>>512 2001年の半導体部門の売上総額がちょうど8000億円。
内訳は、メモリー暴落前の第一四半期で、メモリー:制御チップ:液晶=4:1:1
でしたね。通年では3.5:1:1くらいになってるかもしれません。
昨年のサムスンの出荷ビット数と出荷額から計算すると、
2001年平均で128Mb換算で1個6jで売った計算になります。
それに対して、今は年初から4j前後で安定してますから、去年のシェア20%に
対して、今年30%をキープしたとして、今年全く値下がりしなかったら
去年と同じ8000億円くらいは行くでしょう。
(WINXPデビューによるパソコンメーカーの搭載量増は一段落して今後大きな変化は
みこめませんし、ペケBOX特需もピークを過ぎたでしょうし、今後値上がり要因は
見込めません。逆に、サムスン・ハイニックスが次の借金返済期限前の投げ売りを
始めない限り去年のような暴落も望めないでしょう。)
50%の4000億円を設備に投資するというのは、サムスンとしては珍しくありません。
世界的には20%というのが常識だそうで、50%も設備にぶっこめば当然赤字になりますが。
サムスンの半導体事業に限って言えば、設備投資が50%以上、利益が約30%なので、
残り20%以下で原料代・輸送費・企業体の維持運営費を全てまかなっている計算か…
ってムリムリ。ウリナラマジックにはプリンセステンコーもかないませんね。