◆ 本日の三国人犯罪/第三犯 ◆

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3月9日 新潟商銀元理事長ら提訴


管財人「パチンコ会社へ情実融資」
一昨年八月に破たんした新潟商銀信用組合(本店・新潟市)
の金融整理管財人は八日、「東京都内のパチンコ店経営会
社に対する情実融資で損害を受けた」として、同信組の権泰
珠元理事長(63)と李日出元専務(67)を相手取り、総額二
億円の損害賠償を求める訴えを新潟地裁に起こした。

訴えによると、権元理事長は一九九四年十二月―九五年五
月、同信組理事が買収した東京都内のパチンコ店経営会社
の、二号店出店のための用地買収費用として、回収の見込み
のないまま、三回にわたり総額約五億九千二百万円を不正に
融資。このうち少なくとも約三億九千八百万円が回収不能とな
っている。

県内に店舗がない同社は組合員の資格がないため、権元
理事長は三回中二回の計一億七千二百十万円を、理事会の
承認を得ずに自分名義で借り入れた。その後、自宅を同社支
店と登記して組合員資格を仮装し、同社に融資。同社社長に
就任していた時期もあった。

同信組の当時の一融資先に対する融資限度額は一億五千
万円前後だったが、同社関連の融資総額は最高時で約九億
五千万円に上った。同社は一昨年七月に民事再生法の適用
を申請。総額六億八千五百万円が回収不能となり、同信組破
たんの一因となったとされる。管財人側は「明らかな情実融
資」と指摘。李元専務についても、代表権を持つ理事としての
監視義務違反があったとしている。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news002.htm