私は、リーダーを敬遠する悲観的な考えに辿りゆく思考こそが日本の将来を
希薄なもの摩り替えてしまうような気がしてなりません。
戦争が終わってたかだか58年。人の営みとその機微を包括評価するのは危険です。
評価の大小に拘らず、それでも、戦後日本の果たしてきた役割やその成果は大きい。
日本のアジアへの帰属意識を萎えさせてしまう要素に
半島社会の、日本の皆さんが捉える不愉快とも云える姿勢に在るとするなら
その根源は、やはり互いに悲痛な人の生死を懸けた歴史のようすが遭ったからです。
つまり日本の人たちのほうが回復する力が強かったと言う事なのではないでしょうか。
半島。朝鮮民族は日本を感じ、同じ力を発揮するのにまだ若干の時間が掛かると思います。
全くの反日思考だけなら朝鮮人は日本に暮らせない、日本の人も半島に行けない。
今日、58年掛け、軌道修正してきた、日本に向ける羨望の想いが在ることも確かでしょ。
この先の歴史の移り変わりに日本と朝鮮民族の関係が歪になる事があってはいけない
と、朝鮮人なら誰でも思うようになりますようにと祈りたい。
そのためにも
欧米の思惑に取り乱すことなく、日本がアジアに在れば心配はないという意識で、
変わらず、アジア圏の視線や声にたじろがない「懐の深く優しい国」であるべきです。