大「ああ、手法の問題ね。マスコミ自体がそういうモードだった時代は
ついこの間まであったんだけど、でも、それって確かに街宣車でガンガンやるのと
意味は違うかも知れないけど、朝日新聞とか学校とか、そういうのは大きな拡声器というか、
また違う意味での街宣車になってたわけじゃない?
ある種の文化としての左翼性というか民主主義みたいなものが戦後ずっとあって、
空気みたいなもんになってた分、それで刷り込まれてきたものがここ十年足らずの間にようやく、
それってほんとかなあ、という話にはなってきてるんじゃないのかな。
ひ「左的感覚に対しておかしいなと思う人はけっこういると思うんですけど、だからと言って、
一生懸命それを連呼する人というのは、左にはそんなにいない気がするんですよ。
2ちゃんねるが右の人が多いように見えるというのは、ように見えるだけで、
右の人が多いかどうかというのとは別だと思うんですよ。右に行っている人って
一生懸命連呼するんですよね。
大「ああ、なるほど。右って一生懸命「右で〜す」といいながらやるもんね。どうしてかな。
ひ「僕だけが知ってる真実があるとか、僕の中に正義がある、とかって感じじゃないですかね。確信的というか。
大「感覚としてはわかるな。でも、左翼だってそのへんは同じだよ。
自分だけが科学的認識を持っている、とか信じ込んでたんだから。
そのへん、ある種宗教っていうか、カルトみたいなもんでさ。