>>762-763 追い出しするくらいなら総督府行きな。今のこのスレ作家誰もいないじゃないか。
保守カキコだけでいつまでももたすつもりかい?
また荒れそうだな・・・
/ヽ /ヽ
/ ヽ / ヽ
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| | | | | U :::::::::::::| なにこの熱血君……
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>>762-766 お前らが、キレやすい香具師を無駄に突付き回すからスレが荒れるんだろうが。
普通にカキコしても荒れただろうが、名前隠して観測気球上げるなんて真似がばれたら、
もっと荒れるとは想像つかなかったのかね。現にばれて荒れてるんだし。
あの騒ぎから何も学んでなかったのか……。
こんなことするんじゃ、復帰してもいずれ同じこと繰り返すと思うんだがどうよ?
こいつは反省することを知らないからな。
いや熱血君はここで書いていいんです。むしろ熱血君用に明け渡されたようなもんです。
そして熱血君と一緒でもいいと表明した作家や読者が今ここに書きこんでいます。
最悪板では熱血君がここを追い出されたことになっていますが、それは噂の噂でかなり脚色入ってますから。
まあ必ず表明しろということではありませんが、スレの性質上
ここにカキコしている人は「熱血君と一緒でもいい」と判断してここにいることになるんで、
そういう雰囲気をできるだけ壊さないようご協力くださいという趣旨での
ローカルルールだと私は解釈してます。
>>771 そういう流れでも無いと思うけどね。ここは排除の思想はダメって事。
誰でもローカルルールに忠実であるなら排除は無いよって事だと思う。
出ていった人々はソレが出来ない小人物って事だよ。
誰であれローカルルールとマナーを守れれば大歓迎っすよ。
>>773 >出ていった人々はソレが出来ない小人物って事だよ。
基本的に相互不干渉ですので、そういうことは言わないようにおながいします。
まあ、マターリマターリいきましょう。
775 :
李予愚 ◆yfJP8CTXXs :04/08/28 18:06 ID:xBe6b+Ut
【仲間に入れてよ】
ある昼下がり、珍しくアメリー君とニホンちゃんが口ゲンカしています。
「イジワルしなくてもいいじゃない。ね、仲間に入れてよ」
「いや、今のニホンちゃんじゃ無理だ」
「だって、私、エリザベスちゃんやフランソワーズちゃんよりずっとたくさんお小遣い出してるんだし」
「お金の問題じゃないんだよ」
そこへ現れた我らがカンコ君。
「そうニダ!歪曲し、ウリの正当な憤怒に目を背けるニホンがアメリー君達の仲間になろうなんて
ふざけてるニダ!アメリー君、やっとわかったニダな。ニホンは乱暴者のニッテイの」
しかし、カンコ君は最後まで言葉を続けることは出来ませんでした。
「この、バカンコーーー!」
カンコ君の後ろ頭にタイワンちゃんの旋風脚がヒットします。
「アイゴー!」
そのままマウントポジションでカンコ君をタコ殴りにするタイワンちゃん。
いつもより少し鬼気迫ってます。
その迫力におろおろしているニホンちゃんに、アメリー君は言いました。
「……とにかく、その古ぼけたアクセサリを何とかしないと、僕たちの仲間にはなれないよ」
(でも、このアクセサリを外しても同じだと思うな。チューゴ君が躍起になって反対するもん。
アサヒちゃんもうるさいし)
ニホンちゃんはため息をつきながら、問題のアクセサリ第九条を撫でるのでした。
またあげてしまったニダ……アイゴー
元ネタは常任理事国問題。
ソースはあるはずだけどいいのが無かったです。
777 :
マンセー名無しさん:04/08/28 21:00 ID:thuS47JH
:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、.,.::'":::::::::::::::::::::::::`ー-、
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:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l〃 ヽ:::::::;;::::::l
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l/ __,,...」::l;::l_;;::::!
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:lニ ''〒テ-l:l:::;'-ヽi ここはあなたたちの日記帳なのよ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l斗 , └'‐ '!l;;/).ノ:!
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l 〈! l l/-くト、! 遠慮せずジャンジャン書きなさい
:,:,:,:.:.:.:.:.:.:.:,:,:.:ll:.l 、- ッ ノl //トl ヽ
:,:,:,:,:.:,:.:,:,:,:,:,:,!,l:l;`ヽ、 = ./// .lニー、 ね!
:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,l=l;l‐^ヾニヽ二-ニ-' /`==`_ー-、、
:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:l l! \二ll二_/  ̄==、、ヽ
>>775「仲間に入れてよ」
アメ「そりゃあのアクセは俺がやった奴だけど、あんな型遅れの奴いつまで着けてんだよまったく・・・」
アサ「何言ってるの?ニホンちゃんが気に入ってるんだからいいじゃない!彼女の自由を尊重しなさい!!」
アメ(気に入ってるのはオメーだろーが・・・)
李予愚さん、乙です。
「時には夢見る乙女」
香ちゃんはチューゴ家の中ではかなりおしゃまな女の子です。時にはお兄さん
のチューゴ君ですら言い負かしております。
彼女の好きなのは色々ありますが最近はアメリー君の家のドラマがお気に入り、
今日も自分の部屋で見ています。
「いいなあ、私もあんなふうになれたらなあ」
ドラマを見ながらうっとりとしています。
「そうしたらもっともっと楽しいのに。たまにはお空を飛んでみたいわ」
かなり夢見モードに入っているようです。その目もうっとりとしています。
彼女の部屋は電化製品が一式置いています。チューゴ家ではかなり豊かな方です。
その中には電子レンジもあります。
プスプスプスプスプスプスプスプスプスプスプス
その電子レンジが急に煙を噴き出しました。
「まさか・・・・・・」
実はこの電子レンジかなりの中古です。香ちゃんはそれを見て咄嗟に逃げようと
思いました。
しかし扉まではちと遠い。その前に爆発しようとしています。
「どうしよう」
窓から、けれどあまりにも危険です。しかしここで運命の神の贈り物が。
「そうだ、これがあったわ!」
見れば窓の側に傘が一本ありました。何と都合がいいのでしょう。
さあ傘を手にしました。そしてそれを開いて窓から飛び降りました。
「今見ていたドラマみたい、上手くいったわ!」
窓を出たところで爆発が起こりました。中古の製品ながらその爆発力
は素晴らしいものがあります。
「・・・・・本当に危ないところだったわ」
香ちゃんは窓から出る煙と火を見ながら言いました。
「けれど良かったわ、何とか助かったし。ドラマも役に立つのね」
しかし。
香ちゃんの身体は傘で飛ぶには少し重過ぎたようです。落下速度は落ちる
ことなくそのまま一直線に落ちます。
「えっ!?」
しかも傘が下からの風圧に巻け折れてしまいました。これで万事休す、
です。香ちゃんはそのまままっ逆さまに落ちて行きました。
「・・・・・・一体何を考えているアルか」
香ちゃんは脚を骨折して入院することになりました。見舞いに来た兄
チューゴ君は呆れた顔で妹に対して言いました。
「う〜〜ん、やっぱりドラマみたいにはいかなかったみたい」
「当然アル。もし何事もドラマみたいになったらそいじょそこらでヒコウ
を突かれた人間が爆発しているアル」
「・・・・・・また懐かしい例えね、兄さん」
「・・・・・・・・・」
チューゴ君、妹の突っ込みはとりあえずスルーすることにしました。
「ともかくアル」
チューゴ君は咳払いをしてから妹に対して言いました。
「これからは無闇にドラマの真似は止めるよろし。さもないと今回の様に
大変なことになるアルぞ」
「うん」
珍しく素直に納得する香ちゃんでした。
「わかればいいアル。僕としても御前にカンコみたいな馬鹿なことをして
怪我をしてもらったら困るアル」
打算少々、愛情多々の心で言いました。
その後香ちゃんだけでなくチューゴ家では所々に消火器等を置くように
なりました。
また来た。
>>779 お帰り&乙。
「ア〜〜〜ル〜〜〜」と言って落下しましたかしませんかそうですか。
ニュースソースの日本語も面白かったよ。
今回あなたが巻き起こしてしまった騒動はきっと忘れられることのないことで、
今後一手一投足が注目の的となると思います。頭にくることもあるでしょう。
でもそれは、自分が崩してしまった信頼をもう一度築きなおす為には避けられないこと。
ろーかるるーるを守って、頑張ってください。
レス不要だよ。態度で示してね。みんながあなたを見てるから。
熱血くんの事件って何があったんですか・・・?
久々に来たのでよくわからんです。
私もアニパロしたりとか、新キャラを出したり、ウヨくんをDQNにしたりで
いろいろ叩かれて書くのやめちゃっただけに、聞かせてもらいたいです。
これまでのあらましは
>>368-375にざっとまとめられてる。
総督府の議論・補完用スレ5も参照してね。
ここ最近の3スレくらいを読み直すのが一番なんだけどね。
>>786 サンクスです。
昔、プ板でゼンザーマスクってSSがあったんですけど
似たような事件でもめたなぁ・・
「まいったなぁ…」
ニホンちゃんは家に帰る途中に通り雨にあってしまい
カンコ家の軒下で雨宿りをしていました。
その時、学校からカンコ君がちょうど帰ってきました。
雨に打たれて寒そうにしているニホンちゃんを見たカンコ君。
さすがに可哀想に思い、また、近所のよしみもあったので、
シャツに透けて見えるニホンちゃんの肌を間近で見たいという
邪念を抜きにして、カンコ家の中に招いてあげました。
「ありがとう!」
満面の笑みでカンコ家の中に入っていくニホンちゃん。
その後ろを歩くカンコ君は、ニホンちゃんのシャツが雨水で
背中にぺったりと張り付いているのを見て前かがみです。
家に入ると、カンコくんのお母さんからバスタオルを渡されて
それで体を拭きながら、応接間へとやってきました。
「まぁ、これを飲んで温まるニダ…」
ニホンちゃんがイスに座って、頭をがしがしと拭いていると、
カンコくんが温かい甘酒とキムチが差し出されました。
「ありがとう!」
いつも意地悪ばかりしてくるカンコくんが、珍しく優しくしてくれる
「ドラえもんの映画におけるジャイアン効果」により、ニホンちゃんも
すっかりご機嫌です。
元々ご近所で同世代ということもあって、会話は弾みました。
そんな中で、カンコ君がいきなり尋ねてきました。
「チューゴが、生徒会のアジア町代表って・・・どう思うニダ?」
「ほぇ?」
「チューゴみたいなジコチューな奴が、アジア町を代表するなんて
ウリには耐えられないニダ!!」
「ええと・・・・」
ニホンちゃんはどう答えたものかと、カンコ君の表情を恐る恐ると
伺いました。
甘酒に酔ったカンコ君は、怒気をはらんだ口調で質問を続けます。
「ニホンの意見をぜひ聞かせて欲しいニダ。
このアジア町を代表するのは誰だと思うニダ?」
「それは、やっぱしチューゴくんじゃないかな・・・。
由緒ある家柄だし、実際に生徒会の役員だし・・・。」
「ははは。チューゴか!
彼奴など、自分の体重もコントロールできない肥満児ニダ」
「それじゃ、タイワンちゃんは?
スポーツ万能だし、いつも元気で、いい子だよ。」
「タイワンなど、一人歩きもできない小児にすぎないニダ
アジア町を代表など、とてもとても・・・・」
「ええと、じゃあ、ベトナちゃんは?
普段はおとなしいけど、怒るとアメリー君でもケンカしちゃうし」
「ベトナはケンカが強いだけの引きこもりに過ぎないニダ。
ウリの家の門番でもやってるのがお似合いニダ。サササササ....」
「もう・・・カンコ君、人の悪口ばかりじゃない!
だったら、誰だったらアジア町の代表にふさわしいっていうの!?」
ニホンちゃんは、ぷぅっと頬を膨らませて、お箸を口にくわえて
カンコ君に抗議しました。
しかし、カンコ君はニンマリと笑い、重々しく言い放ちました。
「余と君だ!」
「・・・・ (゚Д゚)ハァ? 」
ニホンちゃんの口元から、ポロリと箸が落ちました。
遠くでは大きな雷が鳴っています。
目の前ではカンコくんの演説が始まってます。
ニホンちゃんは、それらの音をボンヤリと聞きながら、バッファローズの
人気を回復させるのはどうすればいいのかを、じっと考えていました。
えーと、三国志のパロディネタです。(元ネタは「英雄談義」)
ちょっとだけ古株から言わせてもらいたいんですけど、時事問題とかって
ネタがループしちゃうんですよ。(日本海問題とか、靖国問題とか)
だから、同じネタをもう一度書くときは、アニパロとかで切り口を変えるとか
ありじゃないかなと思うんですがいかがでしょう。
荒れたりしないように、ちょっと空気を読みたいので意見聞かせてください。
793 :
七志野 :04/08/29 07:23 ID:l0wCwYhE
さりげなく、『余』が先になってるのにワロタ。
>>771 >>いや熱血君はここで書いていいんです。むしろ熱血君用に明け渡されたようなもんです。
>>そして熱血君と一緒でもいいと表明した作家や読者が今ここに書きこんでいます。
オウテツさん毎度乙であります。
ま、そいうことですな。
漏れはどうも反りが合わなそうですから、本スレへの感想レスも止めてROMすることにします。主に感想を書く人が週間氏しかいなくなりますが(最近見ないなあw)、まあ一時テコ入れみたいなもんですし、もともとそーゆースレだし。
というかもう荒れるなよ。
次に荒れたら間違いなく本スレ潰れますぞ?
>放置=ウィン氏
熱血君の巻き起こしたあれこれは、過去ログを見ればよくわかる・・・というより、
ある意味で>754の一言が熱血君の書き込みだ、とされるという事実が端的に語ってると思う。
あるいは補完スレの最後のほうにあった逆切れとかね。
人の話を聞かないし、きちんとした質問には逃げ、言葉のあら捜しで切れて見せて論点をぼかす。
そういう人は正直かかわりたくない。
俺は一読者だったんだけど、熱血君が帰ってくるんだったら
彼の名前は今後透明あぼんする事にするよ。
作品の質とか連投がどうというより、ああいう手合いとは
金輪際どういう形でも関わりたくないッス。
>>796-798 保守すらしていないあなたたちがいちいち宣言する
必要も無いかと思います。ご自由に。
つーか保守する必要なんかあるの?
誰も書きこまないスレは落ちるのが自然だろうに。
>>796 呼びました?
修羅場続きで死にかけてました。
ROMに戻らないでください、漏れもあまり書き込めないのです。
いつものごとく感想は(ry
>799
へえ?いちいち名乗って保守しないと、嫌いな奴を嫌いということすら出来ないんですか?
名無しで保守するのは駄目なの?
それとも「このスレで文句を言う権利があるのはコテハンだけ」とでもおっしゃりたいのですかしら。
馬鹿じゃないの?
「嫌いだから透明あぼんします」なんて宣言を名無しでする意味がどこにあるの?
無視なんて大概手前勝手にするものだらうに。
大体そこまで嫌いだったらオマエラが出てけば?
作品そっちのけで口論ですか。
作者もやる気失せますわな。
>>788 カンコ君曹操ですか。演説シカトして近鉄のことを考えてるニホンちゃん萌え
>>796に
>>そして熱血君と一緒でもいいと表明した作家や読者が今ここに書きこんでいます。
とあるんだよ。
言葉尻をとらえるわけじゃないが、ここにいる人間で感想や保守を書き込むのが
一人残らず熱血君を受け入れているように思われるのも釈然としないので
個人的な意見を書き込んだんだが、荒れる原因になってしまったみたいだね。
申しわけない、しばらく様子見るよ。
「ダシの秘密」
「美味しかったわ、このキムチを使った料理」
「本当アルか?」
「ええ。ただ今日でこのキムチが賞味起源なのが残念だけれどまた作ってね」
「わかったアル、お母さん」
「じゃあシナちゃん、生ゴミは捨てておいてね」
「はい」
チューゴ家では夕食が済みました。この家では特に料理に五月蝿く味付けは
事細かに指摘されます。今日はチューゴ君の料理でしたがなかなか好評でした。
「料理だけは馬鹿にされるわけにはいかないアルからな」
ちなみにクラスで彼の料理を馬鹿にした人は大抵袋にあっています。ただそれが
カンコ君一人で済んでいるのは実にいいことです。
「それにしても毎度のことながら食べた後の生ゴミの量が凄いアルな。まあそれだけ
美味しく食べてもらったということだからよしとするアルか」
彼はそう言って家の裏のポリバケツに生ゴミを捨てました。そして家の中へ
帰っていきます。
「それにしてももっとキムチを使うべきだったアルな。料理に使っていないものが
こんなにあったアル」
見れば生ゴミの他にキムチも捨てています。
「まあ過ぎたことは仕方ないアルか。好評だったし今度使えばいいアル」
チューゴ君はそう言うと家に入ってしまいました。
それを物陰から覗き見る影がありました。
「いったニダな」
その影はポリバケツに音もなく近寄るとその中を背中に背負う袋の中に入れました。
そして何処かへ去って行きました。
翌日。見れば公園で出店が開かれていました。
「さあ皆安いニダよ!」
カンコ君が店を開いていました。どうやらまた何かの新しい商売のようです。
「おい、出し物なら学校でやれYO」
まずアメリー君が突っ込みを入れました。
「違うニダ、これはラーメン屋ニダ、出し物などではないニダ!」
「どうせ同じことアル。最後にはまたオチがつくアルな」
「チュ、チューゴ君までそう言うニダか」
「じゃああんたが何かやってコントにならなかったことってあんの?この
ラーメンだってどうせ一度食べたらそのまま天国へ行ってしまうようなもん
に決まってるわ」
タイワンちゃんの言葉は皆の意見を代弁してしまっています。皆それを
聞いてうんうん、と頷いています。
「そんなことは食べてから言うニダ、一杯目は無料サービスするニダ!」
「・・・・・・本当か!?」
無料サービスと聞いた皆の顔色が変わります。
「ウリが嘘をついたことがあるニダか!?」
「いつも」
皆もう動じていません。
「ええい、とにかく食べるニダ、ここは・・・・・・」
そして食べてくれそうな人を探します。それはいました。
「ではわたくしが」
ここで意外にもエリザベスちゃんが出てきました。
「エリザベス、止めときなよ。どうせろくなものじゃないわよ」
タイワンちゃんが忠告します。
「まあまあ。まずければそれなりの返礼をするだけですし」
「・・・・・・・・・」
エリザベスちゃんの瞳が剣呑な光を発しました。
「と、とにかく早く食べるニダ、そして美味いと言うニダ」
「では一口」
エリザベスちゃんはラーメンを受け取りました。そして一口食べて
みます。
「どう!?」
皆が尋ねます。
「美味しいですわ」
舌は嘘をつきません。エリザベスちゃんは素直に言いました。
「ニダッハッハッハ、当然ニダ。これはウリナラ半万年の粋を
集めて作ったラーメンニダ」
「そんな時にラーメンなんてねえだろ」
「そもそも麺はうちが起源アルが」
「・・・・・・・・・」
ここでアメリー君、チューゴ君のお決まりの突込みが入り沈黙
です。かくしてカンコ君のウリナラ自慢はお開きとなり皆はラーメン
に箸をつけました。
「本当、意外と美味しいわ。バカンコもたまにはやるじゃない」
「ああ、いつもこうしてまともにやってくれりゃあな」
タイワンちゃんも味は認めています。アメリー君もです。
「しかし」
ここでチューゴ君が食べながら考える顔をしました。
「この味は何か食べたことがあるアルな」
「そりゃラーメンだと何処にでもあるだろ?」
「アメリー、ちょっと違うアル。これは僕の料理の味付けアル」
(ま、まずいニダ。やはりチューゴ君の舌は誤魔化せないニダ)
危機を悟ったカンコ君こっそりと立ち去ろうとします。
「バカンコ、おかわり作らないで何処行くつもり!?」
しかしそうは問屋がおろしません。タイワンちゃんに見つかって
しまいました。
「い、いやちょっと・・・・・・」
「何かおかしいな」
アメリー君が何かを勘付きました。
「この味は・・・・・・昨日の夕食のものアルな」
流石にその舌は一級品です。忽ち見破ってしまいました。
「昨日の?」
ニホンちゃんが尋ねます。
「うん、スープに入っていてわかりにくかったアルが間違いないアル。
これは昨日僕が作った夕食の味アル」
「どういうことだ、カンコ」
アメリー君がそれを聞いてカンコ君を睨み付けました。
「そ、それは・・・・・・」
答えられません。やはり何かあるのでしょうか。
「ちょっと材料を見せてみるよろし」
チューゴ君がそう言うと皆はカンコ君を取り押さえました。そして
材料を見ます。それは。
「まさかとは思ったアルが」
何とそれは生ゴミでした。スープにプカプカと浮かんでいます。
「そうか、これでラーメンのダシを取っていたのかYO」
アメリー君が取り押さえられたカンコ君を見下ろして言いました。
「折角綺麗にまとまったと思ったらこんなことだったなんてね。
本っ当にいつもやってくれるわね」
タイワンちゃんが両手に気を貯めながら言いました。
「本当に。まさかわたくしも生ゴミを御馳走して頂けるとは夢にも
思いませんでしたわ」
「ア、アワワワワ・・・・・・」
皆もう戦闘態勢です。このあとの展開はもう誰にでもわかります。
「ニ、ニホン助けるニダ」
予想通りニホンちゃんに助けを乞いました。