【早春賦】飯嶋酋長研究第192弾【時不有】

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112ログその一
312 名無しさん@4周年 04/02/18 13:20 ID:a7UO7xmp
>>299
いや、ソース求めたわけじゃないんで
単に途中で書き込みボタン押してしまっただけで

>>302 >>303
情報収集にマスコミも含める。
俺の実家、戦中は賃貸住宅やってて、陸軍中野学校出の人を何人か泊めていた。
終戦を迎えると、陸軍中野学校出の人達は解体された内務省官僚及び諜報員と共に民間諜報活動を計画。

商社、マスコミ、官僚、留学組、日系人、NGO(=外郭団体)、この六つが連携して情報収集に当たってる。
この人達が定期的に出会って開く情報交換の場は金曜日の会って言われてて、日本国籍をもたない人は入れない。
アメリカですらこの場に参加したいと言ってるのに拒否したほど。
内閣府の調査室は外郭団体含め 2000人の情報収集体制、これはイギリスの情報収集体制に匹敵。かなり大規模。

マスコミは口では反権力、権力監視と言ってても実際は情報収集の面で政府と癒着状態。
軍事情報や政治情報も、マスコミの記者が外国政治家と会う時のオフレコの質問リストに入ってる。

日本のマスコミが記者クラブ制で情報の共有を図ってるのも、情報収集で政府との情報収集の合理化するのが目的。
113ログそのニ:04/04/12 01:48 ID:eFM34H9J
325 名無しさん@4周年 04/02/18 13:38 ID:a7UO7xmp
>>318
あ、イギリス入れ忘れた。

あとイギリスは外郭団体を使った情報収集体制を築いてる。
アメリカをハード情報収集体制とするなら、イギリスはソフト情報収集体制。

自民党の中曽根が中心となった 2002年のイギリス情報機関見学で出た結論が
日本はソフト情報収集体制に向かうべきだとする結論。
これは理由が二つあって、一つはアメリカのハードではテロ情報を察知出来なかったと言う事と
ハード面はアメリカに任せ、ソフト面は日本が担当する情報の相互補完で、
日米安全保障を日米の情報共有化にまで格上げする計画の一環。

既に海上自衛隊とアメリカ海軍の情報共有化は行われているので、諜報面でも協力しようと言う考え方。


>>319
KCIAは工作員が大統領を殺して韓国を内乱直前にまで押しやった経緯があるし………。
政治工作機関は国内の不安定要素にもなりえる。
アメリカもウォーターゲート事件の様な事があったし、本当に日本にとって良いかどうかは分からない。
陸上自衛隊も2000年に政治家を対象とした諜報活動を辞めた。

それにマスコミには日本資本が入ってる限り、中国や半島に牛耳られる事はない。
個人的な思想で情報の多少の偏りはあるにせよ、それは日本の政治的あるいは
社会的な発展の要素を考え禁止又は抑制すべき事ではないし、資本が日本である限り限度枠があるわけだから恐れる必要は無い。
114ログその参:04/04/12 01:48 ID:eFM34H9J
332 名無しさん@4周年 04/02/18 13:55 ID:a7UO7xmp
>>329
私は安全保障政策学を研究してます。
2001年12月に日本の専守防衛政策は終止符を打たれて、拡張防衛政策に転換し
それを前提とした安全保障を構築するのが私の役目です。

といってもまだ単なる一研究員で、学者ではないので政策立案には参加していない。
間接的には助言や提言を行っているけど、それがどの様な議論があってどの様に扱われたかすら知れない下っ端だからね。
つまり、私の喋ってる事は非公開の情報ではないと言う事。
調べれば出てくるよ。

それに親父が旧内務省の人や自民党員と仲良いんで、かなり戦後裏話が聞ける。

陸自が政治家を監視対象してるのは本当、つい最近まであって
特に中国、北朝鮮、イスラエル、ロシアに行く政治家が監視されていた。
115ログその四:04/04/12 01:49 ID:eFM34H9J
356 名無しさん@4周年 sage 04/02/18 14:33 ID:a7UO7xmp
>>341
専門家と言うほど専門的ではないけど……。
安全保障を研究している組織の一人と言えばいいかな。
あまり凄いもんじゃないので、勘違いなさらぬ様。

日本の外交指針は、決定事項ではないけれど、一つの見解としてこれがあります。
http://www.kantei.go.jp/jp/kakugikettei/2002/1128tf.html

池田内閣の時から日米安全保障条約は、将来に向けて日米軍事同盟まで押し上げる予定であり
現在の所、順調に進んでます。

日本の味方がアメリカ以外に居ないと言うのが最大の外交制約上の問題点と考えた内閣は、
上記対外フォース結成と同時に、新たな同盟対象国を探してます。
その筆頭候補がオーストラリア、次にカナダ、そして韓国。

韓国に関しては2chで色々言われてるので、触れません。
オーストラリアと日本の軍事協力は進んでいて、航空宇宙産業も研究、開発、運用面での共有化に既に合意しました。
カナダに日本が期待しているのは軍事面や産業よりも資源面の比重が大きいかな。
オーストラリアの砂漠地帯には、日本に配備予定の軍事兵器の試験場があります。
あと日本の偵察衛星運用の海外基地局が唯一あるのがオーストラリアです。

オーストラリアは日本、オーストラリア、カナダの「太平洋諸国同盟」を提言していますが、
日本は対米安保の関係からとりあえず回答留保状態ですが、内心はノリノリだと思います。

>>342
1974年まで国家総動員法が残っていたなんて、ほとんど人知らないですよね……。
私も知った時はびっくりしましたけど。
116ログその五:04/04/12 01:50 ID:eFM34H9J
358 名無しさん@4周年 sage 04/02/18 14:38 ID:a7UO7xmp
>>343
公的な訪問は除きます。(公的な訪問は官僚やら何やらが一杯くっつくので、自然とそれらが監視役になる為)
私的又は単独で中国に訪問する政治家が主な監視対象でした。

社民党や共産党が監視を止めろと主張して、監視は中止になりましたが、私は実際の所、自民党や民主党もこの監視に困っていたのではないかと思っています。
社民党や共産党に親中イメージを植え付ける形で、監視を中止にし、世論の反感の対象を社民や共産に向ける形で自民党や民主党は中国やロシアとの接点を握り、政治の場で社民や共産を弾く考えだと思います。
2003年に行われた日中友好会では日中国交1600年の外交史上最大規模の物でした。

現に社民党は既に政党としての能力、勢力を失っています。
指導者を育ててこなかった社民党や共産党自身の政治力の低下も大きな原因だとは思いますが。

自民党や民主党の考えとしては、中立派と対米協調派の二種が居ると思います。
中国は中国市場を材料に、日本を引き込もうとするでしょうし。
アメリカは他自由主義諸国連合と共に軍事技術供与を材料に、日本を引き込もうとするでしょう。
ここで考えるのは日本が米中を天秤にかけて漁夫の利を狙うと言う考え方、つまり
米国下院議会でも良く問題になる日本の二重保険外交です。

もう一つはアメリカと協調し、明確にアメリカの安全保障体制構築に積極的に関与する方法です。
決断するにはまだ早いですし、決断を誤ったら歴史的失敗です。
ですから、しばらく日本はこの対米協調派と中立派の間を行ったり来たりすると思います。
これは私の師匠である日本史の先生から教えて貰った事ですが、今の所、近代以降の日本は2勝1敗です。
ここで負けるか勝つかで、日本の今後の国際的影響力は大きく変わります。
第一次世界大戦、勝利  第二次世界大戦、敗北  第三次世界大戦 勝利 (冷戦)  第四次世界大戦 現在進行中(対テロ戦争)
117ログその六 そろそろ止める?:04/04/12 01:51 ID:eFM34H9J
371 名無しさん@4周年 sage 04/02/18 15:00 ID:a7UO7xmp
>>360
ありがとう。
まあ、思ってるほど日本はアホじゃないよと言う事だけ。
最近の日本には悲観論が蔓延している気がしますが、それでも現場では頑張ってる人がたくさんいるので
一時の感情に流されず、もっとみんな元気を出して生きて欲しいなと思います。

>>361
オーストラリアはイギリスと並んで、日本の常任理事国入りを積極的に推進してくれている国です。
利害も一致してますし、米国を絡めた太平洋の安全保障も今後検討されると思います。

>>362
日本が集団的自衛権の行使やら何やらの問題があるので、
正直言うと、日本の憲法が足を引っ張ってる状態ですね。
臨検差し押さえって言うのは、かなり強制的な意味合いがありますから生半可な気持ちでは出来ません。

>>364
ええ、日本の強硬論を代弁して貰っている様です(実際そうなのかもしれませんが)
オーストラリア自身の近くにこれといった脅威が無いと言うのも関係あるかもしれません。
日米の間にオーストラリアが入る形で、国際的影響力確保を狙っているかもしれません。

>>365
お互いに海洋国家と言うのも関係あると思いますよ。
イラク戦を支持した国の多くが海洋国家で、反対した国の多くが大陸国家と言うのは面白い点だと思います。
118ログその七 疲れてきますた:04/04/12 01:52 ID:eFM34H9J
387 名無しさん@4周年 sage 04/02/18 15:41 ID:a7UO7xmp
>>370
韓国は………、難しいんですよ。
朝鮮半島統一は膨大なコストがかかりますし、それを韓国民が受け入れるとは思えません。
しかし、民族的な共感はあるので、その兼ね合いは韓国民が選択する事になります。

基本的に日本、アメリカ、中国、ロシアは既に北朝鮮が崩壊すると言う前提で動いています。
ロシアは北朝鮮の難民 400万人か500万人を受け入れる用意があると表明しています。
これはロシア国内で増えすぎた中国移民を減らす為に北朝鮮難民を受け入れると言う意味だと思います。
中国も 100万人程度は考えると言っています。
アメリカは40万人の受け入れを検討しています。
日本は10万人の受け入れの検討をしていましたが、ロシアが400万人を受け入れると表明したので受け入れしないと表明しました。
残りは全て韓国が受け入れる事になると思いますが………、韓国がそれらを耐えるだけの力があるかどうかと言うとありません。

韓国は日本やアメリカに経済的支援を求めるでしょう。
でも日本やアメリカが行う有償支援とは、支援先の国から利息を取る上に受注企業は自国企業優先と言う決まりがあるので
朝鮮半島そのものへの利益はあまりありません。
インフラは整うかもしれませんが、それは雇用を確実に確保する材料にはなりません。
教育や先端技術開発への投資額も復興の為に韓国は削らなくてはならないでしょうし、
そうなれば確実に韓国の国際競争力は低下します。

そして朝鮮半島統一の莫大な負担がきっかけとなり、朝鮮半島が一気に不安定化に向かう可能性もあります。
私としては、韓国の為にも統一は見送った方が良いと思うのですが………。
その判断をするのは韓国民です。