【カエルが今頃】飯嶋酋長研究第156弾【山ごもり?】
445 :
:
2004/01/27 産経 朝刊からです。参考までに。
------
◆学歴詐称で失職 新間正次さん
平成四年の参院選愛知選挙区で、「明治大学入学」などと学歴を詐称し、その後失職したタレントの
新間正次さん(六九)は今回の“古賀騒動”をどうみているのか、聞いた。
◇
■黙って辞め、頭下げて出直しを
学歴で政治をやるわけではないことはわかっているが、候補者は何で学歴にこだわるのか。
僕自身もいまだに不思議なのだが、やはり一般社会でも、入社時などに学歴を含めた履歴書を提出
するなど重視されるように、学歴にこだわるところが社会にあるからだと思う。
私の場合は明治大学は手続きだけで入学していなかったのだが、周囲にたまたま明治出身者が多く、
校友会に入り十年近く会費を払っていた。こうしたことで、自然と私も「明治出身」と言っていたのだが、
古賀氏の場合には、UCLAの件やペパーダイン大卒など、私よりも作為的な部分を感じ、問題だと思う。
私は(出馬した)民社党から「今ならまだ傷が浅い」と議員辞職を求められた。だが、投票してくれた人の
大半が頑張れと言ってくれたので、最高裁まで頑張り、有罪でクビになった。そのおかげで十年間地獄を
見た。一審でやめれば傷も浅かっただろうと思う。
私のように、誰が何と言おうとも頑張って自爆するのもいいが、古賀氏もこれだけ騒がれ、弁明も支離
滅裂の繰り返しでは、民主党も守りきれるものではない。
経験者として思うに、黙って辞職した方がよい。皆さんの前にすいませんと頭を下げて出直しを考えたほうがよい。
古賀さんはまだ若いし、まだまだチャンスがあると思う。今、僕が声をかけるチャンスがあれば、そう言いたい。
◇
しんま・しょうじ 平成4年参院選で民社党から当選したが、学歴詐称が発覚し、平成5年8月、公職選挙法
違反の罪で在宅起訴された。最高裁まで争い、6年7月に有罪(禁固6月執行猶予4年)が確定、失職。現在は
名古屋でDJを務めるなど、タレントとして活動中。