では「日本が韓国から略奪していった
ものだから返さなくてもいい」といった妙な雰囲気がある。
しかし鶴林寺によると1477年に寺で仏画を修復した記録が残っており、16世紀の豊臣
秀吉軍や20世紀の日本統治時代の”略奪”とは全く関係ない。
逆に鶴林寺は聖徳太子時代の朝鮮半島からの渡来僧由来するため、高麗仏画も朝鮮
側からもたらされた可能性が高いという。韓国の歴史歪曲は困ったものだ。