ふたりだけの話し

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1ぺくすこんだる
   カルナバル バイ ザ シー

   かもめ飛び 人は舞う

   カルナバル バイ ザ シー

   波は踊り 人は酔う

   しなやかな黒豹が 通り過ぎて行った



 秋の日曜日は退屈で少し寂しい。テニスコートで壁打ちで
もしようかな。私はL女子大の三年生。校内にある女子寮に住
んでいる。寮の友人はボーイフレンドとデートしたり、ソウ
ルにある親戚の家に行ってしまった。テニスウェアで外に出
た時は寒かったが、スカッシュのように壁にボールを打ち付
けているうちに薄っすら汗ばんできた。
「あのう、よかったらお相手してくれませんか?下手なんで
すが」
 突然、やや老けた学生風の男が声をかけた。ぎこちない韓
国語で日本人特有のアクセントだった。私は日本語で聞い
た。
2 :03/09/01 21:46 ID:55mofleS
2
3ぺくすこんだる:03/09/01 21:48 ID:bz06UQJz
「あなた、もしかして日本人?」
「あなたも留学生ですか?」
「そう、在日だけど。親が国の言葉くらいはおぼえて来いっ
て」
「僕、小田倉龍太といって真館(国際館)にいます。どうぞ
よろしく」
「私は朴京子。日本語で話しするのは久し振りだわ。私、お
腹空いちゃった。そろそろお昼だし、うどんでもどうでか?
近くにいいお店があるの」
「そういえばそうですね」
「じゃ、着替えて来るから十五分後に校門で」
 寮までの坂道を上りながら何を着ていこうか考えた。着飾
るのも変だし、結局普段着のジーンズにターコイズブルーの
薄いセーターを着て白いウインドブレーカーを羽織った。
 校門では垢抜けない茶色のジャンパーを着た彼が待ってい
た。うどん屋は校門を出てすぐ右にある。ビルの五階で見晴
らしがいい。色付き始めた樹々に覆われた大学のキャンパス
が見える。私はこの眺めが好きだ。
4ぺくすこんだる:03/09/01 21:51 ID:bz06UQJz
「何にしますか?僕が払いますから」
 聞けば、彼はS大の大学院に通いながら日本語を教えるバイ
トをしているらしい。
「天ぷらうどん定食にするわ」
「僕もそれにしよう。それからビール一本」
「昼間から?」
「日曜だし一杯くらいいいじゃないですか」
 彼につられて私も一杯だけ飲んでしまった。とてもリラッ
クスした気分だ。
「もう一本飲みたいきぶんだけど、レディの前だから我慢し
ます」
「年上の人に敬語で話されると距離感をかんじるわ。お友達
になって欲しいから普通に喋って」
「僕もそのほうが楽だよ。ビール、もう一本飲んじゃおう
か?」
「どうぞ」
 私も二杯目を飲んで、顔が火照って来たのが分かる。
5 :03/09/01 21:52 ID:/TDNqk6l
ふたなりだけの話はまだですか?
6ぺくすこんだる:03/09/01 21:52 ID:bz06UQJz
「僕の田舎は栃木だけど、君は?」
「長野の北の方よ。そろそろ初雪が降るわ」
「御両親は健在?」
「ええ、卒業したら韓国人か在日の人と結婚しろってうるさ
いの。特に父親が徹底した民族主義者だから.......」
「ところで学部は?」
「国文よ。そうだ、来週のゼミで発表があったんだ」
「何のゼミ?」
「哲学。禅とはどういうことなのか説明しなくちゃいけない
のに資料が見つからないの」
「鈴木大拙の本なら韓訳書があるんじゃないかな」
 私達は食事の後、校門前にたった一軒しかない書店に入っ
た。幸い鈴木大拙の本が一冊だけあった。
「有難う。今から勉強しなくっちゃ」
 私は寮まで彼に送ってもらった。すぐに本を読まなければ
ならないところだったが、彼のことを色々と考えてしまう。
風采はあがらないが、ひょうきんなところがある。年上だし
良い相談相手になって欲しいと思った。
7 :03/09/01 21:53 ID:ZTkb9UkQ
きのこバターいため
まいたけきのこですか? ミルクちゃんの
8ぺくすこんだる:03/09/01 21:54 ID:bz06UQJz
 七十九年十月二十六日、朴大統領が腹心の部下に暗殺され
た。先の知れない不安が韓国を覆い尽くした。しかし、大学
では何もなかったかのように淡々と講義が続けられた。変わ
ったことといえば、龍太がポニーの中古車を買ったこととS
大に泊り込むことが多くなったくらいだ。たまに会ってっも
政治向きの話しが多い。
「全権は保安司令官が握っている。彼はこの国を統治せよと
の神の啓示があったといっている」
 私には関係の無い話しだ。私にとって切実なのは、何を卒
論のテーマにするかということだ。一日中、図書館に居ると
ストレスが溜まる。散歩をしていて蜂に刺された。
「今日、顔を蜂に刺されてボンボンに腫れちゃった。会いた
いの。明日なら腫れも引くから寮に来てくれるかな?京子」
 彼は留守だったのでドアにメモをピンで止めて置いた。
 
9 :03/09/01 21:54 ID:oQBOyK/b
ところでこれなに?
10いつもの名無しさん:03/09/01 21:54 ID:qWrvjYq4
ふぐりだけの話し?
そういうのはヤマジュンに任せておけと小一時間。
11ぺくすこんだる:03/09/01 21:55 ID:bz06UQJz
 
 翌日の夕方、彼は寮の舎監に事情を話し、私を呼び出し
た。顔の腫れはおさまって、それほど痛くもなくなってい
た。
「会いたかったわ」
「僕だって。それにしても痛かっただろう」
「昨日はね。でももう大丈夫よ」
「バイトのお金が入ったんだ。何か美味しいものでも食べに
行こう」
(この朴念仁、精一杯おめかしして出て来たのに気付いても
くれない。いいわ、贅沢してやるから)
「今日はフレンチが食べたいの」
「知ってるレストラン、ある?」
「ハイアットホテルのヒューゴーね」
「十万ウォンで足りるかなあ」
「なんとかね」
12ぺくすこんだる:03/09/01 21:58 ID:bz06UQJz
ノンフィクエンタメです。
13 :03/09/01 21:59 ID:CIuJ/scR
なんだ?
このスレは
14ぺくすこんだる:03/09/01 22:04 ID:bz06UQJz
>5
>ふたなりだけの話はまだですか?

http://bbs.teacup.com/?parent=hobby&cat=1814&topics=208
「シーメール」でやっています。

15 :03/09/01 22:08 ID:1+P96+gV
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16ぺくすこんだる:03/09/01 22:09 ID:bz06UQJz
>13

韓国における性の問題の追求、かな?
参照:せくしーソウル
http://bbs.teacup.com/?parent=hobby&cat=1814&topics=208

17ぺくすこんだる:03/09/01 22:12 ID:bz06UQJz
 私はレストランの雰囲気にはすぐに馴染んだが、ジャンパ
ー姿の彼は落ち着かない様子だった。まず、ワインのロゼを
頼む。
「私は子羊のステーキをレアで。龍太さんは?」
「魚の方が良いなあ」
「今日のお勧めは?」
「鱸の良いものがあります」
 真面目そうなウェイターが答える。
「じゃあ、それで」
「かしこまりました」
 ウェイターが音もなく厨房に向かった。
「君、今日は特に綺麗だよ」
 やっと気付いた。もう遅いっていうの。案外照れ屋なのか
も知れない。
18 :03/09/01 22:12 ID:jHLlZi1A
それからそれから?
19 :03/09/01 22:13 ID:oQBOyK/b
>>16
スレの趣旨は最初に説明し説け、このボケ
20ぺくすこんだる:03/09/01 22:13 ID:bz06UQJz
彼は全く違う話題を持ち出した。
「来月、女子寮の希望者を募って龍平のスキー場に行くこと
になったんだけど、一緒に行かないかい?」
「何であなたが行けるの?」
「僕の部屋の向かいに教育学の李貴胤先生と哲学の許赫先生
がいるんだけど、助手扱いで誘ってくれたんだ」
「あら、許赫先生は私のゼミの先生よ。おひとりだから真館
にいらっしゃるのね」
 ソウルの冬は寒いが、雪はあまり積もらない。久し振りに
雪景色が見たくなった。旅行も密陽にある親戚の家を訪れた
こと以外、ほとんどしていない。
「道具は現地で貸してくれるから、揃えるのはウェアだけ
だ」
「申し込んでみるわ。スキーなんて何年振りかしら」
21ぺくすこんだる:03/09/01 22:14 ID:bz06UQJz
 一ヶ月は瞬く間に過ぎた。十二月十二日、全斗煥保安司令
官がクーデターを起こし、名実共に全権を掌握した。にもか
かわらず、年末のスキー旅行は予定通りに行なわれた。滑る
ことには自信があったが、アイスバーンで転倒し足首を痛め
てしまった。痛くて立ち上がれない。龍太が心配そうにやっ
てきた。
「大丈夫?」
「立ち上がれないの」
「救助する人を呼んでくるから、少し待っていて」
 間もなくスノーモービルを運転する人と龍太がスノーボー
トを引いてきた。
「さあ、スノーボートに横になって」
 救助の人がいった。大袈裟で少し恥ずかしかった。そして
ロッジの傍のクリニックに運ばれた。診察を受けている間、
龍太が深刻な顔付きで傍らに立っていた。幸い骨は折れてい
ないということだった。クリニックからロッジまで龍太にお
ぶってもらった。部屋はツインだった。龍太は私をベッドに
寝かせ、入り口のストッパーを下ろした。
22nimda:03/09/01 22:16 ID:zAm2AwKq
 ある韓国青年が一人で、ラクダと共に砂漠を旅していました。
しかし永遠と続く旅に、青年は性欲を抑えることが出来なくなりました。
そこで青年は思い付きました。
「そうだ、このラクダの世話になろう」
早速青年はラクダの後ろへ回りズボンを下ろそうとしました。
ところがラクダはトトトッと数歩前へ。青年が近づき再びチャレンジ。
しかしまたもやラクダはトトトッと数歩前へ。その後、何度も試しましたが
同じ事の繰り返しでした。青年はあきらめ、再び旅を続けました。

 しばらく歩いていると、なんと前方に若く美しいブロンドの女性が倒れている
ではありませんか! 青年は女性に言いました。
 青年:「大丈夫ですか?」
 女  :「の、のどが乾いて死にそうです…。」
青年はここぞとばかりに言いました。
 青年:「じゃあ、水をあげたら何でも言う事を聞いてくれるかい?」
 女  :「はい…、言う通りにします…。」
青年は水をあげました。
 女  :「あ、ありがとうございました。おかげで助かりました。」
 青年:「よし。じゃ言う事を聞いてもらうよ。」
 女  :「…はい…。」


 青年:「ラクダを押さえといてくれ。」
23ぺくすこんだる:03/09/01 22:16 ID:bz06UQJz
「意外と紳士的なのね」
 といったら彼は恥ずかしそうな顔をした。
「まだ痛む?」
 痛みは大分薄らいできたが、私は
「痛いわ」
 と龍太に甘えてみた。
「キスして」
 彼は少しとまどって私の額にキスをした。
「ううん、そこじゃなくて」
 私は顎を上げ、唇を半ば開いた。彼は私の肩を抱きキスを
した。いつか彼と寝ることになるような気がした。帰ってき
た同室の女の子と入れ替わりに彼は部屋を出て行った。

24 :03/09/01 22:17 ID:FgRIexEv
時々、「何このスレ?」と書き込まれてるのが笑える。
誰も「スレ違いだ!カエレ!」って書かないのがハン板の醍醐味やなー。
25 :03/09/01 22:17 ID:oQBOyK/b
これ後どれくらい続くの、延々と最後まで書くのか?
26いつもの名無しさん:03/09/01 22:20 ID:qWrvjYq4
>>24
モノズキが多い訳で。
オレモナー。
27ぺくすこんだる:03/09/01 22:22 ID:bz06UQJz
>24
>ハン板の醍醐味やなー。

ここのみなさん、上品なのね。
28 :03/09/01 22:22 ID:P/D/gdEq
             /ヽ       /ヽ
            / ヽ      / ヽ
  ______ /U ヽ___/  ヽ
  | ____ /   U    :::::::::::U:\  何このスレ・・・
  | |       // ___   \  ::::::::::::::|
  | |       |  |   |     U :::::::::::::|
  | |      .|U |   |      ::::::U::::|
  | |       | ├―-┤ U.....:::::::::::::::::::/
  | |____ ヽ     .....:::::::::::::::::::::::<
  └___/ ̄ ̄      :::::::::::::::::::::::::|
  |\    |           :::::::::::::::::::::::|
  \ \  \___      ::::::::::::::::::::::::|
29 :03/09/01 22:27 ID:FgRIexEv
>1よ、1000までがんばれー。
ハン板住民はこうゆうのを拒否しないみたいだ。
やらしいのが好きっつーかなんつーか、
やっぱ朝鮮に惹かれるだけあって
「ワケワカラン」ものがダイスキなんやなー。
30 :03/09/01 22:27 ID:oQBOyK/b
彼は黒い鞄を手にして部屋に戻ってきた、そして
鞄を床に置き中身を取り出した。彼の手には
31ぺくすこんだる:03/09/01 22:28 ID:bz06UQJz
nimdaさん、笑えました。ところで韓国では白人女性と寝ることを
白馬に乗るというのです。冗談ですが、かの韓国青年は馬より駱駝
の方が具合がいいと思ったのかも知れません。
32nimda:03/09/01 22:28 ID:zAm2AwKq
 酒場で医師の金某が爆弾酒をあおっていた。
悩み事がある様子を見て、 隣に座った男が尋ねた。
「何か悩み事があるニカ?」
 は答えた。
「実は…私は医師なのですが…つい出来心で患者と
セックスをしてしまったのです」
 男はニヤリと笑って言った。
「患者と寝た医者なんて数え切れないほど
いるさ。うらやましいくらいだね」

 しかし金は首を横に振ってから言った。






「でもね…私は獣医なんです...」
33いつもの名無しさん:03/09/01 22:29 ID:qWrvjYq4
>>30
繋ぎ直した ID:bz06UQJz ならいいけど、
そうでないならそういう不意気な真似はヤメレ。
34POS:03/09/01 22:43 ID:qrgqKMI9
すまん、>>22.23と読んでしまい
 青年:「ラクダを押さえといてくれ。」
「意外と紳士的なのね」

となり、爆笑してしまった。
35ぺくすこんだる:03/09/01 22:58 ID:bz06UQJz
 日本ではソウルの緊迫した状態が誇張して伝えられているようで、両親から
早く戻ってくるように再三連絡があった。ソウルは安全だといっても理解して
くれない。私はいろんな理由をつけて帰国を先延ばしした。国際電話で父親と
口論してむしゃくしゃしたので、龍太に連絡してディスコに連れて行ってもら
うことにした。
 行き先はカジノで有名なウォーカーヒルのシェラトンホテル。龍太をアッシ
ー代わりにするのは気が引けたが、寮にいる限り父からのヒステリックな電話
がかかってくる。大学近くの市場で龍太の好きな海鮮鍋をつつき、焼酎を一、
二本飲んだ。
「今日は寮に戻りたくないの」
 私達は新村駅前のコロンビアという喫茶店で酔いを醒ましてから、龍太のポ
ニーでウォーカーヒルに向かった。明るいブルーの古ぼけた小型車だ。
「よく見ると随分古そうな車ね」
「でもエンジンの調子は悪くない」
 車は三一高架道路を東に向かった。三十分程して小高い丘を上ると。広い
駐車場の向こうに大きなホテルが見えた。
36ぺくすこんだる:03/09/01 23:06 ID:bz06UQJz
「ここのディスコ、結構イケテルのよ。ハイアットのJJみたいにうる
さくないし」
「ディスコは初めてなんだ」
「平気よ。リズムに合わせて体を動かせば良いんだから」
 ディスコティックはミラーボール以外、照明は落としてある。そして
壁面には沢山のテレビが取り付けられていて、色々な映像が流れてい
る。なかなかの盛況だ。
「さ、踊りましょ」
「一杯飲んでからにしようよ」
 彼はジャックダニエルのロックをダブルで、私はドライマティーニを
注文した。彼は酒を飲むばかりで、一向に立ち上がろうとしない。その
間、何人もの男に踊らないかと誘われた。
「私、浮気しちゃうから」
 私は次に現れたスーツ姿の男と踊ることにした。ひとしきり踊って席
に戻ると龍太が小声でいった。
「ラストダンスは私にっていう歌があるだろう」
 曲はスローなブルースに変わっていた。暗い室内でミラーボールが
ゆっくり回転し、ゆらゆらとした人影を見ていると、深い海の底にいる
ような気がした。私は龍太とぴったり体をあわせ、そっと囁いた。
「部屋をとってくれる?お金は持って来たから」
 龍太は私を抱き締めてから、レジに向かった。フロントに電話をして
いるようだ。
「ダブルしかなかったけど良かったかな?」
「ええ、チェックインしましょう」
37ぺくすこんだる:03/09/01 23:15 ID:bz06UQJz
 ボーイに案内された部屋は、広々として漢江が良く見える。先に私が
シャワーを浴びた。白いバスローブ一枚だけで下着はつけなかった。入
れ代わりに彼がバスルームに入ると、私はベッドに潜り込んだ。胸がド
キドキする。彼がベッドサイドに来た時には、毛布の端を肩まで引き寄
せ、目をつむってしまった。全身が震えているのが自分でもわかる。
「君、初めて?」
 私はコクリと頷いた。
「僕は韓国にいる間、処女とはセックスしないことにしてるんだ。大学
院生では責任持てないからね。君と抱き合えるだけで幸せだ」
 といいながら彼は全裸でベッドに入ってきた。長い長いキス。彼の舌
は耳朶からうなじ、そして乳頭に移った。右の乳首を舌先で弄ばれなが
ら、左の乳房を揉みしだかれる。喘ぎ声が止まらなくなった。下半身が
ジュンと潤んできた。
「入れて」
 といったら、彼は体の上下を入れ替えた。舌は脇腹から太腿、ラビア
を刺激する。目の前に怒張したペニスがある。私は自然にそれを口に含
んだ。龍太の舌はクリトリスを転がす。オナニーより何倍も素敵だ。全
身に熱いものが走り、体がビクビクした。同時にネバネバしたものが口
の中一杯に広がった。吐き出しては悪いような気がして、全部呑み込
む。彼はそのまま私を抱き寄せて髪を撫でていてくれた。安心感と幸福
な気持ちで私はいつの間にか寝入ってしまった。気が付けば、龍太は窓
際の椅子に座ってビールを飲んでいた。(今日はこの辺で・・・・)
38ぺくすこんだる:03/09/02 00:50 ID:7Oaitbl/
「一杯、どう?」
 喉の渇きを覚えて私もビールを飲むことにした。

 彼と差し向かいで椅子にかけると、漢江沿いの道路の街路灯が美しかった。
「テールランプはなぜか悲しいわ」
「そう、去って行くものだからね」
 私達は言葉に詰まって、しばらく沈黙した。

「ねえ、お腹空かない?」
「でもルームサービスは高いからなあ」
「クッパかビビンバならそれ程でもないわ。私、ちょっと多めにお金持ってき
たの」
 注文して間もなく食事が届いた。バスローブ姿を他人に見られたくなくて、
バスルームに隠れた。ついでに軽くメイクし直した。
「もういいよ」
 龍太が節を付けていった。
「お化粧、したんだ。そのままでも十分綺麗なのに」
「お世辞が上手ね」
「いや本当だよ。テニスコートで初めて会った時から、君と友達になれたら良
いなと思っていたんだ」
「今は友達以上よ」
「うっかり浮気も出来ないってことか」
「もちろん」
 食事を肴にして、冷蔵庫のビールをふたりで全部飲んでしまった。
39ぺくすこんだる:03/09/02 00:59 ID:7Oaitbl/
  酔いも手伝って互いに冗舌になった。
「寮には結構レズのカップルも多いのよ」
「ふうん、僕はレスビアンのビデオを見るのが好きなんだ。女性の体がこの
世で一番美しいと思っている」
「変態よ、鳥肌が立つわ」
「変態かなあ。芸術的だと思うんだけど」
「じゃあ、ホモは?」
「あれはいけません。想像しただけで鳥肌が立ちます。ただ、ボディビルダー
は男でも女でも素晴らしいと思うな」
「私は駄目。筋肉ばかりに気を取られて内面が充実していないって感じ」
「バストの大き過ぎる女性は脳味噌が足りないっていう説と同じようなものか
なあ。君の胸は僕の手のひらにぴったり納まるから、理想的な大きさだね」
「やだあ」
 話題を変えなければならない。ウィスキーを飲み始めても一向に眠くはなら
なかった。
「ねえ龍太さん、これからはハングル読みでヨンテって呼んでも良い?」
「じゃ、キョンジャっていっても?」
「そう呼ぶのが自然な気がするの」
「キョンジャか。良い響きだ」
「ヨンテも素敵よ」
40ぺくすこんだる:03/09/02 01:02 ID:7Oaitbl/
「ところでキョンジャ氏、前から聞きたかったんだけど卒論の方はうま
く行ってるの?」
「まだ一年あるから準備中よ。韓日現代文学の比較研究ってところか
な。ヨンテは?」
「専攻が政治思想史だから、いま金玉均について調べている。甲申政変
の政治的意義について纏めたいと思うんだ」
 ムードのない話になった。今日は憂さ晴らしに来たのに..........。
「ねえ、カジノに行ってみない?」
「僕は博才がないんだ。見てるだけならね」
41RX-77安崎 ◆8vgyqvA3/A :03/09/02 01:02 ID:igAiK+Gv
また、山岸類か。
42ぺくすこんだる:03/09/02 01:04 ID:7Oaitbl/
 地下のカジノは予想以上に賑わっていた。私はルーレット専門だ。予
算は十万ウォン。チップは順調に増えて行く。ヨンテは物珍しそうに場
内を眺めては、只のお酒を飲んでいる。十万ウォンが三倍くらいになっ
たところで引き揚げる。
「たった一時間程で予算の三倍になるなんてすごいね」
「熱くならなければ損はしないわ」

 部屋に戻り、服を脱いでブラとショーツだけでベッドに横たわった。
息苦しいのでブラも外してしまった。ヨンテが唖然としている。
「ビーナスだ」
 大袈裟な表現が少し可笑しかった。ヨンテも裸になり私の脇に来た。
愛撫はゆっくりと時間をかけて行なわれた。途中で何度もエクスタシー
を感じた。最後にヨンテは私のお腹の上で射精した。彼はタオルですぐ
に拭ってくれ、またぴたりと体を合わせた。
「良い香りだね」
「ニナリッチのコロンよ」
43ぺくすこんだる:03/09/02 01:14 ID:7Oaitbl/
>41
>ヤマギシズム?

慨嘆してないで、文章のあまさとか指摘してくださいよ。コメントがないと
ほんとヤマギシズムに走るかもしれません。nimdaさんの冗談なんかいいです
よね。
44ぺくすこんだる:03/09/02 01:18 ID:7Oaitbl/
 私達は昼頃まで眠り、チェックアウトした。私の授業はなかったが、
ヨンテは夕方のバイトの準備があるからと、昼食は新村市場で簡単に
済ませた。そしてかれは私を寮まで送ってくれた後、真館に戻って行
った。
 ベッドに寝転んでヨンテのことを考えた。ひょうきんでフワフワし
ている様だけど、原則を守る気骨のようなものが感じられた。服のセ
ンスは零点だ。野暮な服装がS大生の象徴だというから仕方ないか。
今度、デート用の服を選びに行ってやろうかな。

その夜突然、腹痛がした。きっと昼間、市場で食べた冷麺が原因だろう。
我慢していたが、その内冷や汗が出て来た。
「苦しそうだけど大丈夫?救急車を呼ぼうか?」
 同室のウンスクがいった。
「嫌、真館のヨンテ氏を呼んでくれる?」
 ヨンテはなかなか来なかった。一時間程して、彼がロビーで待っている
という知らせがきた。
45 :03/09/02 01:19 ID:6N+1y0Su
>「ニナリッチのコロンよ」

ちょっとダサめでこのストーリーにぴったり、かも(w
46ぺくすこんだる:03/09/02 01:28 ID:7Oaitbl/
>45

これしか知らんのですよ。オーデコロンはもちろん香水などについては全
く無知。ミツコだのプア損だの分かりませんし、香水は屁みたいな匂いで
嫌いなんです。なぜかチーズの匂いがすきだったりして・・・・。
47 :03/09/02 01:32 ID:6au/wI8/
ぺくすこんだる
48ぺくすこんだる:03/09/02 01:33 ID:7Oaitbl/
「僕は何ともないけど、市場で食べた冷麺に当たったんだろう。
L大病院よりもセプランス病院の方が近いからそっちに行こう」
 ウンスクとヨンテに支えられ、助手席のシートをフラットにして
横たわった。
「吐き気は?」
「少し」
「我慢しないで。どうせオンボロ車だ。苦しければ吐いた方がいい」
 セプランス病院は、道路を挟んでL大の西側にある。ヨンテに支え
られて救急窓口に入った。診察室でお腹のあちこちを触診された。医
者がいった。
「大丈夫。点滴をすれば楽になる」
 注射を打たれてから、別室に移り点滴が始まった。私は少し安心し
た。ヨンテは外で待っていてくれるのだろうか。看護婦にヨンテを呼
んでくれるようにいった。ヨンテが心配そうな顔付きで入って来た。
「どう?」
「大分楽になったわ」
 彼が私の手をそっと握った。
「僕はここにいるから、少し眠るといい」
 私はかすかに頷いて目を閉じた。

49ぺくすこんだる:03/09/02 01:37 ID:7Oaitbl/

 どれくらいの時間が過ぎたのだろう。外は明るくなっていた。
「今、何時?」
「七時半だよ。気分は?」
「悪くないわ。寮に戻りたい」
「先生の診察を受けてからね」
 九時に診察があった。帰ってもいいとのことだった。IDカードを確認した
から支払いは後日ということで私は寮に戻った。
 ウンスクは授業に出たのだろうか。遊び過ぎた罰かも知れない。今日はど
こにも行かないで静かにしていよう。午後には本が読みたくなった。読みか
けの小説を手に取った。朴景利の『土地』は、夢中になるくらい面白いのに
慶尚道の方言が難しい。気が付くと夕食の時間になっていた。食堂に行った
ものの、半分も食べられなかった。部屋に戻ってまた小説を読んでいると、
ヨンテから電話があった。
「具合はどう?」
「大分良くなったわ」
「今度食事する時は、食堂を選ばなければいけないね。市場の食堂に誘った
責任を感じているんだ」
「今度はイタリアンに連れてって」
「調べて置くよ」
 寮の電話は共用なので、長電話は出来ない。
「今度、いつ会える?」
「週末ね。こちらから電話するから。じゃあ、また」
「アンニョン」
50ぺくすこんだる:03/09/02 07:21 ID:7Oaitbl/
 週末はすぐにやってきた。
「安くて旨いイタリアンレストラン、調べてきたよ。ロッテホテルの向かいに
あるそうだ」
 ワインを飲むからふたりで地下鉄に乗った。店は古びたビルの地下にあっ
た。ヨンテはメニューを見て迷っているようだ。私が先に注文した。彼の懐
具合を考えて、ワインはマテウスで肴はチーズの盛り合わせ、メインディッ
シュはボンゴレに決めた。
「ここは目立たないから、外務部の連中がよく使っているそうだ」
 マテウスの白が運ばれてきた。安ワインでも形通りに、ソムリエがヨンテ
のグラスにほんの少しワインを注ぐ。ヨンテは何もせずぼんやりしている。
「口を付けて、私に勧めるのよ」
 小声でいうと彼はひとくち口に含んで、おうようにソムリエを促した。
「回復おめでとう」
「乾杯」
「このワイン、おいしいね」
「赤は駄目だけど白とロゼは結構いけるわ」
51ぺくすこんだる:03/09/02 07:24 ID:7Oaitbl/
「ところで君は素敵な服をいっぱい持っているんだね。会う度に服が違うも
の。ここでも君が一番綺麗だ」
「やだ、他の女の人のことも見てるのね」
「怒った顔も素敵だよ」
「とにかく、私とデートする時の服、買わない?」
「うん、ジャケットをひとつ買いたいと思っていたんだ。君に選んでもらお
うか」
「今日はもう遅いから来週ね」
 ボンゴレが出てくる前にワインを一本飲んでしまった。
「もう一本頼もうか?」
「今度はロゼにして」
 ワインと共に料理も出て来た。パスタの上に乗った大きなアサリが新鮮そ
うだ。
「いいところを教えてもらったわ。大学の友達を誘ってみようかしら」
 ワインを二本、空にした。自分でも酔ったのが分かる。少し酔いを醒まさ
ないと寮には戻れない。けれど、門限が近い。
52ぺくすこんだる:03/09/02 07:26 ID:7Oaitbl/
「どうしよう。門限は十時よ、遅れちゃう」
「十時までに正門に入ればいいんだろう。多少遅れたって守衛さんは入
れてくれるよ。僕は守衛さんと友達になったんだ」
 少し安心して、ロッテホテルでコーヒーを飲み、タクシーに乗った。
「かわいこちゃんとデートですか」
 守衛のおじさんに冷やかされながら、通用口を通って寮に向かった。夜の
構内は真っ暗だ。私はヨンテの腕にしっかりしがみついて歩いた。
 寮の入り口で、舎監がきつい目付きをこちらに向けた。
「真館の小田倉です。キョンジャさんを引き止めて申し訳ありませんで
した」
 舎監は無愛想に私を引き入れた。
「始末書、書いておいてね」
 そういいおくと彼女は自室に戻って行った。

 同室のウンスクが思わせぶりに聞いた。
「今まで何してきたの?」
「ええ、ちょっと」
 私は言葉を濁し、顔を洗ってベッドに入った。
53ぺくすこんだる:03/09/02 08:20 ID:7Oaitbl/
 週末はすぐにやってきた。
「安くて旨いイタリアンレストラン、調べてきたよ。ロッテホテルの向かいに
あるそうだ」
 ワインを飲むからふたりで地下鉄に乗った。店は古びたビルの地下にあっ
た。ヨンテはメニューを見て迷っているようだ。私が先に注文した。彼の懐
具合を考えて、ワインはマテウスで肴はチーズの盛り合わせ、メインディッ
シュはボンゴレに決めた。
「ここは目立たないから、外務部の連中がよく使っているそうだ」
 マテウスの白が運ばれてきた。安ワインでも形通りに、ソムリエがヨンテ
のグラスにほんの少しワインを注ぐ。ヨンテは何もせずぼんやりしている。
「口を付けて、私に勧めるのよ」
 小声でいうと彼はひとくち口に含んで、おうようにソムリエを促した。
「回復おめでとう」
「乾杯」
「このワイン、おいしいね」
「赤は駄目だけど白とロゼは結構いけるわ」
54ぺくすこんだる:03/09/02 08:24 ID:7Oaitbl/
「ところで君は素敵な服をいっぱい持っているんだね。会う度に服が違
うもの。ここでも君が一番綺麗だ」
「やだ、他の女の人のことも見てるのね」
「怒った顔も素敵だよ」
「とにかく、私とデートする時の服、買わない?」
「うん、ジャケットをひとつ買いたいと思っていたんだ。君に選んでも
らおうか」
「今日はもう遅いから来週ね」
 ボンゴレが出てくる前にワインを一本飲んでしまった。
「もう一本頼もうか?」
「今度はロゼにして」
 ワインと共に料理も出て来た。パスタの上に乗った大きなアサリが新
鮮そうだ。
「いいところを教えてもらったわ。大学の友達を誘ってみようかしら」
 ワインを二本、空にした。自分でも酔ったのが分かる。少し酔いを醒
まさないと寮には戻れない。けれど、門限が近い。
55ぺくすこんだる:03/09/02 08:27 ID:7Oaitbl/
 今日は日曜日だ。ヨンテに連絡すると、ゼミの発表の準備があるとのこと。夕方、
例の喫茶店で会うことにした。私は昼食後コロンビアに行き、小説を読んだ
りレコードのリクエストをしたりした。ヨンテが好きだといったジャズをか
けてもらった。ビルエヴァンスのワルツフォーデビーが店内に流れた。上品
なピアノ曲だ。
 夕方、意外に早くヨンテが現れた。
「思ったより早く準備が終わったから、急いで来たんだ」
「今日はあなたの服を買わなくっちゃ」
 私達はY大前の新村の方に歩いていった。新村ロータリーに面したデパー
トに入った。紳士服売り場でホームスパンのジャケットを見付けた。
「お金が余ったら、ズボンも買ったら?」
「そうしようかな」
 ズボンも私が選んであげた。
56ぺくすこんだる:03/09/02 08:30 ID:7Oaitbl/
 ショッピングバッグを提げたヨンテと腕を組み、ゆっくりとY大の
方に向かった。ひと通りが多い。
「ねえ、どっかで休まない?」
「新村駅前に行こう。ヤヌスというジャズバーがある。もしかすると
今日あたり生演奏が聴けるかも知れない」
 入り口に七時からライブがあると表示されていた。
「ここは食事も出来るんだ」
 店内はかなり混んでいた。テーブルにつくと、彼は生ビールを注文
した。
「今日は服を選んでくれて有難う。まずは乾杯だ」
「乾杯」
 メニューを見る限り、ここのつまみや料理にはたいしたものはない。
ジャズが好きな人がライブ目当てで来るのだと思う。結局、ハムサラ
ダとハンバーグを頼んだ。
57ぺくすこんだる:03/09/02 08:33 ID:7Oaitbl/
 今日の演奏者達が出て来て、それぞれの楽器のチューニングを始め
た。目玉はピアノのシングァヌンらしい。演奏はクールだ。私は音楽
とビールに心地良く酔った。その内、知っているような曲が流れた。
宮城道雄の『春の海』だ。お琴とは雰囲気が全く違うが、新鮮な気持
ちになった。
「今日は外泊届けを出して来たの。どこか静かな所へ行きたいわ」
「ホテル代は持っていないよ」
「近くのビジネスホテルが安くてきれいだって友達がいってたわ」
「ああ、ホテルミラボーか」
「行ったことあるの?」
「傍を通った時、アル中で乱暴、いやアルチュールランボーを思い出
しただけさ」
 彼が電話でホテル代を聞くと、ふたりの所持金でなんとかなりそう
だった。ライブも終わり私達は店を出て、新村駅とは反対の方角に歩
き始めた。
58 :03/09/02 08:35 ID:UH7FMYd4
それにしても長いオナニーだな。
59 :03/09/02 08:44 ID:eoD71S3l
その上おもしろくない。
60 :03/09/02 08:49 ID:13p3wBSf
>59
あんた読んだの?
あきれたよ。
61ぺくすこんだる:03/09/02 09:34 ID:7Oaitbl/
53,54は錯誤による重複です。無視してください。
62ぺくすこんだる:03/09/02 09:36 ID:7Oaitbl/
>58、59、60
1000回やれという人もいます。本一冊分くらいはなんとか。
63( ゚Д゚)、ペッ:03/09/02 09:44 ID:067tqDX7
>韓国における性の問題の追求、かな?

って言うんだったら、(;´Д`)ハァハァできるエロシーンを
ねちっこく書きたまえ。
64ぺくすこんだる:03/09/02 09:47 ID:7Oaitbl/
 ホテルの部屋はちょっと窮屈だったが、清潔感がある。私はヨンテの前で服
を脱ぎ出した。透けて見えるブラとパンティーだ。彼が目を丸くした。ヨンテ
は服を脱ぐのももどかし気に、シャワーもしないでキスをしてきた。そしてナ
イロンのブラとパンティーの感触を楽しむように胸とヒップをまさぐった。私
の性感帯も心得ているようだ。耳の後ろ、首筋、背中と脇腹にキスの雨を降ら
せる。私を全裸にして胸とクリトリスを刺激した。バックからアヌスに口付け
をされた時には、全身がひくついて、下半身がびしょびしょになった。
「仰向けになって脚を閉じて」
 彼は私の股間にペニスを入れ、腰を前後に動かした。
「入れて」
「それは出来ない」
「コンドームがないから?」
「そんなんじゃない。君の悦ぶ顔を見ていれば十分だよ」
 またクリトリスを刺激され何度か行った後、私は彼のペニスをくわえてザー
メンを飲み込んだ。

65 :03/09/02 09:51 ID:OfrQU7lg
くだらねぇ〜!!!
66  :03/09/02 09:53 ID:NUuxeNGz
いやエロシーンを書けと言われて本当に書くあたり、律儀というか
何というか……(;´Д`)
67( ゚Д゚)、ペッ:03/09/02 09:56 ID:067tqDX7
一人称でエロシーンを描写するなら、心理描写を
もっと細かくすれば、更にエロが濃くなるでしょう。
それと、形容詞を多くするといいかも。
また、ペニスやクリトリスなどの部位名も、同じ単語を
何度も使うのではなく、色んな単語であらわすといいかと。
例えば「ペニス」だったら「陰茎」「屹立」「怒張」「こわばり」
「肉茎」「肉槍」「淫茎」「ちんちん」「おペニペニ」など、
色々と表現できる単語があるのだし。
68ぺくすこんだる:03/09/02 10:05 ID:7Oaitbl/
>67

ふむふむ、参考になります。

>一人称でエロシーンを描写するなら、心理描写を
>もっと細かくすれば、更にエロが濃くなるでしょう。

う〜ん、勉強になります。
69 :03/09/02 10:07 ID:OfrQU7lg
>>67
あんた、馬鹿じゃないの?w
70( ゚Д゚)、ペッ:03/09/02 10:16 ID:067tqDX7
>>68
いや、ご参考になれば幸いです。

>>69
失敬だな、君はw
己の馬鹿を自覚している相手に対し「馬鹿じゃないの?」とは、
愚弄するおつもりですかな。ぷんぷん!
71:03/09/02 10:19 ID:7Oaitbl/
こんなのもあるじょ。

「雨の女」

私は挑発的な唇に唇を寄せた。ソラは拒む様子もなくふたりはベッドに
もつれこんだ。蛍光灯は点けたままだ。水色に透けて見える白い素肌が
扇情的だ。私はネグリジェはそのままにパンティーとブラだけを外し
た。サラサラとしたナイロンの感触が心地よい。キスをしながら布越し
にあるいは直接にソラの全身の肌触りを楽しんだ後、リヴァース。私は
体を逆転させソラの足の指をしゃぶり指の股を嘗め、脹脛から太腿、内
股へと舌を這わせた。ソラも私自身を唇で捕らえ、舌で弄びあるいは吸
引する。クリトリスは充血しラビアは十分潤っていた。舌ですりあげタ
ンギングする。

--------------------------------------------------------------------------------
72ぺくすこんだる:03/09/02 10:29 ID:7Oaitbl/
まだあるじょ。

「雨ー2」

ソラはペニスを放し喘ぎ始める。その悩ましい声だけで行ってしまいそうだ。
私はソラの両足を肩に担ぎ、ペニスでラビアを掻き回す。クリトリスを撫で摩
り圧迫する。カントは愛液で溢れているのに私はの侵入を拒むかのような抵抗
感がある。私は少しずつソラの中に入っていった。内部の襞がひとつひとつ感
じられるようだ。その襞が微妙な動きを示す。私の腰の動きに合わせソラの腰
が上下する。恥骨のあたりに痺れるような快感が広がる。ソラが両脚を下ろし
ぴたりと合わせて伸ばした。内部は抽挿が困難なほど狭まった。臀部をまさぐ
るソラの手が、私の第二の性感帯を刺激する。私は堪らず先に達した。ソラも
自らクリトリスに指を当て、まもなく深い溜め息をつき全身の力を抜いた。
73 :03/09/02 10:31 ID:Sg00F3Ng
ハン板一の奇スレsage
74( ゚Д゚)、ペッ:03/09/02 10:43 ID:067tqDX7
>>71-72
書き忘れたが、エロシーンは改行を多くすると
リズム感があって良いかと。

ところで「抽挿」と言う語をネット上の小説では、使っているところも多いが、
フランス書院などでは「抽送」の方で確か統一してるので、こちらの方が一般的。
また、実は「抽挿」も「抽送」も当て字。
本来ピストン運動は「抽迭」とあらわすのだが、誤字で「抽送」と
表記されたのが一般化して定着した。

全言語のページから抽挿を検索しました。 約7,750件中1 - 10件目 ・検索にかかった時間0.14秒
全言語のページから抽送を検索しました。 約441,000件中1 - 10件目 ・検索にかかった時間0.09秒
75ぺくすこんだる:03/09/02 10:55 ID:7Oaitbl/
もっとい〜い、もといっ、原隊復帰いたします。

「ふたりだけの話し」

 翌朝は早めにホテルを出て、喫茶店でコーヒーを飲んだ。朝帰りは嫌だった
ので、景福宮へ散歩に行った。
「あるじなき景福宮の悲しみは、もぬけのからのがらんどう。景福宮には水が
ない。泣いて涙も枯れ果てて、慶会楼の溜まり水、濡れた瞳は乾かない。景福
宮の悲しみは、もぬけのからのがらんどう」
「それ、あなたの詩?」
「そう、今、思い付いたんだ。皇居が生きているのは、住んでいる人がいるか
らさ。慶会楼にオシドリでも飼ったらどうだろう」
「良い考えね」
76nimda:03/09/02 11:00 ID:f6P4PYr7
続いていたのか‥‥こうなったら1000までガンガレ。>ぺくすこんだるタソ



ぺくすこんだるタソが10個物語を書いてる間に、
他の人から10レスつけばあっという間に1000だ!
77ぺくすこんだる:03/09/02 11:02 ID:7Oaitbl/
 私達は骨董街の仁寺洞をぶらついて、画廊や古書店にも入ってみた。
「昼にはちょっと早いけど、旨いスントゥブ(豆腐鍋)屋があるんだ。鍾路区
役所の前だけど行ってみる?」
「ええ、いいわ」
 そのスントゥブ屋はかなり有名な店だということだが、昼前なので閑散とし
ていた。
「ビール一本とスントゥブふたつ」
 外は寒かったので、熱くて辛いスントゥブが旨かった。
「あなたはB級グルメね」
「みんな大学の友達に教わった店だよ」
 私は小さなあくびをした。
「僕も眠くなって来ちゃった。そろそろ寮に戻ろうか?」
「ええ」
 ここから地下鉄の駅までは少し遠い。タクシーの料金は日本の三分の一くら
いだから、車で帰ることにした。タクシーを捕まえる前にヨンテはタバコをワ
ンカートン買った。守衛のおじさんにあげるのだそうだ。正門から歩いて寮に
行く間も眠かった。ウンスクは出掛けているようだった。私はベッドで熟睡し
た。
78 :03/09/02 11:05 ID:hQmZybGr
このスレは乱数(暗号)表を持っていれば、意味が解読できるわけだな。
79ぺくすこんだる:03/09/02 11:10 ID:7Oaitbl/
はい、私は北の固定間諜(定点スパイ?)ですムニダ。
80 :03/09/02 11:13 ID:hQmZybGr

   よ、読める。読めるぞ〜・・・・・(byムスカ)
81  :03/09/02 11:13 ID:NUuxeNGz
>>79
それなら、「ふたりだけの話」お色気スパイアクション展開キボン。
82ぺくすこんだる:03/09/02 11:13 ID:7Oaitbl/
 近代文学史の授業は単調でつまらない。私はサボって新村ロータリー
にあるレコード店に行った。ジャズピアノのレコードを買うつもりだ。
ビルエヴァンスのものがあった。早速、持ち帰って部屋で聴いてみる。
繊細な指先が想像出来る。コーヒーを入れ、ゆったりとした気分になっ
た。
 突然、ヨンテから電話があった。真館に来ないかという。真館は女性
の出入りも自由だ。
「君に紹介したい人がいるんだ。来てくれるかい?」
「どんな人?」
「ランディーというカンサスから来た留学生さ」
「分かった。すぐ行くわ」
 私は簡単にお化粧して、普段着のまま寮を出た。
 日が翳ってきたのか、外はとても寒かった。コートを着てくればよか
ったのに。でも、真館までは歩いて五分くらいだから我慢することにし
た。ヨンテが玄関で待っていた。

83ぺくすこんだる:03/09/02 11:18 ID:7Oaitbl/
「まず僕の部屋に行こう」
 彼の部屋は二階にあった。
「そっちが許赫先生、こっちが李貴胤先生の部屋だ。そしてここが僕の
部屋」
 室内には本以外何もなかった。
「今、ランディーを呼んでくる」
 彼は間もなくアメリカ人と韓国の女性を連れて来た。
「ランディーと申東蘭氏だ」
「よろしく」
 ランディーが右手を差し出した。申東蘭さんはMBC放送でアナウンサー
をしているという知的で美しい人だ。ヨンテと私は来週の日曜、真館の
ホールで行なわれる結婚披露宴に招待された。まず考えたのは何を着よ
うかということだった。
84ぺくすこんだる:03/09/02 11:22 ID:7Oaitbl/
 披露宴には五十人程集まった。ほとんどがそれぞれの友人らしい。歌手の楊
姫銀も来ていた。彼女は皆に乞われて『朝の露』をアカペラで歌った。彼女の
歌を直接聴くのは初めてだった。
 食事はホテルからケータリングしたビュッフェスタイルだ。メインのロース
トビーフの前に人が並んでいる。私はワインを飲み、ヨンテはハイボールを飲
んだ。
「済州島へ新婚旅行だって、いいなあ。私も海が見たいわ」
 私は遠くを眺めるように呟いた。
「浦項製鉄所に知り合いがいるから、ゲストハウスに泊まれるよ」
 とヨンテがいった。大学は冬休みだ。
「行く、行く。連れてって」
「うん、友達に連絡してみるよ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

少しダレたかな?

85  :03/09/02 11:26 ID:NUuxeNGz
殺人事件はまだ?
86 :03/09/02 11:27 ID:hmTag4SS
>>84
結構楽しく読ませてもらってますが、ジャンルはなんですか?
ただの恋愛小説?
87ぺくすこんだる:03/09/02 11:38 ID:7Oaitbl/
ノンフィクエンタメというジャンルを作りました。
88 :03/09/02 11:43 ID:hmTag4SS
>>87
ノンフィク?
つまりご自分の経験を元に書かれているわけれすね?

エンタメってところがよくわからんちんれす。これから分かってくるのかなぁ。
89いつもの名無しさん:03/09/02 11:53 ID:Ykf+5YIA
>>87
既に 李 朴太郎(34) ◆58fljvHoDw 氏によって開拓されたジャンルぞなもし。

ttp://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Oasis/1948/
90ぺくすこんだる:03/09/02 12:53 ID:7Oaitbl/
だれたので「雨の女」再来。

部屋に戻るや否やソラの服を脱がせ、全身にキスを浴びせた。シャワーを浴び
てからというのも聞かず、首筋、乳房、脇腹、太腿、内股に舌を這わせる。ク
ンニリンガスの後、初めてソラのアヌスに舌を差し入れた。私は立て膝にな
り、右手でペニスを持ちラビアやクリトリスを刺激し、左手でソラの乳房を揉
みしだいた。
「入れて」
 ソラが私のペニスを掴んだ。いつもながら、ひとつになる時の抵抗感が堪ら
ない。関門を通過する時のような圧迫感と内部のざらつき。そして完全に一体
となってからの蠕動運動。私はそれを楽しむため、ゆっくりと腰を動かす。間
歇的なバイブレーションが始まった。ソラは絶頂へと駆け上る。遅れまいと私
も腰を打ち付け追い込みをかける。ソラが痙攣し、私は欲望を放出した。

91ぺくすこんだる:03/09/02 19:45 ID:7Oaitbl/
もひとつ「雨のおんな」です。

生暖かい風がふたりを狂わせた。我々は腕を組み、清進洞のホテルに入った。
ユニは暑いといって服も下着も全て脱ぎ、ベッドに横たわった。ソラよりは豊
満な体付きだが、無駄な肉はなく起伏に富んでいる。私は服を脱ぐのももどか
しく、ユニに覆いかぶさった。全身に弾力がありはちきれんばかりだ。花芯も
十分潤っている。私は前技もそこそこにユニの内部に侵入した。ユニは体の奥
で私自身をきゅっきゅっと掴んだりはなしたりする。間隔も強さも自由自在
だ。意識的に締め付けることが出来るらしい。私は腰の動きを止めていった。
「大分遊んでるな」
「あら、あなたが教えてくれたことよ。いつも指一本入れたつもりで締めてい
れば、名器になれるって」
「そうだったっけ?」
 私はユニの締め付ける力に抗しきれず、あっけなく果てた。
92:03/09/02 21:44 ID:NZiDhyR/
立枯れか?
93^’:03/09/02 21:52 ID:NZiDhyR/
なんですか?
94ぺくすこんだる:03/09/03 07:26 ID:oyqTOr29
「ふたりだけの話し」にもどります。

 浦項まで車で行くことになった。ヨンテがいう。
「エンジンは快調だけど安全第一で行くからね」
 秋風嶺で一休みした後、車は一路浦項に向かった。四、五時間かかっただろ
うか。着いたのは夕方だった。シングルの部屋がふたつ並んでとってあった。
窓から海が見える簡素な部屋だった。食堂もあったが、私達は市内に出て夕食
を摂ることにした。海辺の街らしく海鮮料理の店が多かった。
「ここにしよう」
 私達は間口が広く店内が明るい店に入った。
「おっ、クジラの刺身がある。調査捕鯨で捕まえた奴だな。君は何を頼む?」
「アンコウ鍋。不細工な魚ほどおいしいっていうのよ」
 クジラの刺身とビールと焼酎が出て来た。ヨンテはビールと焼酎のカクテル
を作った。
「こうして飲むとさっぱりした味になる」
「そうかなあ。私はビールだけにするわ」
 肴の方は、ちょっと抵抗があったが刺身を食べてみた。クジラの刺身は生ま
れて初めてだが、意外においしい。
95ぺくすこんだる:03/09/03 07:36 ID:oyqTOr29
「ヒレ焼酎も飲んでごらん」
 ヨンテが注文した。アンコウ鍋と一緒に急須のような酒器が出て来た。ヒレ
酒よりもさっぱりした味だ。
「韓国の日本酒は旨くないから、ヒレ焼酎の方が無難なんだ」
 ヨンテが酔った証拠だ。男は酔うといわなくてもいいことをいい始める。鍋
は量が多すぎて、食べきれない程だ。本来は残ったスープにご飯を入れて焼き
飯を作ってもらうのだけれど、アンコウだけで十分だった。
 
 部屋には十時頃戻った。横になったが、なかなか眠れない。するとヨンテの
部屋からコツコツ壁を叩く音がした。私も壁を叩いて、ドアのロックを外して
おいた。ヨンテが少し恥ずかしそうな顔をして部屋に入って来た。
96ぺくすこんだる:03/09/03 07:39 ID:oyqTOr29
「眠れなくてね」
「荒れた波の音がして恐いの」
「僕が一緒にいてやるよ」
 キスをし、ベッドの上で抱き合った。
「私、メンスになっちゃった」
「構わないさ。朝までずっと傍にいるよ」
 彼は私の髪をやさしく撫でてくれた。

97ぺくすこんだる:03/09/03 08:33 ID:oyqTOr29
 翌朝、ふたりで海岸に出た。よく晴れていたが、波の荒さは昨夜と変わらな
い。
「そういえば栃木も長野も海なし県だね。海に対する憧れのようなものな
い?」
「静かな海ならね」
 私にとって目の前の光景は荒々しすぎる。風が出て来た。
「そろそろ帰ろうか」
 私はこくりと頷いた。部屋に戻りチェックアウトしてからヨンテがいった。
「本当は海岸沿いを北上して江陵まで行きたいんだけど、雪が積もっていて峠
を越えられないと思う。来た道を帰ろうか。他に行きたいところ、ある?」
「別に」
「じゃあ、ソウルに戻ろう」
 彼は道に慣れたのかスムーズに運転し、来た時より三十分も早く寮に着い
た。
「僕の愛車、ペケペケも捨てたもんじゃないだろう」
「楽しかったわ、有難う」
「明日も会えるかなあ?」
「そんな先のこと、分からないわ」
 一度いってみたかった映画のセリフだ。ふたりで大笑いした。
98ぺくすこんだる:03/09/03 08:38 ID:oyqTOr29
 大学は休みでも、ヨンテは日本語を教えるのに忙しそうだった。夜、冬休み
の特講をしているらしい。一緒に昼食を食べ、新村駅前のコロンビアという喫
茶店でコーヒーを飲むのが日課になった。ヨンテのお陰で、午前中は集中的に
勉強が出来るようになった。ウンスクを含め寮の女の子も大半が帰省したの
で、とても静かだ。図書館に行って、論文の参考資料をコピーした。
 ヨンテは文学のことに余り関心がなさそうだった。強いていえば、太宰と魯
迅の作品が好きだという。

「映画でも見ないか?」
 日曜はヨンテのバイトも休みで、一日中一緒にいられる。広告を見ると『追
憶』をやっていた。
 映画館の前は、多くの人達でごったがえしていた。チケットはどの時間帯も
全て売り切れていた。
「仕方がない。ヤミで買うか」
 ヨンテは中年のおばさんと値段の交渉をしている。
「三倍だというから二倍に値切ったよ」

99-:03/09/03 08:41 ID:bFnkRzKt
>>96
いやま、別にいいんだけど、メンスって…
今時そんな風に言う人いるんかなぁ。
って、これは昔の話か。
ちなみに実際の韓国語ではなんて言うんだろ。
100ぺくすこんだる:03/09/03 08:42 ID:oyqTOr29

 映画はロバートレッドフォードが素敵だった。音楽もよかった。サン
トラ盤を買おうと思う。
 団成社という映画館から仁寺洞の方に歩いていった。彼も私も仁寺洞
が好きだ。路地に入れば、伝統的な韓国式の家屋が見られる。ところど
ころに民家を改造した食堂がある。
「遅い昼食になっちゃったけど、ここに入ろう」
 中では従業員が食事をしていた。
「食事できる?」
「はい、いらっしゃい」
 店の人の食事は終わりかけていたらしい。すぐに片付けて注文を聞い
てきた。
「韓定食二人前とマッコルリ(濁酒)」
 ヨンテがいった。
「ここの酒は旨いんだ。多分、自家製だと思う」
 テーブルの上一杯に料理が並ぶ。
「夕食も兼ねてぺクスク(蒸し鶏)もたのもうか?」
「そんなに食べられる?」
「大丈夫。ぺクスクは雛鳥だから、そんなに大きくはないよ。ここは全
羅道の店なんだ。ビビンバだって全州が本場だろ。機会があれば、光州
や木浦にも行ってみたいと思う」
「私はソウル以外、ほとんど知らないわ」
「いつか、木浦へ行って名物のセーバルナックチ(生きた蛸)を食べよ
う」
「このマッコルリ、本当においしいわ。飲み過ぎちゃいそう」
「酔ったらタクシーで帰ればいいんだから、どんどん飲もう」
 店には夕方までいた。このまま帰るのが惜しい気分だ。
「ねえ、汝矣島へ行かない?水族館が見たいわ」
「酔いを醒ますのには、美術館よりいいかもね」
101ぺくすこんだる:03/09/03 08:46 ID:oyqTOr29
 汝矣島は漢江の中洲だ。タクシーで行けばいくらもかからない。館内は子供
達が多かった。大きな水槽の中でエイやヒラメが泳いでいる。ヨンテは魚を指
差して
「これもこれもさっき食べたやつだ」
 といった。
「やだー」
 水族館の魚は、食欲と結びつかない。私はラッコやアザラシが可愛いと思っ
た。

 外に出るとすっかり夜になっていた。
「寒い」
 といったら彼が肩を抱いてくれた。タクシーはすぐにつかまった。正門で下
り、守衛のおじさんに挨拶して坂道を上った。寮の前、あたりに人影はなかっ
た。私達は熱いキスをして別れた。その夜、母親から電話がかかってきた。冬
休みくらい帰って来いとのことだった。一度帰ったらそのまま結婚させられる
ことになる。私はせめて大学を卒業したかった。母親の心配する気持ちも分か
るが、こちらの状況をうまく説明出来ない自分がもどかしかった。
102ぺくすこんだる:03/09/03 08:54 ID:oyqTOr29
 コロンビアでは馴染みになって、レコードのリクエストにさりげなく
応じてくれる。ヨンテに随分ジャズについて教えてもらった。セロニア
スモンク、ケニードリューも良いが、やっぱりビルエヴァンスが最高
だ。
 今日は少し気分を変えてガーシュインのラプソディーインブルーをか
けてもらった。間もなく、ヨンテが入って来た。
「お昼は何にする?」
「あまり食欲がないの。母親が電話してきて、早く戻って来いなんてい
うんだもの」
「僕は何もいえない。それは君自身の問題だ」
「意外に冷たいのね」
「自制しているといってほしいな」
「私は卒業したいと思っているの」
「そのために手助けになるようなことなら、なんでもするよ」
「有難う。ヨンテが傍にいてくれるだけで心強いわ」
「ところで注文は?」
「まだしてないわ。あなたが来るまで待っていたの」
「じゃあ、元気が出るように、アイリッシュコーヒーをふたつ。ガーシ
ュインの後は『酒と薔薇の日々』をリクエストしよう」
103 :03/09/03 08:54 ID:iC8sbv+w
何だ、このスレは・・・・・. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::
    . . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
104( ◆6Qh5s/vIfE :03/09/03 09:00 ID:7yJ9GkMY
お〜い、ぺくすこんだる

続きものSSなら通し番号入れないと読みにくいだろうが!
皆に読んで欲しいならもう少し工夫しなさいよ。
105ぺくすこんだる:03/09/03 09:02 ID:oyqTOr29
 話してばかりいて、ヨンテは私が午前中、思い切って髪型を変えたのに気付
いてもくれない。
「私、ポニーテールにしたの」
「そういえば凛として綺麗になったね」
 ヨンテは気付いていながら、わざといわなかったようないたずらっぽい目付
きをした。
「あなたも床屋さんへいったら?」
「日本語学院の院長にもいわれている。カットだけでもしようかな」
「カットだけなら美容院がいいわ」
「美容院は抵抗があるなあ」
「そんなことないわよ。最近は男のお客さんも多いのよ。私が連れてってあげ
る」

 L大の前には美容院が何軒もある。私は馴染みの店にヨンテを案内した。
「思い切り短くしちゃって」
 私は髪型まで指定した。三十分程で、カットが出来た。
「さっぱりしたでしょ」
「風邪を引きそうだよ」
「ネクタイをしてスーツを着れば、もっと良い男になるのに」
「ネクタイは息苦しくて嫌だよ。そろそろバイトに行かなくっちゃ。今日はカ
ットに付き合ってくれて有難う」
「学院はどこにあるの?」
「江南駅の近くだよ。あの辺は渋滞するから、地下鉄で行くんだ。じゃあ、こ
れで」
「駅まで一緒に行ってもいい?」
「もちろん」

106ぺくすこんだる:03/09/03 09:07 ID:oyqTOr29
>104さん

参考になるようなスレがあったら教えて下さい。2ちゃんねる初心者
ですので、勝手が分かりません。
107ぺくすこんだる:03/09/03 09:15 ID:oyqTOr29
アイコラ(愛のコラージュ)番外編
「氷魚」

 徳珍がナナの服を脱がせブラウスのボタンを外し、淡いブルーの薄く
透けるブラの上から乳房をまさぐっても、何かけだるく、されるがまま
になっていた。さりげないキス。かすかなタバコの味。徳珍の手はナナ
の下半身に伸び、パンティーの上からやさしく、敏感な部分を刺激し
た。ナナは内心、オナニーより気持ちが良いと思った。セックスに対す
る期待がほのかに芽生えた。
 いつのまにか全裸にされ、ベッドに横たわっていた。徳珍も服を脱い
だ。ナナに跨るような格好でベッドに両膝を付いた彼のペニスが目に入
った。大きい上に亀頭の周囲にぐるりとコブのようなものがついてい
る。ナナは目を丸くして視線を逸らすことさえできないでいる。
「ああ、これか。これはヘパラギ(ヒマワリ)といって、私が刑務所に
居た時、退屈しのぎに歯ブラシの柄を削っていれたものなんだ。出所し
てシリコンに入れ替えたから痛くはない筈だ」
おそろしいと思っても舌でクリトリスやラビアを刺激されると体が反応
してしまう。愛液が溢れてくるとペニスの先端で弄ばれた。異物が少し
づつ体の中に入ってくる。それがじわりと深く差し込まれた時、熱い火
の棒で刺し貫かれたような激しい痛みがナナの全身に走った。
108  :03/09/03 09:20 ID:FUJ8x3Pp
>>107
な、いきなり真珠チムポ!?
109 :03/09/03 09:33 ID:iC8sbv+w
>>106
勝手が分からないなら、今すぐ削除依頼出してから首でも吊るのが吉かと
この辺を熟読するといいぜ

http://qb.2ch.net/sakud/
110ぺくすこんだる:03/09/03 09:43 ID:oyqTOr29
本筋の「ふたりだけの話し」ではなくて

『アイコラ(愛のコラージュ)番外編「氷魚」』
だってちゃんとことわっているでしょ。やはり、通し番号は必要かなあ。
111( ゚Д゚)、ペッ:03/09/03 09:44 ID:dZfl5Bn4
しかし、韓国が舞台のノンフィクション小説を発表しているから、
あながち板違いとは言えない気がする。
……こう言う場合は、どうなるんだろうか?
112void*:03/09/03 09:46 ID:Jdbq0EKJ
はなしし?

ヘ_ヘ
ミ・・ ミ
( )〜
113void*:03/09/03 09:46 ID:Jdbq0EKJ
あう、失敗
114 :03/09/03 09:48 ID:gXRtc2AX
糞壁尿フェチがハン板に侵攻してきたのか?
115 :03/09/03 09:49 ID:J6z4INfz
俺は新しい形の板荒らしだと思ってるんだが・・・
せくしーソウル
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1061071221/

1 名前:ぺくすこんだる 投稿日:03/08/17 07:00
http://bbs.teacup.com/?parent=hobby&cat=1814&topics=208
遊びにきてね。


ってゆーか、自分のHPでオナニーしてろ!
http://8012.teacup.com/ryukuroki/bbs
117 :03/09/03 10:30 ID:0Z3YxcDl
なんだ、自分のHPあるならハン板使うなや。
ここは作品発表の場じゃない。
笑える内容ならともかく、そうでもないし。
118ぺくすこんだる:03/09/03 13:55 ID:oyqTOr29
>111、114−7

いろんな意見があるものだ。
まだ、2ちゃんねるの性格自体よう分からん。
ま、当分わが道を行くさ。

「ふたりだけの話し」中途通し番号1

 駅で彼と別れた後、L大前のブティックを見てまわった。ショーウィンドー
のマネキンが春物を着ている。ヨンテは私の服装に余り関心がなさそうで、張
り合いがない。白いミニでも買おうかな。私は一番大きなブティックに入っ
た。
 欲しいだけ両親が仕送りをしてくれる私は幸せかも知れない。無駄遣いはし
ないようにしているが、やはり流行の服は欲しい。服だけでなく靴やバッグに
もお金がかかる。今日もスカートに合わせ、水色のバッグを買ってしまった。
靴かサンダルも買いたかったが、良く考えてから買うことにした。
 寮に戻り、スカートを穿いて姿見で眺めてみた。鏡に映った自分に語りかけ
てみる。
「どう、イケテル?」
「イケテル、イケテル」
119 :03/09/03 13:58 ID:1O4emIhj
>まだ、2ちゃんねるの性格自体よう分からん。
>ま、当分わが道を行くさ。

そんなお前さんに言いことを教えてやろう。
2chだろうが何処だろうが他人様の話を聞かない奴はとっとと市ねって事だ

削除依頼出してきまふ

120ぺくすこんだる:03/09/03 14:03 ID:oyqTOr29
>117

韓国での留学生活の実態を伝える一断面とでも思ってください。
121ぺくすこんだる:03/09/03 14:17 ID:oyqTOr29
>2chだろうが何処だろうが他人様の話を聞かない奴はとっとと市ね
>って事だ

119君の話を聞きましょう。で、君は対話もしないで
>削除依頼出してきまふ
ですか。
私の話を聞くつもりなどはなからないわけね。これを自己
矛盾という。主題に関連した面白い話題でも出してみたら。
どうも2ちゃんねるはスカンクやイタチが多くて困るなあ。
(屁のひりっぱなし)
122119:03/09/03 14:19 ID:1O4emIhj
>ま、当分わが道を行くさ。
と、先に対話は放棄したのは貴方ですが?
それで相手に対話を求めるとは、これを自己矛盾といいます。

削除依頼出したんで、以後カキコミは控えるようにお願いしまふ
123ぺくすこんだる:03/09/03 14:30 ID:oyqTOr29
「ふたりだけの話し」2

 鏡の中の私が問いに答えた。ストッキングも肌色にしなくっちゃ。私は少し
満足した。ウンスクがいれば、もっと的確にアドバイスしてくれただろう。私
達は仲良しで服の貸し借りもする。元のジーンズに着替えて、ロビーのソファ
ーで女性誌を見る。「アンアン」や「ノンノ」も置いてある。市場に雑誌の写
真を持って行くと、本物とそっくりなものを作ってくれる。ヨンテかウンスク
がいれば、東大門の夜市場に行きたいところだ。次の日曜日、ヨンテに付き合
ってもらおうか。今、私にとって気になるのはヨンテとファッションと論文の
ことだ。ヨンテはバイト先でどんな講義をしているのだろうか。才気があるか
ら、きっと面白いに違いない。彼によれば、日本語学院の高級班で新聞や雑誌
の講読をしているとのことだ。いつもよれよれのコートを着ているから、渾名
はコロンボだそう
だ。

124ぺくすこんだる:03/09/03 14:46 ID:oyqTOr29
>119,122

過去の牧歌的発言をみよ。貴様の金玉とケツの穴はちいさいぞ。

24 :  :03/09/01 22:17 ID:FgRIexEv
時々、「何このスレ?」と書き込まれてるのが笑える。
誰も「スレ違いだ!カエレ!」って書かないのがハン板の醍醐味やなー。



25 : :03/09/01 22:17 ID:oQBOyK/b
これ後どれくらい続くの、延々と最後まで書くのか?


26 :いつもの名無しさん :03/09/01 22:20 ID:qWrvjYq4
>>24
モノズキが多い訳で。
オレモナー。


27 :ぺくすこんだる :03/09/01 22:22 ID:bz06UQJz
>24
>ハン板の醍醐味やなー。

ここのみなさん、上品なのね。
125いつもの名無しさん:03/09/03 14:49 ID:kyQaxXmo
>>124
10や20なら大目にも見ようが、100を超えたともなると問題だな。
もうそろそろ総括して終わりにしたまえ。

でなけりゃ劇的に面白くするこった。
126ぺくすこんだる:03/09/03 15:13 ID:oyqTOr29
>125
それも道理。創作板に引っ越そうと思う。(種は蒔いておいた)
主人公はその後ヨンテ相手に処女を捨て、セックス狂いになるのだが、
ヨンテが消耗し死んでしまう。それから自立した女性としての人生が
はじまるのだ。まだこの辺はほんのさわりの部分なのだ。最後に御愛顧に
応えて濡れ場抜粋を置き土産にしておく。


127ぺくすこんだる:03/09/03 15:25 ID:oyqTOr29
「お肌すべすべ韓国女性」

 部屋に入り、あらためてビールで乾杯。シャワーの後は
成り行きどおり。韓国の女性は一般に肌が綺麗だが、彼女
はその中でも特別だった。私は行為に及ぶ以前に彼女の全
身をまさぐることに熱中した。顔のつくりは美人ではない
が、喘ぐ姿が美しい。ちょっとハスキーな呻き声も堪らな
い。私は、彼女が堪えきれず、入れて、というまで愛撫す
ることにした。
 うすい草原の下は、十分過ぎるほど潤っている。溢れる
愛液を味わうように、舌と唇を駆使して舐めて吸って転が
す。サイドテーブルの冷たいビールを一杯飲んでから、さ
らにひとくち、ビールを彼女に口移しで飲ませ、今度は屹
立したペニスで彼女のラビアからクリトリスまで撫で上げ
擦りあげる。
 ついに彼女の方から私のものを掴んできた。
128いつもの名無しさん:03/09/03 15:26 ID:kyQaxXmo
>>126
いや、置き土産も何もいらないから。
129 :03/09/03 15:27 ID:laupVUYc
sasaかな。
130 :03/09/03 15:34 ID:y86bv1ZA
なぜこの「小説のようなもの」がつまらんかわかった。

 主 人 公 が 海 原 ヒ カ ル じ ゃ な い か ら だ 。
131いつもの名無しさん:03/09/03 15:37 ID:kyQaxXmo
>>129
アストロロボが何か?

>>130
でもヒカルたんが主人公だとジュニア小説にしか…。
132ぺくすこんだる:03/09/03 18:14 ID:oyqTOr29
>130

「海 原 ヒ カ ル」ってなんじゃい?漫才師か?うなばらはげる・ひかる
なんちゃって。
133ぺくすこんだる:03/09/03 19:05 ID:oyqTOr29
ノンフィクションです。

「涼子ちゃん、当分はヘランについて傍でいろいろ教えてもらって
ね。店ではヘランが一番日本語が上手だから。それにこの店ひとり
だけのニューハーフだし」
「姐さん、ニューハーフだなんて嫌だわ。身も心も女そのものよ」
「じゃ、歓迎の乾杯をしましょう。ミスターパク、ビール持って来
て」

 十本あまりのビールが届くと、妻は虹色のハイヒールを脱いだ。
そしてそれにビールをなみなみと注いで、一気に飲み干した。涼子
が目を丸くしている。
「これは団結を固めるならわしなの。さ、涼子ちゃん、飲んで」
 妻がハイヒールを差し出す。涼子はためらいつつも何とか飲み干
した。一巡すると、客が来るまではお喋りの時間だ。私は席を外
し、カウンターで飲み始めた。携帯が鳴る。友人の金弘基からだっ
た。共通の友人の李商溢もいるという。私は彼等を店に誘った。

 客が入り始めたので、ボーイに一部屋確保させた。私は部屋に移
り、小一時間ソファにもたれてうとうとした。
「しばらく」
 といってふたりの友人が入って来た。私は涼子とヘランを呼ん
だ。
「横浜から連れて来た娘だ」
「申告式をしないといかんなあ」
 金弘基がいった。
「だめだめ、日本から来たばかりなのに可哀想よ。代わりにあたし
が申告するわ」
 申告とは、初めての客の前で挨拶代わりに全裸になることだ。ヘ
ランはすでにブラウスを脱いでいた。スカート、ストッキング、ブ
ラの順で脱ぎ、黒いパンティー一枚の姿になった。涼子のようなペ
ニスもない。
134ぺくすこんだる:03/09/03 19:10 ID:oyqTOr29
>133

靴酒の回し飲みも申告もみな軍隊の影響です。軍事文化とでもいいましょう
か。韓国では男も女もマッチョです。
135 :03/09/03 19:20 ID:/zN5I9fA
「何かを殺した事があるかい?」ヨンテが聞いた。
ヒカルは眉をひそめた。「何かって?」
二人の少女は国境近くの町の北の外れの小高い丘の上にいた。眼下には
豆満江が広がっている。
「なんでも」ヨンテが言った。「何でもいいから殺した事がある?」
「何の事だか分からないよ」ヒカルが言った。陽の光にきらめく豆満江
の向こうには中国が見える。手前の川岸には銃を持った歩兵が足組の上に
立っていた。人けの無い川岸には、カラスの群が昼食をあさって、腐った
トウモロコシを容赦なくつついていた。
「何かを殺した事があるはずだろう?」ヨンテがもどかしげに言った。
「虫はどうだい?」ヒカルは肩をすくめた。「そうだなハエ、蚊、アリ、
それがどうしたの?」
「好きかい?」
「何が?」
「虫を殺すことさ」
136 :03/09/03 19:25 ID:/zN5I9fA
ヒカルはヨンテをじっと見つめた。
「君は虫を殺すことが好きなの?」落ち着かない様子でヒカルが訪ねた
「まあね」
「どうして?」
「凄くマンセーな気分になるんだ」ヨンテは面白いと思うこと、ワクワクする事を
全て「マンセー」と表現した。
「何処がいいのさ」ヒカルは尋ねた
「グシャとつぶれるところがね」
「ふーーん」
「足を引っこ抜かれたカマキリが歩こうとするのを見たことがあるかい?」
「気味が悪いじゃないか」
137 :03/09/03 19:27 ID:LmGtRzhI
>>133
虹色のハイヒールって書かれると7色の縞々模様が見えてこないか(w
138 :03/09/03 19:29 ID:/zN5I9fA
ヒカルは丘の頂きの、まばらに生えた乾いた草の中に座っていた。
彼はヨンテを感心するように見上げた。

遠く中国を見つめながらヨンテは言った
「虫よりも大きなものを殺した事があるかい?」
「ううん」
「ウリはある」
「ほんとう?」
「何度もさ」
「何を殺したの?」ヒカルが聞いた
139 :03/09/03 19:30 ID:/zN5I9fA
朝鮮人が何を殺したのか、続きをだれか書いてくれ
140ぺくすこんだる:03/09/03 21:40 ID:oyqTOr29
「中国人よ。札びらを切って私を買った密貿易の商人たちは、あたいが股をき
ゅっと締めれば、決まってアイヤ−ドンスーラ(死んじゃう)って叫んだわ」
ヨンジャ(ヨンテは男子の名)はちょっと誇らしげにやや顎を突き出した。
「だってあたい、喜び組みにいたんだもの。訓練と経験は十分よ。でも、首領
ニムのお声がかからなかったのは残念だわ」
141 :03/09/03 21:42 ID:Py6+pTOf
>>139
>朝鮮人が何を殺したのか、続きをだれか書いてくれ

クックロビン
142ぺくすこんだる:03/09/03 22:00 ID:oyqTOr29
ヒカル(意訳すれば姫剣か)は聞いた。
「どんな訓練?」
「南朝鮮の愛国者から聞いた話が教科書に載ってたの。あたいはそれを
暗記させられたから空でいえるわ。『生暖かい風がふたりを狂わせた。
我々は腕を組み、清進洞のホテルに入った。ユニは暑いといって服も下
着も全て脱ぎ、ベッドに横たわった。ソラよりは豊満な体付きだが、無
駄な肉はなく起伏に富んでいる。私は服を脱ぐのももどかしく、ユニに
覆いかぶさった。全身に弾力がありはちきれんばかりだ。花芯も十分潤
っている。私は前技もそこそこにユニの内部に侵入した。ユニは体の奥
で私自身をきゅっきゅっと掴んだりはなしたりする。間隔も強さも自由
自在だ。意識的に締め付けることが出来るらしい。私は腰の動きを止め
ていった。「大分遊んでるな」「あら、あなたが教えてくれたことよ。
いつも指一本入れたつもりで締めていれば、名器になれるって」「そう
だったっけ?」私はユニの締め付ける力に抗しきれず、あっけなく果てた。』って。
どう、面白い教科書でしょ」
143いつもの名無しさん:03/09/03 22:21 ID:wOvy+UI+
>>ぺくすこんだる
ハン板ではもう止めろや。
144ぺくすこんだる:03/09/03 22:56 ID:oyqTOr29
>いつもの名無し

韓国で性を極めてやるじょ。大体犯板は朝鮮をおちょくる以外能無しばかりじゃ
ないか。こちとら両国の善隣友好(絶倫性交)を実践しちょるんだわい。
がたがたいうと飼虎三昧教を布教しちゃうじょ。
145ぺくすこんだる:03/09/03 23:12 ID:oyqTOr29
29 :  :03/09/01 22:27 ID:FgRIexEv
>1よ、1000までがんばれー。
ハン板住民はこうゆうのを拒否しないみたいだ。
やらしいのが好きっつーかなんつーか、
やっぱ朝鮮に惹かれるだけあって
「ワケワカラン」ものがダイスキなんやなー。

66 :   :03/09/02 09:53 ID:NUuxeNGz
いやエロシーンを書けと言われて本当に書くあたり、律儀というか
何というか……(;´Д`)

76 :nimda :03/09/02 11:00 ID:f6P4PYr7
続いていたのか‥‥こうなったら1000までガンガレ。>ぺくすこんだるタソ
25 : :03/09/01 22:17 ID:oQBOyK/b
これ後どれくらい続くの、延々と最後まで書くのか?


26 :いつもの名無しさん :03/09/01 22:20 ID:qWrvjYq4
>>24
モノズキが多い訳で。
オレモナー

こういう声があるから俺も心強い。今日はニンニク大量に食っちゃったもん
ね。がんばるじょ。
146:03/09/04 02:03 ID:NIkly0li

管理人により注意を受ける
ttp://www.seoulnavi.com/communi/n_board/sa_list.html?view=100&kind=&shop=&ke
yfield=&word=

279-286

管理人に荒し、迷惑行為とみなされ削除されるが
ぶちぎれる
ttp://bbs1n.clubcgi.jp/rental/pt.cgi?room=ando

381
147↑????????????????:03/09/04 03:00 ID:oOWAq0ik
↑意味不明。逝ってよし。
148韓国の床屋:03/09/04 03:40 ID:oOWAq0ik
一般の床屋でも丁寧に爪切り、爪の甘皮剥ぎ、マッサージをしてく
れますが、一部の床屋(変態営業ともいわれる)は、個室のように
カーテンで仕切られていて、風俗サービスが受けられます。面白い
のは美人がひととおりのマッサージをした後、客の顔に蒸しタオル
をかぶせ肝心なサービスは不細工な女の子がすることもあるという
ことです。技術は不細工な方が上ですが。
149韓国の床屋2:03/09/04 08:50 ID:oOWAq0ik
変態床屋も全身マッサージをするだけの店や、フェラあるいはナニ
が可能なところもあります。料金はサービスの度合いに比例して、
女の子にチップとして行為の後に支払います。今の相場は良く分か
りません。香港の床屋がその種のサービスで有名だという話を聞い
たことがあります。
150150:03/09/05 19:18 ID:zrnIr/J3
get
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ