***コリアンジョーク 7***

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403てぃむ
ごく普通の二人は、ごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。
ただ、ひとつ違っていたのは、奥様はグックだったのです。

ダーリン「やぁ、おはようサム。気持ちのいい朝だねぇ」
サム「あら、ダーリン。今日は出社だった?」
ダーリン「いや、もちろん今日は取引先の社長が来る日さ。ラリーと一緒に昼頃来るんじゃないかな?」
エンドラ「ダッグウッド、おはようニダ。忙しいけど来てやったニダ。仕送りを忘れてはいけないニダ」
ダーリン「気持ちのいい朝が台無しだ・・・」
サム「ダーリン。私のママなのよ・・・・。時々顔出すくらいいいじゃない」
ダーリン「韓国から毎週顔出しに来るのかい? 移民局は何やってんだろうね」
サム「ダーリン!」
ダーリン「今日は困るんだよ。石原社長は日本人で大の三国人嫌いなんだ。臨時ボーナスもかかってるん
だよ。なんか客間がやけに騒がしいようだけど?」
サム「ええ・・・、あの・・・・、ママと一緒にまたいとこ達が来ちゃって・・・」
ダーリン「なんだって? ああ・・・8人もいるじゃないか! そんな所でキムチを漬けるんじゃない!」
エンドラ「キムチを漬けるのはコレアンの権利ニダ! ダックウッドには謝罪と賠償を請求するニダ!」
ダーリン「困るんですよ! 今日は・・・・」

グラディス「アータ! アータ! 大変なんだぁ! スティーブンスさんちからぁ、一杯人が出てきてさ、
野良犬を袋に入れて殴ってるんだからぁ! アータ! やっぱりあの家オカシイんだからぁ。
アータ! あれじゃ、犬があんまり可哀想だぁ! アータ!」
御亭主「ん? じゃぁ、お前も袋に入って遊んでもらいなよ」

ダーリン「とにかく、すぐに出てってください。今日は大口の取引なんだから! ああ・・・ラリーがもう
来ちゃった。仕方ない。サム。2階に連れて行って全員部屋から絶対出さない事! いいね?」
サム「はい。なんとかします。ママ、協力して頂戴。」
エンドラ「もちろんニダ。可愛い娘の為ニダ」(大口の取引ならガッポリせしめられるニダ)
404てぃむ:03/05/31 00:39 ID:9dzlt2bx
ラリー「ダーリン! 何やってるんだ? 石原社長を待たせるなよ!」
ダーリン「やぁ、ラリー。これは石原社長! よくいらっしゃいました。今日はゆっくり寛いで下さい」
石原社長「こんにちは。スティーブンス君。素晴らしい作品を期待してるよ」
ラリー「石原社長、ダーリンなら絶対ですよ! 彼の天才ですから! でも、なんか匂わないか?」
石原社長「うむ。すこし変な香りがするようだが?」
ダーリン「い・・・いや。ちょっと2階で殺虫剤を使ってて・・・・ だね? サム?」
ラリー「石原コーポの製品を使ってるんだろうね?」
石原社長「うちの製品はこんなキムチの様な変な匂いはせん!」
サム「ええ、残念ながら石原コーポのは人気が高くて売切れてしまっていたので、安物使ってるのよ」
石原社長「だろうね。下まで匂いがくるなんて、ロクな製品じゃないな!」
サム「社長さんところの製品は完全に無臭で、近所の奥様方にも非常に人気があるんですよ。だから
入荷したらすぐ売り切れるんです」
石原社長「ふむ。まぁ、いい。で、スティーブンス君。仕事のほうに入ろう」
ダーリン「・・・・・・・という風に、コピーを作りました。飽くまでも、エレガントに・・・」
ラリー「ダーリン! 流石だ! これなら売れますよ、石原社長!!」
石原社長「気に入らんな! きれいなだけの広告では消費者の目を引かん! 今度の虫除けスプレー[ムッ
シュ]は最高の製品なんだ!」
ダーリン「石原社長。これでは気に入りませんか? ではもう一つ、見ていってください」
石原社長「時間の無駄と思うがね。他を当たったほうが、よさそうだ」
ラリー「石原社長、そういわずに聞いてみてください。これからが天才の本領発揮ですから」
石原社長「まぁ、そこまで言うのなら見ても良いけどね。さっきのよりはマシなんだろうな? それより
上が騒がしくないか? 焦げ臭い匂いもするし」
ダーリン「サム。ちょっと見てきなさい」
サム「ママ、一体どうしたのよ? まぁ大変! ダーリン!ちょっと来て」
ダーリン「大事な話の最中だってのに! こりゃ、大変だ!  サム、物置の消火器を!!」
405てぃむ:03/05/31 00:43 ID:9dzlt2bx

石原社長「テート君、一体スティーブンス君は何をやっているのかね?」
ラリー「さぁ? 彼は時々妙な事をしますから、天才ってのはどうも。一緒に見に行きましょう」
ダーリン「どうやらカーテンが焼けただけですんだ。エンドラ? どういうつもりなんですか?」
エンドラ「大事な取引先の社長にポンシタンを振舞うニダ。旨い物食わせて取り入るニダ」
石原社長「スティーブンス君、一体何の騒ぎだね?」
エンドラ「あ、社長さん! ポンシタンができたニダ! キムチも食べるニダ!」
石原社長「ホンシタン? ニダ? うううう・・・・・・   契約は取り止めだ! ワシは帰る!」
ラリー「ダーリン。お前はクビだ! ああ、一千万ドルの契約がパーだ」
ダーリン「石原社長! ちょっと待ってください! 説明させてください」
石原社長「言い訳かな? ま、言うだけ言ってみなさい!」
ダーリン「サム。君から説明しなさい」
サム「実はこれ、ダーリンのアイデアなんです・・・・」
ラリー「アイデア? これがか? 気でも違ったか?」
ダーリン「ええ・・・・アイデア説明をしますから、とりあえず下へ・・・・」
石原社長「ふん! 不愉快だが言い訳ぐらいは聞いてやろう!」
石原社長「で? 何がアイデアなんだね?」
ダーリン「ええ、実は彼らはみな役者でして・・・・」
ラリー「役者? あの9人がか? サムのママのエンドラも?」
ダーリン「ええ、エンドラにも演じてもらいました・・・・その・・・・グックを・・・・」
石原社長「グック・・・三国人だな! 実に不愉快だ!」
ラリー「ダーリン、おかしくなったのか? 石原社長の三国人嫌いは知ってるだろう!」
ダーリン「もちろん知ってるさ」
ラリー「石原社長、ダーリンはすぐにクビにします。別の担当を付けますから契約のほうは・・・」
石原社長「待て。スティーブンス君の言い訳を聞くのが先だ」
406てぃむ:03/05/31 00:44 ID:9dzlt2bx
ダーリン「ありがとうございます。まず、最初に石原社長が家に入られた時、臭いがしました」
石原社長「キムチのにおいだな」
ダーリン「ええ。私は石原コーポの虫除けの製品名[ムッシュ]はインパクトに欠けると思ってます」
石原社長「うちの製品にケチを付ける気かね?」
ダーリン「いえ、画期的な製品ですから、インパクトの強いネームに変えたほうが良いとアドバイス
してるんです。例えば・・・・[キムチガス]とか」
ラリー「ダーリン・・・・何寝言言ってんだ? [キムチガス]? 正気か?」
石原社長「実にくだらん。早く言い訳を終わらせろ」
ダーリン「勿論、別の名前でもいいんです。コピーはこうします・・・・・・
[シュッと一吹きキムチガス。これであなたも薮蚊から韓国人のように嫌われます]」
ラリー「もう止めろ。それじゃぁ一本も売れんぞ・・・・・もうおしまいだ。一千万ドルがパーだ」
石原社長「シュッと一吹きキムチガス。これであなたも薮蚊から、韓国人のように嫌われます」
石原社長「[シュッと一吹きキムチガス。これであなたも害虫から、三国人のように嫌われます]か・・・」
石原社長「面白い! 気に入った! 契約しよう!」
ラリー「そうでしょ? 私も最初からダーリンのアイデアなら絶対!と思ってたんですよ。大ヒット
間違いなし!」
ラリー「ダーリン・・・・ハラハラさせやがってコノコノ・・・・ボーナスはずむぞぁ!」
407てぃむ:03/05/31 00:45 ID:9dzlt2bx
ダーリン「まったく・・・ボヤまで出すとは・・・・エンドラ婆さん!」
サム「でも、今回はママのおかげで旨く行った所もあるんだし・・・・」
ダーリン「まぁ・・・来年まで来ないって約束していったし、4ヶ月は顔見ずにすむからね。今回は
許してやるよ」
サム「カムサハムニダ。ダーリン」
ダーリン「サム・・・」
サム「ありがとう。ダーリン」
ダーリン「さて、一週間の休暇と臨時のボーナスも出たし。二人で旅行に行こうか?」
サム「ダーリン。それが・・・その・・・・」
ダーリン「ん? どうしたんだい? サム?」
サム「実はね? ママが・・・その・・・・」
サム「ママが「ウリの活躍で契約できたのだから、ボーナスはウリの報酬ニダ」って持って行っちゃっ
たの・・・・・・」
ダーリン「ファビョーーーング」
408てぃむ:03/05/31 00:47 ID:9dzlt2bx
ジョークではなくコメディで申し訳ありません。

某有名コメディのパロディですだ。

長文、お目汚し失礼いたしました。