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2001年にヒットした、アニメ映画「千と千尋の神隠し」を見た人は、千尋(ちひろ)が
名前を奪われて千(せん)という名でしか生きられない世界から、どのようにして抜け
出してきたのかの物語だったことを思い出して下さい。映画を見ていない人は、
もしビデオなどで見る機会があれば、そのへんにも注目すると物語がよく理解
できるでしょう。本当の名前を奪われて「神隠し」にあったように別の世界で生き
なくてはならなくなった千尋は、最後には元の世界にもどることが出来ました。
しかし、昔の日本は韓国・朝鮮人の名前を奪い、今もその頃の名前でしか日本
では生きていけないと考えている韓国・朝鮮人もいるのです。差別の歴史が
名前を奪い続けているのです