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終戦後、アメリカからも信用されなかった朝鮮:
ホッジ中将率いる米軍が九月八日に仁川に着くと、「朝鮮人民共和国」の
代表が迎えに出ましたが、全く相手にされませんでした。総督府から市民
外出を禁止する指示があったのに、五百人ほどの朝鮮人が、太極旗や赤旗
を掲げ、花束や贈り物をもってアメリカ軍に近寄ろうとしたところ、警備
していたアメリカの警察部隊が発砲、死者五人を含む、多くの重傷者が出
ました。しかし、ホツジ中将は警官の措置は正しかったと言って、誉めた
のです。「アメリカこそ朝鮮を日本支配から解放してくれる救世主だ」と
思い込んだ朝鮮の人々が哀れでなりません。
「日韓2000年の真実」名越二荒之助
(日本図書館協会選定図書)