483 :
○:03/06/04 22:22 ID:LH3tORx4
>>482 自分も立ち読みしましたが、なんか「日本は北に植民地時代の生産をしてないのよ」とか魔法少女が言ってましたが……
484 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/04 22:26 ID:JHosMctI
【新しい歴史教科書を「つくる会」が問う日本のビジョン】
新しい歴史教科書をつくる会編、2003.5
■内容説明
戦後の負の遺産をどう乗り越え、未来を築き上げるか。教育の荒廃、日米関
係、日韓問題、拉致事件…「つくる会」の闘いは終わらない! 2002年の
活動成果を結集した「つくる会」本第4弾。
---
金完燮の講演も入ってます。
485 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/04 22:36 ID:JHosMctI
>>483 そうそう。日本関連は自虐史観だったねー。
だからハン板も紹介できないわけだ。
ねらいとしては、「在日が北の悪印象を弱めようとした」というところ
かな。金父子の神話も嘘と言ってるけどギャグにしてるし。
>>484 麻生太郎は日韓で共通の歴史認識はできないと言っていたが、金完燮は
できるといっていたなぁ。韓国の自尊史観と日本の自虐史観で。
486 :
○:03/06/04 22:45 ID:LH3tORx4
>>485 なんかアニメ絵で誤魔化されそうですが、ちょっとアレでしたね。
この本よりは、絵は下手だけれど、『拉致の悲劇 日朝交渉への気概を問う』(畠奈津子/高木書房)の方を、人にはお勧めしたいです。
487 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/04 23:20 ID:JHosMctI
【ヒカルの碁 22 打倒高永夏】ほった ゆみ原作、小畑 健漫画、梅沢 由香里監修
(ジャンプ・コミックス)2003.6
ほったゆみ・・・なんかヒントくれよー。
えーと。今度、韓国語習おう、というのがそれかな?
>>482 その本らしきものを立ち読みしたんですが、新右翼の鈴木氏が、「拉致被
害者5人を北に返さなかったのは失策だ」的な妄言を吐いていた対談があ
ったので、むかついて棚に戻してしまいました。
489 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/05 22:20 ID:CVC51c+m
【金正日が愛した女たち―金正男の従兄が明かすロイヤルファミリーの豪奢な日々】
・李 韓永【著】《イ ハニョン》・浅田 修【訳】徳間書店 (2003-04-15出版)
北朝鮮映画界のトップ女優が金正日との間に正男を産んだとき、一族の運命は
大きな変転をはじめた。
百万ドルのバースデイ・プレゼント、夜毎の淫らな饗宴。
正男の従兄として十年をその傍で過ごした著者が語る、金一族の虚飾の日々。
第1部 金正日・金正男の真実
第2部 孤独なファミリー
第3部 北朝鮮権力層の昼と夜
第4部 韓国で生きる
第5部 夢と挫折
第6部 母への思い
490 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/05 22:35 ID:CVC51c+m
491 :
:03/06/05 22:43 ID:nXcmfLfq
>>477 やっぱり出版社の影響ってのもあるのでは?
古田博司なども筑摩書房の『朝鮮民族を読み解く』と岩波の『東アジアの思想風景』、微妙に違う気がする。特に、韓国人そのものより日本について。
筑摩だって右というよりはちょっと左っぽいが、岩波だと著者が出版社に気がねするということなのか、あるいは圧力を受けるのか?
492 :
===嫌韓派の集会■6月12日■===:03/06/06 15:44 ID:MHQa7inJ
493 :
地象2号 ◆vdwPCT2GkM :03/06/06 19:44 ID:w8xJ1FHy
494 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/06 22:55 ID:07mtkAqh
>>493 ご報告ありがとうございました。
第三書架もよろしくお願いします。
496 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/06 23:33 ID:07mtkAqh
世界最大の独ブックフェアで韓国が2005年の「テーマ国」に
http://japanese.joins.com/html/2003/0606/20030606184753400.html ドイツフランクフルト・ブックフェアで韓国が2005年のテーマ国に選ば
れた。ソウル・ブックフェア出席のため訪韓したフランクフルト・ブックフェ
ア組織委員会のホルガ・イェリン副委員長は6日、「テーマ国を韓国に決定し
た」とし「7〜8月中に正式契約書を交わす」と大韓出版文化協会側に提案した。
テーマ国に選ばれれば参加国が110カ国、訪問客数20万人と推算される
世界最大規模のこのブックフェアで、韓国館という別途の展示空間を持つこと
ができる。 これで韓国はアジア圏国家では日本に続いて2番目のテーマ国となる。
日本の場合1990年フランクフルト・ブックフェアのテーマ国に選ばれた後
の94年に大江健三郎氏がノーベル文学賞を受賞、昨年イムレ・ケルテース氏
がノーベル文化賞を受賞したハンガリーも99年、テーマ国になっている。 フ
ランクフルト・ブックフェアのテーマ国となり自国の高い文学水準を世界の人
に伝えたことがノーベル賞につながる契機になった。
497 :
:03/06/07 00:50 ID:K8/b7hIK
「自国の」高い文学水準、ねぇ……。
書き手の存在はもちろんなんだけど、
読み手の豊かさも同時に存在してこそ、
「国として」高い水準と言えると思うんだけどね。
国民全体が読むことに慣れ親しんでいるようなさ。
498 :
:03/06/07 03:41 ID:PxIcH83n
し! _ -── ‐- 、 , -─-、 -‐─_ノ
ア ギ // ̄> ´  ̄  ̄ `ヽ Y , ´ ). ア ギ
ア ャ L_ / / ヽ ア ャ
ア ア / ' ' i ア ア
ア ア / / く ア ア
ア ア l ,ィ/! / /l/!,l /厶, !! ア
ア ア i ,.lrH‐|'| /‐!-Lハ_ l /-!'|/l /`'メ、_iヽ
ア ア l | |_|_|_|/| / /__!__ |/!トi i/-- 、 レ!/ / ,-- レ、⌒Y⌒ヽ
ア ア _ゝ|/'/⌒ヽ ヽト、|/ '/ ̄`ヾ 、ヽト、N'/⌒ヾ (●) ,イ ̄`ヾ,ノ!
ア ア 「 l (●)(●) (●) ′ | | |(●)L! (●)(●) リ
ア ヽ | ヽ__(●) (●)、ヽ シ(●)! ! |ヽ_、ソ, (●)(●)(●)_ノ _ノ
-┐ ,√ ! (●)(●)(●)(●) リ l !  ̄ (●)(●)  ̄ 7/
レ'⌒ヽ/ ! | (●)〈(●)(●) _人__人ノ_ i(●)く(●)(●)(●) //!
人_,、ノL_,iノ! /! ヽ(●)r─‐- 、 「 L_ヽ r─‐- 、(●)u(●)/
/ / lト、 \ ヽ, -‐┤ ノ ギ 了\ ヽ, -‐┤(●)(●)/
ア ギ { / ヽ,ト、ヽ/!`hノ ) ャ |/! 「ヽ, `ー /) _ ‐'
ア ャ ヽ/ r-、‐' // / |-‐ く ア > / / `'//-‐、 /
ア ア > /\\// / /ヽ_ ! ア ( / / // / `ァ-‐ '
ア ア / /! ヽ(●) レ'/ ノ ア >●)∠-‐  ̄ノヽ /
{ i l !(●)●/ フ ア / (●)-‐ / ̄/〉 〈 \ /
499 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/07 22:45 ID:nUde1kwV
今週の週刊金曜日 第462号 2003年06月06日
http://www.kinyobi.co.jp/KTools/mokuji_pt?v=vol462 P4.金曜アンテナ
「浮島丸事件」で原告が逆転敗訴(粟野仁雄)
P74.投書
『朝日新聞』の呆れた「調査結果」(櫻井直人)
北朝鮮への「経済制裁」がもたらすもの(小谷喜典)
P77.論争
多様な民族性を日本人はどうみるか(ハーワード=フレンチ)
---
今週もあまりありませんでした。
櫻井直人の投書は、もはや「朝日」も信用できない。あと信用できるのは
「週刊金曜日」だけだ。と言っています。ばかですか。
500 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/07 22:51 ID:nUde1kwV
【謀略・日本赤十字―北朝鮮「帰国事業」の深層】張 明秀 (著)、五月書房(2003/04)
内容
朝鮮総連をはじめ、各団体が取り組んだ在日朝鮮人の「帰国事業」。それは在
日朝鮮人の追放、民族浄化を目的とする日本赤十字社の謀略だった-。表向きの
名目に隠された「帰国事業」の真相を元活動家が明らかにする。
第1章 「帰国者」を待ち受けていた地獄(在日同胞を地獄へ送った私の「帰国事業」
続出した帰国者の行方不明 ほか)
第2章 日本赤十字に秘められた在日朝鮮人迫放の牙(日赤が仕掛けた罠
北朝鮮赤十字の要求と狙い ほか)
第3章 赤十字国際委員会の非人道的行為(「帰国運動」に慌てた韓国
韓国政府の対応策 ほか)
第4章 在日朝鮮人迫放の下手人たち(日赤の罠にかかった金日成
大宅賞受賞者・萩原遼の深い霧 ほか)
501 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/08 21:54 ID:xmg0OoHx
李賢世氏の『天国の神話』第4部が出版
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/06/08/20030608000016.html 「『天国の神話』の第4部は、神の時代を終えて人間の時代を開く物語です。
誰もが避ける上古史を敢えて扱った勇気は、私の中に理由もなくうごめく、韓
国古来のものに対する“憧れ”のためでしょう。どうかこの憧れが私一人だけ
のものではないことを祈ります」
李賢世(イ・ヒョンセ/47)氏の『天国の神話』(チョウンセイサン)の
第16巻が出版された。わいせつだということで物議を醸し、5年間におよぶ
法廷での争いの末、今年初めに無罪の判決を受けたこの作家は、その後、意慾
的に「神話的な想像力」を誌面にぶつけてきた。
韓民族の倍達(ペダル)族と中国漢族の龍族の葛藤と対立を通じて韓国の先
祖たちを描く「漫画上古史」だ。今回の16巻に付けられたサブタイトルは
『第4部 神々の黄昏−潛龍』。
502 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/08 21:55 ID:xmg0OoHx
熊を崇拝する人間の国「熊心国」を平定するために出兵する檀君の父
「檀雄(ファンウ)居弗檀(コブルダン)」が、今回の巻で主人公とし
て登場する。熊をトーテムとして崇拝する人間部族と「無所不為」の神
の国との間で起こる戦争ファンタジーが、読者の目を釘付けにする。
故意に無能を演じる檀雄が、仮面を脱いで自分の隠された能力を見せ
る戦闘場面は、この本の漫画的な楽しさがどのレベルにあるかを十分に
見せてくれる。人間として彼と結婚することになる熊心国の姫、クムダ
ルレが「鳥籠に閉じ込められた鳳凰が蒼天を飛ぶためなら、カラスの真
似もしてみせる」と言った台詞が理解できる瞬間だ。
李氏は「天国の神話の登場人物たちは、英雄伝や偉人伝の人物たちと
はまったく違う」としながら、「生きるための欲望にもがく人間と神々
の予測不可能な生を描くのが目標」と語った。
503 :
:03/06/08 22:24 ID:BwBdM1jL
>>491 >古田博司なども筑摩書房の『朝鮮民族を読み解く』と岩波の『東アジアの思想風景』、微妙に違う気がする。特に、韓国人そのものより日本について。
>筑摩だって右というよりはちょっと左っぽいが、岩波だと著者が出版社に気がねするということなのか、あるいは圧力を受けるのか?
あの2冊の雰囲気の違いは書かれた時期にもよるのでないかと思う。
IMF以後日韓不景気時代 の『東アジアの思想風景』はかなり悲観的。
あと『東アジアの思想風景』の日本的な教養主義自体が崩壊しているという主張は、
岩波でいっちゃまずいだろうと思われるが…
504 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/09 21:25 ID:/NlayRd2
505 :
491:03/06/09 21:44 ID:HcAr9x1d
>>503 ああそういう風に取られちゃいましたか。
「東アジア…」の方が日本が過去悪い事をした、みたいな文章、チラってながら出てくるような気がしたということを言ったつもりだったのだけど。
でもまあ、気のせいかも。
506 :
503:03/06/10 01:43 ID:aMiPkvlv
>>491 失礼、日本に関してでしたね。
こちらも読み返したりはしなかったので、そういう表現があるやもしれません。
507 :
:03/06/10 11:38 ID:V3lOoxng
「日韓共鳴二千年史」名越二荒之助編著 明成社 (ヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞)
※本書は「日韓2000年の真実」を改題、一部訂正加筆し復刊したものです
ガイシュツだったらスマソ。
508 :
507:03/06/10 12:00 ID:51gbbfUF
極東板でガイシュツだった...
_, ._
( ゚ Д゚)
( つ O ガシャ
と_)_) __
(__()、;.o:。
゚*・:.。
509 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/10 20:40 ID:2q8hnVZ+
関連スレたちました。
---
【謀略】帰国事業は民族浄化だった【悲劇】
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1054960517/l50 1 名前:( ´・ω・) 03/06/07 13:35 ID:/T7g6+MP
北朝鮮崩壊をにらんでか、
帰国事業の悲劇は日本の責任と明言した本が出た。
そうかなあ?金日成は騙されたなんて、
そういう問題か?
誹謗中傷排除で議論願いまつ。
------------------------------------------
謀略・日本赤十字―北朝鮮「帰国事業」の深層
張 明秀 (著)五月書房 2003年4月刊
>>508 当スレでももちろん既出ですが、当スレは初出・既出を問わないのでOKです。
またご感想などお聞かせ下さい。
511 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/11 22:02 ID:fsBW6oDY
512 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/11 22:07 ID:fsBW6oDY
―この小説はそうした歴史的証言と作家の想像力の産物である虚構の間
で、どういう境界があるのか?
「小さなエピソードひとつを取っても、私が考えた資料がないほど
だ。時には場面ひとつも資料にそのままあるものだ。取材した歴史的な
事実をどういう構想で結び付けるのか、どれだけ生硬にならずに小説に
溶け込ませるかが最も難しい問題だったに過ぎない。戦時日本の生活像
も幅広く描こうとした」
---
また小説を事実化しようとしているようだ。
513 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/12 23:45 ID:z5c66Pia
【韓国モデル 金融再生の鍵】根本直子 著、中公新書ラクレ、2003/06出版
ダイナミックに変化する「韓国モデル」は、旧いしがらみから脱却できず問題
を抱えたまま行き詰まっている日本に、解決の手がかりを与えてくれる―。日
本以上に深刻だった1997、98年の危機を乗り切った韓国の、成功のポイ
ントとは。外資導入の結果、起きたことは。韓国の金融再生を現場で観察して
きた著者が、冷静かつ具体的に分析する。本書は韓国の金融改革のエッセンス
を伝え、日本との対比によって、日本の改善すべき点を明示した秀作である。
514 :
:03/06/12 23:52 ID:AjckXGY3
>>513 金融危機は乗り切れなかっただろ。
IMF管理と欠食児童が大問題になったのに。
515 :
:03/06/13 21:36 ID:ai5pRxwI
保守
516 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/13 23:47 ID:122aLA6O
【 アンクルトムズ・ケビンの幽霊 】池永陽・著<角川書店・1300円>
川本三郎・評
http://www.mainichi.co.jp/life/dokusho/2003/0608/03.html 昭和三十年代、岐阜の山奥に、マンガン鉱山があった。「私」はそこで育っ
た。鉱夫だった父親は肺を病んで死に、賄婦(まかないふ)として働いた母親
に育てられた。
その鉱山に朝鮮人の母娘がやって来る。日本人の鉱夫たちも貧しかったが、
母娘はもっと貧しく、「アンクル・トムの小屋」のような掘立て小屋に住む。
「私」は一つ年上の中学三年生のスーインと親しくなる。二人でひそかに会
うようになる。彼女は大事にしているハーモニカで日本の唱歌やブルースを吹
いてくれた。「私」は彼女に心惹かれた。もしかしたらそれは初恋だったのか
もしれない。
517 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/13 23:49 ID:122aLA6O
しかし、鉱山では母娘への差別が強くなる。米を盗んだ。犬を食べた。
「私」は周囲の差別に負け、スーインを遠ざけるようになった。やがて母
娘は北朝鮮へと帰っていった。「私」のなかにスーインを遠ざけたことが
原罪のような重荷として残った。
最後、「私」はスーインに詫(わ)びるかのようにかつての鉱山へと旅
に出る。そして廃墟となった小屋にたどり着き、そこで思いもかけな
かった置き手紙を見つける。三十年以上も前の。そこには――。
北朝鮮への帰国の悲劇は、決して彼らだけの問題ではなく、それを見
送ったわれわれの問題でもあったことが痛く迫ってくる。不法入国のタ
イの若者たちの問題がわれわれと関わってくるように。
518 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/13 23:57 ID:122aLA6O
>>517 「それを見送ったわれわれ」って朝日の記者仲間のこと?
なわけないだろうけど。
●川本三郎氏(評論家)
1944年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、朝日新聞者社に入社。
「週刊朝日」「朝日ジャーナル」記者として活躍し、73年にフリーとなる。
519 :
:03/06/14 01:16 ID:T/uyeWci
>>518 最近は帰国事業までも、異民族を厄介払いしただの、
差別から来る事実上の追放だっただの言い出したからねえ・・・日本の原罪にされつつある。
そのうち、それは民族浄化だった、とか言われるようにならないか心配だよ。
520 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/14 20:57 ID:+a3PW0D8
今週の週刊金曜日 第463号 2003年06月13日
http://www.kinyobi.co.jp/KTools/mokuji_pt?v=vol463 P28.多国間協議で平壌宣言を甦らせよう(姜 尚 中)
P30.切り捨てられた戦後補償の訴え(梁 澄 子)
P33.連続講座「歴史認識と東アジア」第5回
教育基本法改悪を狙う宗教右翼勢力(上杉聰)
P4.金曜アンテナ
誤報といじめの嵐の中で 「万景峰号」入港見合わせ(樋高昭)
北朝鮮問題の平和解決求め 日韓の学者・文化人が共同声明(成澤宗男)
521 :
○:03/06/14 23:01 ID:Q+MLH1JN
>『美しい日本の掲示板 インターネット掲示板の文化論』鈴木淳史/洋泉社/2003年06月
第1章 掲示板とは何か
第2章 掲示板のしくみ
第3章 掲示板は日本文化である
第4章 マス・メディアと掲示板
終章 掲示板のつきあい方
朝鮮ネタというよりも、表メディアと掲示板の関係を語る為のネタとして、第4章でWCの事にちらっと触れています。
それ程突っ込んだメディア論ではないし、文体が嫌いな人は読みづらいかも。
522 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/15 00:18 ID:HleWhxeU
【イラクから北朝鮮へ―「妄想」の戦争 】・姜 尚中・酒井 啓子【著】
・日本弁護士連合会【編】
第1章 対談 アメリカの『正義』日本の『有事』
第2章 姜尚中インタビュー イラクから北朝鮮へ
■内容説明
もし北朝鮮が第2のイラクになれば、アメリカの妄想の戦争は歯止めなく拡大
していくに違いない。戦争ではなく平和を選択するにはどうしたらいいのか。
2003年3月に弁護士会館で開催された市民集会での対談をメインに収録。
---
姜 尚中は最近とばしてるなぁ。「妄想」の戦争ってのは姜氏が米国の戦争
について言う言葉。だが、妄想度が高い北朝鮮の方を擁護していては・・。
523 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/15 18:11 ID:HleWhxeU
◆鬼哭シュウシュウ 辛淑玉著
http://www.yomiuri.co.jp/bookstand/syohyou/20030615ii04.htm 亡霊とは著者自身のことかもしれぬ。「鬼哭啾啾(きこくしゅうしゅう)」と
は、「亡霊が恨めしさにしくしくと泣く声が聞こえるさま」(広辞苑)を言う
そうだが、読んでいると、ときどきテレビで見かける著者の切りつけるような
眼差しと、それとは正反対の、迷子になった少女のようなまなじりを思い出し
た。冒頭の一節からして悽愴(せいそう)の気に満ちている。
「人が死んで嬉(うれ)しかったことがある。/知らせを受けたときの、な
んとも言えぬほどの解放感、安堵(あんど)感、そして、いくばくかの表現で
きぬ哀しみ……。/「これで何でも語れる」/そう思った」
524 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/15 18:13 ID:HleWhxeU
「在日」として生まれ育った辛淑玉は、本書ではじめて自分と家族の
真実の物語を暴露している。「一緒に死のう」と母に言われ、素直に従
う少女時代。2度、帰還船に乗ろうとしたが、いずれも寸前で断念。日
本学校から朝鮮学校に移れば「パンチョッパリ(半日本人)」と蔑(さ
げす)まれ、もどった日本学校は「静かな処刑場」。そうして彼女は、
在日では日本企業に就職できぬと知り、たとえ「北」が「楽園天国」で
ないとしても、日本よりはましだろうと思い定めて帰還船に乗り込もう
と決意する……。
「私の足もとには、数え切れないほどの朝鮮人の涙と血と命が幾重に
も折り重なっている」
そのおびただしい声こそ「鬼哭啾啾」なのだろうが、差別や貧困と闘
いながら逞(たくま)しく疾駆してきた彼女の、殺意と悲しみの声でも
あろう。宿命と運命に翻弄(ほんろう)されてもなお生き抜こうとした
家族の記録として、貴重な一書である。
525 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/15 18:20 ID:HleWhxeU
【許浚(上・下 ) 】李恩成・著<桐原書店・各1900円>
http://www.mainichi.co.jp/life/dokusho/2003/0608/11.html 李氏朝鮮時代の著名な医学書「東医宝鑑」を著した医師・許浚(ホジュ
ン)を題材にした大河小説である。被差別民から医師として身を起こ
し、病に苦しむ民衆のために奔走した。そして、宮廷医の最高位にまで
上りつめた。
韓国で92年に出版された原著は300万部の大ベストセラーとな
り、テレビドラマ化されて60%という驚異的な視聴率を記録した。上
下巻合わせて1000ページを超える大著だが、ストーリーの展開がド
ラマチックで、理屈ぬきに面白い。
本書の真髄は、醜さや弱さを含めた李朝人の心性を赤裸々に描いたこ
とだろう。「医の正義」をヒューマンなタッチで追求したことも、共感
を呼ぶ。日韓新時代を迎え、隣国の歴史と人々の息づかいが国境を越え
て伝わってくる。
526 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/15 23:15 ID:HleWhxeU
527 :
puku:03/06/15 23:23 ID:wU2nNKpM
528 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/16 21:37 ID:Hi+jh2U0
>>525 GW頃購入して、少しずつ読み進めています。
(忙しくて、イッキ読みできない…)
著者は在日2世(1945年韓国に帰国)の方だそうです。
ついでに、帯に「許浚のホームページ」なる物が書いてあったので
参考までに貼ってみます。
ttp://www.yuishobo.com
530 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/16 23:13 ID:Hi+jh2U0
【朝鮮の歴史がわかる100章】朴垠鳳著、文純実訳、姜明姫訳 明石書店2003.06
原始時代から1993年の文民政権スタートに至るまでの朝鮮の歴史で転機になっ
たと考えられる100の事件を、主題別にわかりやすく叙述。朝鮮半島で生きてき
た人々に焦点を当て、生き生きとした姿を再現する。
【著者紹介】
〈朴〉1960年ソウル生まれ。高麗大学校史学科卒業。女性団体、労働問題相談
所などで働いた後、現在は執筆活動に専念。著書に「朝鮮・韓国近現代史事
典」などがある。
---
前書きで朝鮮の歴史は悲しい話が多く、おもしろくない。それは日帝のせい。
5000年の歴史がわずか35年のせいでつまらなくなっているとは。
531 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :03/06/17 21:34 ID:D8vvRIwY
532 :
蚯蚓 ◆gu7/rPtdAY :
【哭きの文化人類学 もう一つの韓国文化論(遊学叢書 31)】
崔 吉城著、舘野 晰訳、勉誠出版2003.6
■内容説明
人まえで大泣きする韓国人と、人まえで涙をこらえる日本人。この違いはどこ
からくるのか? フィールドワークのベテランが語る泣きの比較文化論。韓国
語による著書「韓国人の泣き」を基礎に、新たに再構成する。
■著者紹介
〈崔〉1940年韓国生まれ。国立ソウル大学校師範大学卒業。筑波大学歴
史・人類系文学博士。現在、広島大学総合科学部教授。著書に「恨の人類学」など。