【鮮人】『大日本史番外編 朝鮮』閉鎖!?【隠蔽】

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 さらに問題となりますのは朝鮮人患者のことであります。現在朝鮮人癩患者は、一療養所に
約四、五百名くらい收容せられておるのでございまするが、戰前朝鮮の小鹿島にありました
約六千名の癩病患者は、終戰と同時に日本人職員が引揚げたのを機会に、全部これが脱出を
はかりまして、この脱出いたしました六千名の癩患者の大部分は、あらゆる手段を講じて、
日本に向け多数密航してきたのであります。その一例を申しますると、兵庫縣の尼崎市に
おけるがごときものでありまして、これら朝鮮人患者は、日本において一團を組織いたし
まして、不良なる日本人または朝鮮人と共謀いたしまして、いろいろ凶惡なる犯罪を犯し
つあるのであります。そして、彼らの一部が万一警察に捕われましても、前に申し上げた
通り、何ら処罰を受けることなく、そのまま癩療養所に再び收容され、彼らはますます
増長いたしまして、療養所内の秩序を乱し、勝手氣ままな生活をした後、折を見て再び
三たび脱出するという順序を繰返しておるのでございまして、療養所は、この種犯罪者の
安全なる温床となつておるのであります。これらの点につきましても何らか緊急の処置を
講じなければ、單に一般社会への癩病の傳染の危險があるばかりでなしに、社会の安寧
秩序の上から申しましても、実に重大なる事態に至ることを憂うるものであります。(後略)

(小鹿島とは朝鮮のハンセン病患者を隔離治療するため1916年半島南東部の小島に
設けられた小鹿島慈恵病院(のちに小鹿島更生園)のこと)