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サムスンは、日本企業が絶対的な強さを誇ったDRAMで世界一になり、
カラーテレビ・携帯電話をはじめ、次々に日本勢を追い抜いている。
次の大型商品当確の液晶・プラズマテレビでも互角以上の競争力を発揮している。
液晶を含めた半導体の設備投資が、ほぼ日本勢全体に匹敵するというのは、なまじのことではない。
この明らかな事実に対し、日本企業は悔し紛れにいろいろ説明する。
いわく「政府が狙いをつけて集約した一種の国策会社。まともに競争できない。」
「ウォンがIMF危機前より安くて話にならない。」
「資金力がすべて。我々が試行錯誤して開発した最先端機器を簡単に手にいれる。」
しかし、半導体技術のオリンピックといわれる国際固体回路会議など第一級の国際会議などでの
サムスンの論文数は、日立・東芝などに拮抗してきた。