朝鮮民族の7割がプータローだった!【李朝】

このエントリーをはてなブックマークに追加
96つづき
日韓の植民政策研究は、政治やイデオロギーに振り回されてきた

◎クリシュティン・リー
アメリカ・ポートランド州立大学教授。1960年生まれ。梨花女子大卒業後アメリカに留学、
ラトガ−ス大学で博士号取得。教育学を専攻後、教育哲学に転向した。現代思想が専門。
ポスト モダ二ズムやジェンダー、日韓の女性法などについて多数の論文を書いている。
著書の「滅亡の 帝国−日本の朝鮮半島支配」は、欧米の研究書の間で話題を呼んだ。

「搾取と抑圧の下、ひたすら犠牲を強いられた暗黒の36年」という植民地史観が今なお
韓国では根強い。それどころか、決して疑義を差し挟んではならない絶対の真実にすら
なっている。だが、日本の植民地経営は、世界史的にみてどうだったのか。コロニアリズム
というキーワードをも とに理論的、実践的にこの問題に取り組んだのが、在米の韓国人
女性研究者、クリスティン・リー氏 である。リー氏はイデオロギーに振り回され学問的方法
論に依らないこれまでの研究を厳しく批判する。
109つづき:03/08/13 05:33 ID:LDc9y+XB
 私は、アメリカの大学院で指導教授たちに言われた次の言葉を、今なお忘れる事ができ
ません。
 「日本の植民地は、その後いずれも経済発展したではないか。そんな結論の出ている
問題を今更どうして研究するのか」
 米国の名門ラトガース大学のローデン教授は、私が博士論文の主題について日本が
朝鮮半島を植民地支配した時代の教育と女性問題について研究したいとの計画を説明
すると、このように反問しました。
 「文明のシステムを、日本の植民地主義は朝鮮半島に導入したのではないか。スペイン
やアメリカ、イギリスは日本のように、本国と同じような教育システムを植民地に導入しよう
とはしなかった。当時の朝鮮半島の人々は、文明のシステムを独自の力で導入するのに
失敗した。日本の植民地主義を経ずに、あれほど早く文明の世界システムに入れただろ
うか」
1110つづき:03/08/13 05:33 ID:LDc9y+XB
 私は、この発言に怒りが込み上げ懸命に反論しようとしたが、頭の中が真っ白になり感情
だけが高ぶったのを覚えています。そんな論文を書いたら韓国に戻れなくなる、との不安
が一瞬心をよぎりました。
 論文の相談をした別の経済学専攻の教授は、「植民地化された国家の中で韓国と台湾
ほどに発展した国家はない。アメリカやイキリスの植民地で、台湾や韓国ほど発展した国
があるか」とまで言うのでした。
 私の不満そうな表情を見たローデン教授は、次のようにも問いかけました。
 「日本の植民地支配を非難する韓国人の留学生の一人が、自分の父親が東京帝国大学
出身であると自慢げに話した。これは、暗黙のうちに日本が導入した文明のシステムを
評価していることになる。本来なら、東京帝大を卒業した父親を非難すべきではないか」
 こう言われてみると、確かに東京大学はもとより、京都大学、早稲田大学、慶応大学を
卒業した事を誇りにする韓国人は、少なくないのです。
 当然韓国の側に立ってくれると思った第三者のアメリカ人学者の発言は、SHOCKでした。
1211つづき:03/08/13 05:35 ID:6EhMadSs
 こうして私は1997年に『The Doomed Empire:Japan in Colonial Korea』(滅亡の帝国:日本
の朝鮮半島支配)を、英国で出版しました。日本の植民地支配下での女性と教育問題を、
学問的に整理し、感情論でなく客観的に理解する素材を提供したいと考えたからです。
 この本は韓国で出版するのは、まず不可能でしょう。韓国で生活出来なくなるかもしれま
せん。それをあえて覚悟したのは、近代史をめぐる日韓の対立を解消し友好な関係を築く
のに、微力ながら貢献したいと考えたからです。政治や経済などの他の分野はともかく、
女性解放と女性教育の面では日本のコロニアリズムは、朝鮮半島への近代化の導入に
決定的な役割を果たしました。その一方で、韓国の教育が日本の戦前型の教育から、今も
抜け出せないでいるのも否定できない現実です。
 韓国で女性教育に手をつけたのは、アメリカの宣教師たちでした。また、日本人による
相次ぐ学校開設が、女性教育を促進しました。アメリカの宣教師たちが、女性教育のため
の民間の学校を設立したのは、日本が植民地化する直前の19世紀末でした。
http://japanese.joins.com/transboard/jp_bbs/content.html?tname=hot6&num=638
上記の文章は『SAPIO』に掲載された。