そんなものは証拠にならない、何も証拠がない、民族差別の念から無理やり
半島に関係する単語を並べ結びつけている、という人もいるだろう。
確かにそういう一面はあったかもしれない。
(パチンコ屋が北朝鮮に基盤を流しているという確認は取れなかった)
しかし世界中を見回しても、こんなことが出来る個人や会社があるだろうか。
色々な不正を働く業者を見てきたが、中国の悪徳業者でも手掛かりを辿れば突止めることができた。
だが今回はどんなに調べても、朝鮮人の影が見え隠れするだけで何もわからないのだ。
大量の廃棄物を輸送した業者すらわからない。こんなバカな話はない。
これで北朝鮮を疑うな、という方に無理があるだろう。
(今なら拉致被害者家族の会の気持ちがわかる気がする)
私の推理を前述のルートに補完してみることにする。
T社→製造業者(今回はパチンコメーカ)→購入業者→顧客(今回はパチンコ屋)
→産業廃棄物処理業者(国内)→北朝鮮の組織が購入し貨物船で輸送、その後再生加工販売
→上海商社→香港商社→シンガポール商社→M商社→F社(我社)
ルートと共に光景が頭の中に浮かんでくる。
産廃業者を回る工作員。日本の各地の港から出航する北朝鮮のボロの貨物船。
大同江沿いの工場で再生されるIC。そして上海へ・・・
なぜ、北朝鮮がこんなゴミの再生販売を手がけているかと言えば
911以降の影響であろう。日本との輸出入を厳しく制限され
不審船対策もあり、麻薬及び偽札、拳銃の持ち込みができなくなったことで
経済的に苦しくなり、合法的に儲けることを考えたのであろう。
詐欺行為を働いていることには違いないが、警察に取調べを受けたところで
捕まることは、ない。