>>47 ああ、最後にしようと思ったけど一つだけ。
>核テロについてはよく言われる話ですが・・・
>思うに、核兵器ってロケット砲のように誰にでも輸送・管理・使用ができるものなんでしょうか?
単なる保管なら、多少の知識とマニュアルがあれば出来ます。
が、ちゃんと性能を維持しつつ、いつでも使えるようにしておくのは難しいかと。
放射性物質は、ご承知の通り自然に分解していきます。
特に反応性の高いプルトニウムは半減期が短い(それでも人の年齢くらいですが)ので
限定範囲用のものは、複数個同時に作って時々作動実験する必要があります。
濃縮ウラン爆弾(広島型)の方は、半減期上はもう少し有利ですので実験はいらないかもしれません。
いずれも超重金属を使用するため、異様に重くなります。
広島型(濃縮ウラン型)で4t、長崎型(プルトニウム型、現在広く使われている原爆の原型)で4.7tもあります。
通常の戦闘機に積まれているミサイル(ここではスパローを例にします)で約0.2t、先日のイラク戦争で
使われた巡航ミサイルトマホークで1.9tです。
ノドンは弾頭重量が最大1tと言われていますので、従って、よほどの技術力を持って小型化しない限り、
適切な運用は出来ないかと想像します。
最も、アメリカと並んで核先進国だったロシアからの技術流入があった場合、楽観はしない方がよろしいかと。
# わたしゃ相当楽観してますが(w