水野氏の本をちょこっと読んだよ。俺らが思っている以上にこの人ちゃんと調べている。
朝鮮の戸籍制度では世界でも一級の研究者だと思われる。
ちなみに読んだ本は↓。立ち読みだったので後日図書館で見てきます。
http://www.jimbunshoin.co.jp/mybooks/ISBN4-409-52051-2.htm 併合前はいちおう戸籍のようなものもあった。
しかし名前を持たない女性が含まれない、奴隷階級が含まれない不完全なもの。
↓
併合後、総督府が戸籍を整備。
↓
女性の命名。
朝鮮固有語による名前の禁止(犬の糞とかまぬけとか…)。
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朝鮮名から日本風名への改名をしたものがいたが、給与の朝鮮人と内地人との格差で
間違えて多く与えてしまう事態が起こったので、禁止。日本風名に改名したものを
再び朝鮮名に改名させている。
そして、現在の日本と同じように改名の制限。これは近代契約社会の基盤整備のため。
=======これがだいたい1930年ころまで。よく調べられている。===
その後、1940年ころから皇国民化のために創氏改名するようになったが
「なぜ総督府がこのように方針転換をしたのかはっきりしない」と水野氏はのたまってる。
ここまで戸籍のことを詳しい人間が一番の「核心部分だけ」をぼやかしてる。
どうも朝鮮人側の要望で創氏改名が始まった事実を書きたくなかったかな、という印象をうけた。