>>786 ◆二人が日本の将来を憂慮する理由も裏腹だ。野中氏は政界を立つに先立って、
日本は国内外とわず、弱者にはどうしてこんなにまでも無神経な国になって
いったのか、と嘆きながら、日本の明るい未来のために余生を育つ新しい世代に
説いて、辛い歴史の教訓をまかなうのに専心すると自分の心情を吐露した。
◆一方、江藤氏は日本が非難を浴びなければならないことは全然ないし、今日、
日本が衰退して行くのは誤った歴史認識に起因したことだと言いながら、たとえ
政界を引退することはするが、新しい世代政治家に「気を付けるようにずっと
たしなめていく」とうなった。まことにあまりにも対照的な自民党の姿だ。
◆良心派、鳩派が逐出されて、保守本流、タカ派が得勢する中に自民党の世代交代が
加速化されている。
2003/10/14 15:45:00