>>463 日経産業はあまり一般的ではないから誰かが持ってこないとね。
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電子大攻勢(1)安く作り30%高く売る(サムスンはどこまで強いか)
2003/06/16 (日経産業新聞)
サムスンは一貫した大型投資で、世界のメモリー市場でのシェアを一段と高めている。
主要製品の二〇〇二年の世界シェアはDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込
み読み出しメモリー)が三二%で断然トップ。SRAM(記憶保持動作が不要な随時
書き込み読み出しメモリー)も首位を守った。さらにフラッシュメモリー(電気的に
一括消去・再書き込み可能なメモリー)でも二位に浮上した。
投資がライバル各社より早く、量産開始も早い。このためコストダウンも進み「同
じ製品でもコストは他社より三〇%は低い」(李潤雨半導体総括社長)。世界の多く
の半導体大手が相次ぎ赤字に転落する中、圧倒的なコスト競争力をテコにサムスンは
二〇〇二年も半導体分野で三兆八千二百億ウォンの利益を確保した。
もう一つの強さは、投資が早いだけ高付加価値製品へのシフトも早いことだ。野村
証券金融研究所の石原昇主任研究員は「同じDRAMでも毎年戦略商品を変えてい
る」と指摘する。二〇〇〇年はサーバー向け「EDO」、二〇〇一年は高性能パソコ
ン向け「ラムバス」、二〇〇二年は高速の「DDR」といった具合だ。日本や台湾勢
の量産が追いつくと、すぐに一歩先に進んでしまう。