後世に語り継ぐべき半島人

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週刊現代十月二日號は、金大中氏を辯護する記事に、「たとへ金大中氏が惡だとし
ても、惡に對して寛大なのが民主主義です」との金一勉氏の言葉を引いてゐる。かう
いふ恐るべき愚昧をどう成敗すべきか。金一勉氏だの、鄭敬謨氏だの、大江健三郎氏
だの、宇都宮徳馬氏だの、さういふ度し難い愚者を料理しようと思ひ立つて、その都
度私は絶望する。自分が用ゐる言葉が何を意味するか、それすら解らずにゐる手合を
遣り込めるのは至難の業だからで、金一勉氏の場合も、「惡」だの「民主主義」だの
といふ言葉を、一體どういふ意味で用ゐてゐるのか、それがさつぱり解らない。それ
にまた、たとへ金一勉氏が、韓國についてどんなにでたらめを書き捲つても、それに
對して寛大なのが民主主義國日本なのだから、金氏に限らず、愚鈍な手合の成敗は、
至難の業であるばかりか、勞多くして功少なき行爲とならざるをえない。
だが、いづれ私は、金大中氏の知的怠惰について詳細に論じようと思つてゐる。そ
の際、金大中支持派を徹底的に成敗しようと思つてゐる。かういふ小さなコラムでは
所詮意を盡せないが、これだけは言つておかう。管見では、金大中氏の罪は「内亂罪」
ではなくて「知的怠惰」である。そして、日本國と異り韓國においては、政治家の思
考の不徹底は死に當るほどの重罪となるのである。
(つづく)
145 :04/02/07 20:44 ID:qkmr4qT7
(つづき)
だが、私は今、金大中支持者たちに對してよりも、韓國の身方であるかのやうに裝
ひ、その實、商賣の事しか考へぬ日本人に對して怒つてゐる。先日、ソウルで、さう
いふ韓食蟲に出會ひ、私は本氣で怒つた。そして、本氣で怒つたから確實に損をした。
詳しい經緯はここでは語らないが、私が喧嘩をした相手は日本の雜誌の編輯長だつた
のである。編輯長と喧嘩すれば、物書きは確實に損をする。その雜誌には以後書けな
くなる。
もとより私も聖人君子ではない。損ばかりしてゐたくはない。が、韓食蟲退治は、
金大中支持派の成敗よりも大事だと思ふ。編輯者に限らない、韓國との新しいパイプ
を求めて暗躍する韓食蟲どもは、この際、徹底的に退治しておかねばならぬ。
だが、韓食蟲だけが惡いのではない、韓國も惡いのである。實際、損を覺悟で行動
する事の損得についての「大人の智慧」を云々する淺薄な手合に、私は今囘ソウルで、
ずゐぶん出會つた。「損を覺悟のお坊ちやんの正義感くらゐ始末の惡いものはない」、
さう彼らは心中ひそかに呟くのである。が、さういふ「大人の智慧」ゆゑにこそ、こ
れまで韓國は韓食蟲の好餌となつたのである。それを韓國人は今、眞劍に考へるべき
である。
*『暖簾に腕押し』松原正(地球社)