493 :
毒消し3:
以下は、室町時代の都市遺跡の食物ごみの発見場所から見つかった獣骨で
調理跡も見られたもの(そうでないものもありますが)のうち、犬骨の占
める比率。
北海道 約20%(鹿よりやや多く一番
青森県 約10%(八割は馬)
神奈川 約25%(鎌倉)
京都 約10%(猪が45%)
広島 約50%(草戸千軒)
熊本 約10%(40%が海豚)
といった具合で「平均的にみて最も目立つのはイヌ」。
参考:『図解・日本の中世遺跡』
近世では広島市内や東京都内の遺跡から出土している。
後者は仙台伊達家の江戸屋敷から発見されたもの。
494 :
毒消し4:04/01/22 09:44 ID:vCfDpyM5
以下は、室町都市遺跡の獣骨中に占める動物の順位。
・勝山館 1位、犬(20%)
2位、鹿(犬よりやや少なく、鳥がこれに並ぶ)
あとはほとんど出て来ない。せいぜい10%以下。
たとえば、猫が約10%)
・根城 1位、馬(70%) 2位、犬(10%)
あとは牛がせいぜい5%程度で、残りは5%も出て来ていない。
・鎌倉 1位、犬(25%) 2位、海豚・鯨類(15%) 3位、馬(10%)
あとはどれも5%未満。
・草戸千軒 1位、犬(50%)
犬がぶっちぎりで一位。2位の馬ですら10%以下。
・高橋南 1位、海豚類(40%) 2位、猪(30%) 3位、馬(15%)
犬が4位で10%。あとは5%以下。
・京都の三条西殿
猪が45%、鹿が35%、犬が10%で残りが馬と牛。
岡山県百間川米田のように牛馬の目立つ土地も各地に存在する。