国際オリンピック委員会(IOC)は2日、2010年冬季
五輪に立候補しているザルツブルク(オーストリア)、バンクーバー(カナダ)、平昌
(ピョンチャン)(韓国)の3都市に対する評価委員会報告書を発表した。
評価委(ハイベルク委員長)は3都市のランク付けはしなかったが、報告書の内容では、
新施設建設計画など主要点でマイナス評価を受けた平昌に対し、バンクーバーとザルツ
ブルクが先行している。
また、これまで最有力候補と見られていたザルツブルクについて、強い政府・世論の強い
支持などが高く評価される一方で、宿泊施設のコストの高さなどの「懸念」も表明されたた
め、報告書上ではバンクーバーとほぼ横並びであることが浮き彫りになった。
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20030502i515.htm