日人をヒニンと読んでいい

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396かおる
条約が合法であるかどうかは国際法が基準になるわけですが、
現代の国際法では、脅迫や武力による威嚇、あるいは武力行使により締結された条約は
無効であるとされています。

具体的には「条約法に関するウィーン条約」(1969年)により、
威嚇や脅迫により結ばれた条約は、それらが国に対してであれ(52条)、
国の代表者に対してであれ(51条)無効とされています。

ところが保護条約が結ばれた1905年当時は、このように明確な成文法は
ありませんでした。
しかし当時においても第51条の「個人に対する脅迫」により
結ばれた条約のほうは、慣習法として成立していたという見方が
一般的です。